Phelsuma klemmeri CB2017

少し前に知り合いと話していて、「現役のいちばん古いプラスティックの飼育ケースはどれぐらい古いか」という話になり、管理人の場合は15年ですかねぇ、という話をしたら、25年(23年だったかな?)ぐらいのがあるなぁ、という話を聞いて、いやはや……と思った今日この頃なのでした。

でもまぁ、物持ちが良いのはなにも悪いことではありませんよね。プラケはだんだん飴色になってきますけど、そんなの気にせず使えばいいっていうか、個人的にはそうなったのも味わい深くてじつはけっこう好きです。とはいえ、フタのほうが透明なプラケは、あれは飴色になりすぎると、強度が下がってパキパキ割れちゃうんでどうしようもないんですが。あれ、素材はなんでしたっけ……失念しましたが、いずれにせよ、なんかあれは比較するとやっぱ保たない印象ある(むろん紫外線あたる場合の話で、ちゃんと使えば問題はないですが。透明なほうが僕も好きではあります)

なんでこんな話をしたかっていうと、上の写真は100均の上がぱかって開くやつを改造して作ったやつなんですけど、接着の部分のホットボンド(たぶんエチレン酢酸ビニル)が、なかなか飴色になってるけど、こういうのも味じゃないですかね? ということでごまかせないかなと……まぁ、このへんは紫外線蛍光灯当てるから、どうしても劣化しやすいんですよねー。ポリプロピレンで作ってるこうしたケースは、紫外線当てちゃってると、まぁあと何年もつかなぁ、というところでしょうか。ホットボンドは、5年は使ってるかなと思いますけど、10年は厳しそうな気がする。根拠はあんまりない。

……まぁ、それはさておき、紫外線による劣化というのは無視できないところがあって、こういう100均ケースぐらいならいいんですが、力を入れて作ったビバリウムとかだと、10年やそこらで劣化するのは困りものですよね。管理人はヤドクガエルとかがメインなので、それほど紫外線は照射しておらず、10年かそこらでは困ったことにはなってませんが。まぁ紫外線を照射する場合は、コーキングに当たらないようにバックパネルをはめ込むとか、見える部分には部分には紫外線に耐久性のある素材を使うとか(例えばウレタン系ではなく変成シリコーン系を使うとか)、あるいは塗装するとか、そういう配慮をしたほうがいいんですかねー。まぁ紫外線当ててるのヒルヤモリぐらいだしな……

うちだといちばん古いビバリウムってどれぐらいなのかな。ええと、じゅうさ……うっ、きゅうにずつうが(現実逃避)