Conolophus pallidus (2017.01 Santa fe Island,Galapagos islands,Ecuador.)

 
ガラパゴスリクイグアナは現在は3種類いるのだとか。

そのうち一番最近の記載されたのが、発見されたのが1986年、記載されたのが2009年というガラパゴスピンクイグアナConolophus marthaeなのですが、こやつは最近ようやっと記載されたということからもわかりますが、イザベラ島の極々限られたエリアにしかいないそうで(Volcán Wolfのへん)、そもそも今回はイザベラ島に行ってませんし、そもそも生息地は観光で行って立ち入られるエリアではないみたいだし、個体数が極めて少ないこともあって厳重に保護されているそうで、まぁつまり普通の人がそこのエリアに行くのは無理って聞きました。

そんなわけで、普通に行って見られるのは2種類。Conolophus subcristatusと、サンタフェ島にいるこのイグアナ、Conolophus pallidus。サンタフェ島にしかいないので、それ目的でいかないと見られないといえば見られないですね。サンタフェ・リクイグアナとかになるんですかね。どうでもいいけど、ダーウィンの頃の島の呼び名と現在の島の名前が違うから、なんかごっちゃになっちゃいますねぇ。hoodensisっていうからhoodってどこだろうと思っていたらエスパニョーラ島のことだったし。

Conolophus subcristatusに比べると体の黄色の色合いが、学名にある通りに薄いです。あと、虹彩の色の違いがもっともわかりやすいのだと言われました。普通のが黄色であるのに対し、こちらは赤いのだとか……?
標本になっていたら、わからないでしょうね。

あいにくの雨で、これは見られないのでは……見られなかったら、また来ないといけないかもしれないなぁ、と危惧しましたが、しばらく探していたら遠くにいました。

が、これ以上は近づくことはできませんし(道から外れたらダメだから)、これは見た中に含めてよいものだろうか………なんかケツァールっぽい感じだぞ……いや、あれはまだ飛んでたからちゃんと見たけど、すぐ隠れられちゃったせいで見られるような写真がないってだけなんだけど、こっちは見たと言っていいのだろうか………普通のリクイグアナと差とかわかんかったし……とか思い始めていたのですが、さらに20分ぐらい歩いたところで、他の個体を数匹見られて、ほっとしました。

Conolophus pallidus (2017.01 Santa fe Island,Galapagos islands,Ecuador.)

水を飲むサンタフェリクイグアナさん。
あいにくの雨ではありましたが、そのかわりにこうして水を飲むリクイグアナの写真や動画が撮影できたわけで、ある意味ラッキーだったのかも。<それはさておき、瞳の色がわかる写真出しなさいよ!