Talk log 2003 01


03-02-01

 二月です。世界平和とかを考えつつ ( 「せかいへいわ、ってなんだろう〜」とか ) 松露饅頭を食べつつ緑茶を飲んでいたりします。
 松露饅頭はなかなかに美味しい。久々のヒットですよ。やはり和菓子はいい。豆を使っているところがとてもよいです。鶏卵を使ってる製品があるのが悲しきところではありますが(僕はあんまり卵好きじゃない)……豆は僕のような肝臓の悪い人間にもよいらしいので、食事の代わりに饅頭を一つ食べてます(ちなみに松露饅頭は一個の大きさが直径3cmぐらい)。

 甘いものを食べるときの緑茶は、やや渋みのあるものがよいのはご周知の通りです。しかし、程よく苦みが出る60〜70℃(茶葉により違う)にしようにも、この寒さでは飲む前に冷めきってしまうことが良くあります。急須と湯飲みを予めお湯で温めておくのは常識と言えるでしょう。

 でも、そんなことに関係なく、誰かが淹れてくれたお茶を飲みたいな〜とか思う今日この頃……

 そしてだんだん動かなくなっていく手とか、たまに見えなくなる目とかがやばい気がするので、ちょっと多めに寝ようと思います。外は花粉も飛んでるし……←ハメハメハ大王の子供バリの怠慢さ


03-02-02

 ここ数日気分がイマイチ良くなかったので、ロックとテクノ(偏ってるロックとテクノかもしれないけど)を中心にCDを聞いていたのですが……

 気づくと、この前まで五月蠅いぐらいに鳴いていたキオビがすっかり鳴かなくなってました。

 …………ホントに音楽に影響されんのか?????(汗)

 (そうだとすると、刺激のある音楽はこれから聴けないということですかぁ〜!?)


03-02-03

 図書館が欲しいです。

 唐突に何を? と思われるかもしれませんが、此処に書かれる独り言が唐突で支離滅裂で意味不明なのは毎度のことなのであまり気にすべきではないと進言申し上げておきましょう。
 いや、先日ふと思ったのです。ああ、図書館が欲しい……と……(←基本的に馬鹿なことばかり考えている僕ですが、体調が微妙になってくるとますます意味不明なことばかり考えるようになるらしいです。ちょっと風邪気味なのですよ)。

 僕の中に於ける図書館というのは、最低でも五千坪ぐらいの敷地で高さが五階ぐらいあって、殴れば人を殺せそうな感じのハードカバー(勿論箔押し)の本が見渡す限りずらりと並び、上の方の本を取るに煙突掃除が出来るぐらいの梯子が必要……そんな図書館です。

 妥協せずに理想を言うなら、バベルの塔の如き図書館が欲しい。
 そして、日本語だけでなく、あらゆる言語の本が欲しいです(読めないけど)。
 完全言語の探求の一環として(まぁ、んなもん、あったとして人間には修めることが出来ないもんだろうと思いますが建前として)すべての言語を音声資料付きで、方言及び詩歌も音声資料で揃えて………古典や、音声資料がなくなった言語なんかも一通り。
 熱帯雨林の所有権を除けば、筆頭でそんな図書館があったらなぁと思います。

 ちなみにですね、マイクロフィルムもよいのですが、僕は紙媒体派なので、マイクロフィルムはあくまでバックアップです(っていうかマイクロフィルムは改竄出来るし)。

 まぁ、そんな図書館が本当にあったら、本を読むのに熱中しすぎてますます食事とか摂らなくなり倒れる可能性大ですが……

 人類が滅亡した後に、そんな図書館がぽつんと残ってる情景とかを想像するとゾクゾクしますね〜(←かなり病んでいるようです)
 図書館にバベルの塔を持ってくるのはおかしいと言われそうですが、現在の世界を見る限りそれが一番相応しい気もしますし……そもそも、バベルの原義も曖昧ですから。僕は別に基督教信者じゃないですからね。どっちかっていうと、僕は言葉の混乱よりも神々の集う家の方が好きなのです。それに、神と紙は式で掛かりますし(ますます謎)。

 人類滅亡後は、外観はそのまんま、ブリューゲルのバベルの塔みたいな感じで………あの絵は好きです、僕。明るい方も暗い方も、どっちも好き。
 あんな感じの図書館、誰か作ってくれないもんかな〜(総工費幾らぐらいになるのだろう?)


03-02-04

 なんか風邪ひいたっぽいです。

 だるい〜、あたまいたい〜、ねむい〜

 花粉症も来るしやってられません。

 それでもやってくる培地仕込みとコオロギの世話。あああああ。


03-02-07

 風邪と花粉症の中、襲いかかってくる頭痛をはね除けながら、トビムシの選別とかやってました。

 どういうことかと言うとですね、あっさりとトビムシ飼育容器の中にダニが出やがったのですよ。密閉容器なのに。何処から入ったというのか。

 兎に角ですね、過去、小さい入れ物を幾つも使ってトビムシを飼育していた頃はダニが入るといつの間にかダニがトビムシにすり替わるという感じだったのですが、今回は入れ物をちょっと大きくしたのでまだまだ余裕があります。トビムシもかなりの数に増えている。

 しかし、かといってピートごと移動したらダニがいっしょにくっついて来るのは必至――結果、どうするか?


「ピンセットで一匹ずつ移動」


 …………トビムシとは、1.5mm以下の小さい土壌昆虫でしてね……フフフ…………それを、竹のピンセットの小さいやつで、いっぴきいっぴき選別するのですよ。

 十匹をすぎるころになると手が痺れてきます
 二十匹を過ぎるころになると目眩がしてきます
 五十匹を過ぎるころになると涅槃が見えてきます
 百を超えたあたりから数えるのがイヤになってきます


 …………ああ、叫ぶ気力もない…………(これで結局全滅だった日には………)


03-02-08

 上下のバーを冬らしく雪なやつに変えてみました。二月と言えば雪ですし(?)
 このサイトは、どの項目もトップで四つに分かれるようになっているのですが、これは春夏秋冬で分けているのです。

 気づいている方も多いかと思います。春夏秋冬。一年の巡りですね。

 これには実は深い意味はなんにもありません(笑)
 ………なので、最近はやるのが面倒だし秋が見えづらいなぁとか思うしで、僕の中では大変無意味になってきております。どーでもいいやぁ、みたいな?

 そんな訳で、ヤドクガエルのページは春夏秋冬ではなくなってしまったのさ〜という話。まぁ、いずれ気が向いたら(というか、バーの画像に向くよい感じの画像が手に入ったら)春夏秋冬に戻すかもしれませんけどね……

 このデザインもそろそろ変え時かなぁとも思うのですが、新しいデザイン考えるのが面倒なので、当分はこのままで行くことになるでしょ〜


03-02-09

 昨日は久々に、ちょっと倒れてしまったりと色々ありました……

 夜に倒れたんですが、なにが原因だったのか。昼間に、実に久々に二十メートルほど全力疾走したからでしょうか。走った直後に一回ちゃんと(?)倒れといたんですが〜(正確には気持ち悪くて倒れそうになっただけで、文字通り倒れた訳ではない。顔色がやばかったらしく、周囲の人がとても優しかったけど(笑))

 取り敢えず、二十七メートルぐらいは走れるようになりたいなぁ、と思いました(微妙な数字)


03-02-10


 地下潜り計画発動中……

 後かたづけしてたら頭の上にモノが落っこちてきて、後頭部に直撃。

 意識が飛びそうになりましたがどうにか飛びませんでした。しかし、よわよわな僕なので、後頭部への打撃はかなり致命的ヒットですよ〜

 痛いのでこれ書きながら頭に氷乗っけてるわけですが……
 なんか、部屋片づけやる気なくなっちゃったな←よい口実になったと思ってるらしい


03-02-14

 ちょっと喘息できついですよ〜。まぁ、僕のはごくごく軽いヤツなんで、夜眠れないとか横になれないとか、そういうことはないのですが。腹式呼吸してるし。

 「人はなぜ美しいが分かるのか
 「里山再生
 「色の名前で読み解く日本史

 とか読みました。どれも短いです。最初のやつ、手にしてみて驚いたのは、これ哲学書らしい(帯にそないなコトが書いてある)。
 読み終わったけど、哲学かなぁ、これ?とか少し思った。まぁ、言うべきところは分からないでもない。一般的には哲学になるのかもしれません。ってーと、僕は日常的に哲学っぽいことを考えてることになるのでちょっと困るけど……(哲学者って、基本的に変人じゃないですか〜←半分は褒めコトバです)

 「天才の栄光と挫折-数学者列伝」の中で(左のは本ですが、教育テレビでやっていたのですよ)、藤原正彦氏が、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの故郷を訪れ、そこにある建築物の精密にして稠密な美しさに感動し、「ラマヌジャンのルーツは此処にあったのか」と納得する下りがあります(インド、一度行きたい)。氏曰く、天才は一代では生まれないと言います。其処には必ず、意識的無意識的の差こそあれ、過去の歴史の影響がある。
 芸術の美は、自然の写し絵であるし、ベートーヴェンはウィーンの森の中で作曲をしたと言いますし、武術のルーツは虫草鳥獣を模すところから始まったとされます(天狗やら神猿やら何やらから伝授されたり、蜻蛉の動きからひらめいたりしておる)。
 言うなれば、天才とは世界を模して何かを作る。
 その世界は現在であり、現在は過去の集積です。それは人工物だけではなく、自然物もまた然り――と言うより、広大な自然物からの、一部の抽出と精錬が人工というものかもしれません。そういう意味では、明確な区別は必要ないのかも。

 日本は天才が少なくなったと言われてますが、その理由はその辺にもあるのかもなぁ………なんて思ったりしないでもありません。よーするに、里山とかを大切にしようよ、ということですけどね。僕は美しいものにしか興味がないので(笑)
 「里山再生」を読んでみると、里山というのが現代で言うところの「自然保護」とは少し違ったらしい、ということに気づかされます。里山文化は自然でありながら人工物であり、人工物でありながらやはり自然であったようです。言うなれば、市町村サイズの“箱庭”、というか………
 これって、結構びっくりでした。今までの里山のイメージと少し違う。けれど、より感服しました、その管理技術に。

 近代工業の恩恵に与る身としては、安易に産業化を否定はしませんし、その技術力の高さ、開発者の発想力などには敬服します。が、それとは別に、そろそろ農業を含めた自然環境への見直しもしないとなーとか。まぁ、政府としては農業につぶれて欲しいらしく、そういう政策ばかりしてきた訳ですが。
 過去の方が常に現代より良かったということはありませんが、現代の方が常に過去よりも優れているということも有り得ないっぽいです。学問ですら、数百年を経て後退することがあるみたいですしね。

 特に最近、僕も含めて現代人の多くは、感受性や美意識の繊細さを失いつつあるよな〜、というのは常々感じていたことですが、「色の名前で読み解く日本史」の中の「滅紫(けしむらさき、と読むらしい)」の下りに、「ま、負けた……」という深い敗北感を感じてしまいました。
 よいですな、滅紫。くすんだ紫、なんて言う表現よりずっと風雅じゃないですか。

 和の色については、左上にも出してますが、「色見本の館」に色々出てますので、一度読んでみるとよいかもです。

 っていうか長いなぁ、今回。此処、そもそも来る人少ないんだし、これ読む人はさらに少なかろうに(苦笑)
 あ、「大江戸死体考」読むの忘れてた(これ、ちょっと読んだけどあんまりオススメではないかも……)。


03-02-15


 ぜんかい、むつかしいコトを考えたら、あたまがオーバーヒートしましたので、しばらくおやすみ。


03-02-17

 自分を悪人だと無意識にでも思っている人は、世の中の人間がみんな悪人に見える、と言います。
 自分を無意識にでもよい人間だと信じている人は、世の中の人間は捨てたもんじゃない、と思うのだそうです。

 この論法で行くと、「世の中の大半の人は普通だ」と思う僕は、普通な人間である、という結論が導けるような……


03-02-18

 前回のは、「よってこの論法は間違っている」が結論なのではなく、

 「よって、この論法は合ってるんじゃないかなぁ〜」というのが結論です。

 ここ最近、「平均睡眠時間、零〜二時間ちょい」 で生活していたら、今週、なんか体が重い……日曜日にちょっとミスって、かなり長く寝ていたんですがね……むむ〜


03-02-20

 昨日は、なかなかに最近見られないヤドクガエルを何種も見ることが出来て眼福の極みでした。見られただけで幸せという感じです。
 写真で見るのと、実物見るのとはやっぱり違いますな〜。

 そうそう、キガシラヒルヤモリことPhelsuma klemmeriも実物で見られてちょっと嬉しかったです。
 この種、海外サイトでも、鮮明な画像はそうそう沢山はない気がします。過去、日本にも入荷はあったようですが、数年振りではないでしょうか。
 個人的にはケペディアナヒルヤモリ/Phelsuma cepediana 以上に綺麗だと思いました。顔つきが可愛いところがマイナスポイント(ヒルヤモリの中で僕が好きなのは、目つきが悪い系の連中なのです)ですが、総合的にはよい感じです。

 残念ながらオスに偏っているように見受けられた(幼体で雌雄がイマイチ分からなかったのはメスだったかもですが)ので入手しませんでしたが。

 ちょっとヒルヤモリも色々殖やしてみたいところではありますね。安心だし(笑)
 僕は派手系はあまり好みでないので、Phelsuma guntheri とかPhelsuma mutabilis(綴り違うかも)みたいな色が茶色で、殖やしても誰もいらなさそうな連中とか殖やしてみたいかも〜

 オスに偏ってたと茶色と言えば、M.betsileo入手したのですが、今度入手したのもオスっぽい……同性じゃ繁殖出来ないじゃないですか……がくり……まぁ、僕の見る目がなくて、ペアであることを祈るかなぁ〜


03-02-21


 マレーシア・アースタイガーがこの上なくオスな予感……

 …………旅に出よう……

 そうそう、旅に出る前にぼやき。
 Ephebopus uatumanってのがスコープ岡山さんに入荷しているのですが……此って何者なのかというぼやき。
 ブルーファングことEphebopus cyanognathusと同種だよ〜、と言われたんですが、ぼやぼやとサイト巡りしたところ、前者はブラジル原産で、後者はフランス領ギアナだとか書いてあるんですが。
 リック・ウェスト氏のサイトでは、一応別々に紹介されていて、E.uatumanは、"Brazilian Blue Fang Skeleton"とか呼ばれてて紛らわしい限り……しかも、この学名でGuyana Emerald 'Skeleton'とかゆーのも出回っているんで、最早わけわからん(検索かけると微妙にあるのですよ、このインボイス)……ネット情報はイマイチ信憑性が微妙な部分が拭えませんなぁ(筆頭例:このサイト
 Ephebopusが載ってる洋書あったかな……う〜む。

 ん〜、日本タランチュラ協会のサイトでも別種になってるか……あああ、ますます訳分からないや。


03-02-23

 ちょっと貧血気味……………血の吐きすぎか、鉄のとらなさすぎか…………………

 とはいえ、吐血は量的には大したことないので、後者かな。最近、一日一食が板についてまして。


 WCゴラ来ました。よいねよいね。守り神として一匹必要というのは正しいですよ。
 咬まれると、一般人は痛かったりするだけでも、僕の場合はヤバイことになりそうなので、咬まれないようにしなきゃですな……(Poecilotheriaとかにも言えることだけど)


03-02-25

 チョット、倒れてました(笑)

 でも、インフルエンザではなく、風邪だったらしく、薬などをしたらまあまあ楽に。まだ多少辛いですが。

 今のところ、へらへらのほほんとして躱してます。くてくて……(←謎な擬音)
 


03-02-26


 楽になったかと思いきやフェイントだったらしくステキな感じに悪化中。

 ひさびさに生命の危機というヤツを感じております。(でもこんなの更新している)

 投薬のコンボでどうにか死線から復帰したり死線へ戻ったり復帰したり(←真似しないように)

 元気になる頃には体重が三sは減っているものと予測。