バロンコダマヘビ(ブルーファンタジア) (Philodryas baroni )  2010.04

 管理人がヘビ飼育に好んで使う床材のひとつであるところのGマルチですが、別に三万円以上になるようにまとめ買いしなくても、近所の園芸店で取り寄せが可能であることが判明しました。

 いままでの苦労はいったい・・・・orz

 そういえば、ホームセンターでもけっこう取り扱っているところが多いらしいし(名前は違ったりするけれど、ともかく杉の樹皮を使ったマルチング材として売っているらしい~)、マイナーな筈はないのにあまり見掛けない品であるような気がしていたのですが、一見取り扱いがないように見えて、案外、いろいろなところで発注可能な品だったりするのかもしれませんですね。(ただ、うちの近くのホームセンターでは取り扱ってなかったし取り寄せも無理だったんですが)。

 しかし、Gマルチ、良いものは相当に細かい感じで良いのですが、ロットで当たり外れがある気がします。運が悪いと、木片っぽいものが混ざるので、使用時に選別したりしています。

 まぁ、グリーンパイソンなんかのパイソン系、イエローテールクリボー、シュウダ、スジオ、バロンコダマヘビあたりの大きい連中に使っているので、それほど問題にはならないような気もしますが……大きい連中は、誤飲しても大抵は平気、ということですが、でも、やっぱり木片は問題かなな。いままで経験はないですが、口に刺さっちゃうとえらいことになるやもしれませんし。樹皮だけならば誤飲しても問題はないように思いますが(餌にくっついて飲んじゃったとかあっても、ということ)。

 まぁ、木片が入っているようだったら、選別をしっかりやれば問題はないので、たいした問題ではないといえますし・・・・・・・普段はホント、樹皮オンリーで樹木の破片とか入ったことなかったので、選別も必要なかったんですが。今回のロットはホント外れだったようで。

 ムスラナあたりになると、少々待遇がVIPというか、大きさがまだ小さいこともあって誤飲が怖いので、よりしっかり選別したり、少々値は張りますが最近は極床なんてのを使ってます。この極床、杉の樹皮のマルチング材と、原材料を同じにしますが、ふんわりした状態はイメージとしてウッドパルプみたいなもので(それは言い過ぎかなぁ)、説明が難しいのですが面白い床材です。個人的にはGマルチを最初に使ったときぐらい衝撃なんですが、なかなか上手い説明が思いつきません……でも、いろいろな床材を使って来ましたけれど、けっこうこれはオススメです。

 でもなんですか、ウッドチップもそうですが、ヘビの飼育に土を使うのは、どうも国内ではメジャではないような気がするんですが、どうなんでしょう。
 僕の知り合いは基本的に土って人が多いので、そこまでマイナってこともないと思うのですが、そういう人たちが「みんな、なんか土で飼わないよねぇ」とこぼしているので、やっぱり少数派なのかな、と。

 汚れたときもそこだけ取り除けるので、便利だと思うのですが(パイソン系だとけっこうごっそり取り除かないといけないですが(苦笑) )

 まぁ、冷静に考えると、メンテナンスの効率を極限まで重視しないといけないぐらい数を飼育していることが問題なような気がしてきました(汗) でも、ウッドチップは効率の為ですが、土を使うのは湿度コントロール、ひいては皮膚を美しく育て上げるのが目的であって、メンテナンス効率は副次的なものであるという認識ですけれど。

 それに、思い返すに、数がいるからメンテナンス効率を重視したというよりは、

「なんかメンテがたいへん。楽したい~」→「メンテナンス効率を上げる」→「楽になった」→「アレ? いま余裕だし、もっと数をキープできるんでわ?」→「もっと効率を、もっともっと効率を!」→「楽になったな~」→「じゃぁもっと飼えるんじゃね?」

 というひじょーにダメなスパイラルに陥って此処まで来てしまったような………

 ………………………………………効率だけを求めるのも、考え物かもしれませんね(遠い目)←この場合、この台詞は正しいんだろうか?