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2005/10/02

 アタカマ砂漠に行きたいです(←要JavaScript+ActiveX)

 唐突に出掛けてしまおうかなぁと本気で思ったのですが、予算が集まりませんでした。残念無念……

 いや………十月となると、なんか年も押し迫ってる感じがして非常に憂鬱になってしまいまして、気分を一掃する為にも出掛けたかったのですが………う〜む………( ̄〜 ̄;

 ま、集まらないものは何やっても集まらないですし、休みをいまとるのは極めて難しかったでしょうから、良かったのかもしれません。然し、来年は、何処かで遠くに出掛けたいものです。

 現時点で何となく漠然と行きたいなぁと思っているのは、薔薇の島ことロードス、イスタンブール、イタリアではローマとミラノ(欧州いったらついでに美術館巡りたいですが……)、マチュピチュ、ルーブル美術館、あとは東南アジアの何処か……ソロモン諸島あたりでしょうか。永世中立国と名乗ってるけど国際社会じゃあんまり認められてない(実情みてみりゃ当たり前ですが)コスタリカも悪くないけれども……

 アタカマは今年行かないなら数年待つしか無いですし………う〜ん、次のジュウシチネンゼミの発生はいつの予定でしたっけ? それを見据えて旅行資金も考えておかないと………アメリカは指紋をとられるのが面倒なので、早めにICチップ搭載のパスポートとか出てくれないものでしょうか。出てくれれば、それ登録して済ませてしまいたい気分です。アメリカも行きたい美術館が多いのですよね………

 加えて云うと、欧米に旅行すると僕は場所によっては殆ど食事が採れないので(苦笑:多分アメリカは何一つ食べられないでしょう(笑) )、或る程度体力をつけてから出掛けないと行けません………カロリーメイト生活は一週間が限界だと過去の経験から分かっていますしね………東南アジアは別な意味で食べられないかもしれませんが………

 そんな訳で、行き当たりばったり出掛けてる感じのある僕なのですが、結構下準備を前もって念入りにして出掛けているのだったりします。必要だからですが。
 海外の場合は一年ぐらい前から計画練って、それに向けて調整かけたりとか。ただ、出掛けるか出掛けないかは、飛行機を取る気になるかならないかによるので、計画立てても行かないことも少なくないのですが(例えば今年は年末行く予定だったけど、このまま行くと行きそうにない)。

 今回は珍しく、唐突に行きたくなったケースだったのですけども……ああ、唐突に思ったと言えば、なんか宇宙行きたくなってきたなぁ。宇宙空間から地球を見てみたい。

 十年前ならいざ知らず、現代に於いては比較的非現実的でもないかもしれません。取り敢えずアレですな、150億ぐらい稼がないとダメみたいですが。

 う〜ん、どーやったら150億稼げるのでしょうか………そう考えると、シュリーマンはすごいなぁと思ったりする今日この頃であります。

2005/10/03

 や〜、久々にバリアビリスが産卵していてちょっと嬉しい今日この頃です(とはいえ、此処半年は様子見してたんですが……産卵場所設置したのは、二週間か三週間ぐらい前になります。でも、嬉しいことは嬉しい)。

 まぁ、まだ無事発生するか、無事上陸するのかは分からないので、手放しでは喜べませんが………

 今回は、

・セラミクロンの空瓶(黄色い)
・フィルムケース(白)
・フィルムケース(黒)
・フィルムケースに黒いビニルテープを巻き付けたもの(底には貼らない)
・小さいタッパーの背の低いものに穴をあけて中を水で満たし周囲を黒ビニルで覆ったもの
・テラコッタの小さい鉢植えを割ったものを抱き合わせて隙間に水を満たしたもの
・三センチ×一センチ×深さ一センチぐらいのプラスティック容器の半分に蓋をしてそれをビニルテープで覆ったモノ

 を用意してみました。

 結果として、セラミクロンの空瓶(斜め30°ぐらい)に産卵していたのですが、経験上、テラコッタの鉢植えの中に生んでいたので、今回もそれかなと思っていたのでちょっと意外でした。フィルムケースにはもともと生まないだろうと思ってたのですが、一応入れてみた次第です。

 ベントリなんかだと好んで使う白いフィルムケースは、イミテーター・インターメディウスやバリアビリスはまず好まない気がします。垂直置き、斜め置きに関係なく、殆ど入っているのを見たことがありません(とはいえ、黒いビニルテープで捲いたフィルムケースには、インターメディウスが入ってましたが………)。当然産卵してたことはありません。

 個人的には、素直に植物で最初はやった方がよいとは思うのですが(笑)、まぁ色々試してみるのも一興かなと思っています。で、ダメだったやつを此処に書いたりしているわけですな。

 で、なんとなく、黒いビニルテープだけじゃなく、緑や黄色のビニルテープで覆ったフィルムケースだったら好まれるんじゃないかという気がしてきました。昔から色物がよいのではというのは言われてた事なのですが、試してなかったので、今度やってみるとしよう………そういえば、緑色のフィルムケースってのを手に入れてたのでした。

 まぁ本当に、結局のところ、植物で取り組むのが一番だとは思うのでありますけれども………

 え〜、あまりにもちょっと微妙なメールが多いので(日本的婉曲表現)、二日ほどメールアドレスを消してみることにしました。自動で送られてるなら、一日二日不通になってりゃ来なくなると思うので。そんな訳でwhiteforestのアドレスは二日ほど消えます。なんかメール送りたい方とかは、二日ほど待ってください。

 そういえば、先日テトラミンの使い方云々、といのを書いたのですが、あれはレプトミンの間違いでした。ははははは! やー、昨日みたらレプトミンと書いてあって、「ああ、そいやこれはレプトミンという名前だったか………通りで、書いた時に一抹の違和感があった訳だなぁ………」とか思ったり。

 そんな訳で、当サイトは僕しか管理してる人がいないから、普通に錯誤による誤謬が存在すると思うので、気になったらツッコミしてください。
 僕は、

「紅茶がいい?」
「いや、紅茶の方がいいな」
「? ………ダージリンだったよね?」
「ん、いや、紅茶はいまはいい」
「??? 緑茶がよいの?」
「うん。紅茶がいい。静岡土産があったでしょう、アレにしよう」
「……あのさ、紅茶と緑茶、どっち?」
「え? いやだから緑茶だよ」
「さっきまで、何度も紅茶がよいって言ってたけど……」
「…………え? あれ、そう?」
「…………うん、思い切り………」
「…………」
「…………」
「緑茶と言う意味の紅茶だったんだよ」
「…………」

 みたいな会話をナチュラルに繰り広げていますので(どっちが僕かは秘密です)。

 一応、個別頁は、公開前に自然何度も読みかえしているのですが、此処はそうでもないので、誤字チェックとか甘いですからね………


 ところで、誰かさんというのは誰だか分かりませんが、何処かで誰かがこんな会話をしたらしいですよ。

「……何故かわからないが、シロトビムシじゃなくてシロワラジムシが来た」
「あんたは昨日電話で注文するとき、シロワラジムシと言っていたよ?」
「え、まじ!?」
「うん、思い切り言ってた」
「…………」
「…………」

 記憶は定かではないですが慥か去年の春だったか夏だったかぐらいなので、どうやらその誰かは、一年半前とあまり変わってないようです。
 ああ、良かった。どうやら一年前と比べて何か悪化してるという訳ではないのですね。最近悪化しているのではないかと不安だったのですが、なんだ、随分前からそうならば別に心配することはないですな。ははは! …………あ、いや、僕の事だとは言いませんが。

2005/10/05

 奈良県立図書館で100万冊収納の自動書庫が完成したそうです(開館は十一月ですが)。制作は日本ファイリングこの辺のシステムの大規模なヤツなのでしょうか(紹介されてるのも十分大がかりですが………)。

 然し、百万冊ですか。どれぐらいの規模なのでしょうか。ちょっと考えてみました。

 我が家のケースだと、先月は本が百冊以上増えております。しかし、先月はまぁ少し多めだった気がします。普段はもう一寸少ない。文庫を読むかハードカバーを読むか、内容の重さだとか厚さだとか、前のを読みかえしたりするかで、結構変動するものなので。

 わたくしの年間書籍増加数を一ヶ月平均七十冊とし、十二ヶ月で換算すると840冊です。ってことはですね、十年で八千四百冊しか増えません。(とはいえ、年間購入金額を計算したら素で目眩がしました。レシートで全部計算しているのですが、こういう落とし穴があるとは………)

 取り敢えず十年後になっても、僕の蔵書は二万冊を越えない訳です(現時点では数えてませんが、数えている分と体積から推察するに、おそらく一万は無い筈<かなり好い加減ですが)。

 僕があと五十年生きるとしまして(此処に異論を挟まないように)、このペースで読んだとしても、六万冊しか読めないわけです。百年生きても十二万冊しか読めません。

 思ったのですが、それは少なすぎませんか………外国語の本は、読むのに時間掛かるし。常に僕は自分の終りを見据えて生きていたつもりでしたが、やはり惰性に傾いていたところがあるようです。あと六万冊程度しか読めないとは………う〜。

 そうなると、個人的には百年か二百年では全然退屈しないで済みそうです。千年生きても、漸く百二十万冊です。奈良県立図書館は制覇出来ますが、此は、国立国会図書館の関西館の書籍数より少ない数でしかありません。海外の書籍まで含めたら、どれ程か。

 まぁ、そんなに生きられる筈もなく、老いれば体力も減りますから読む量も激減するでしょうし、結局、残り読めるのは二万か三万程度と考えるのが妥当でしょうか。
 人生とは何かを楽しむには短すぎるものでありますな………まぁ、僕は俗っぽいですからね、二十年であろうと二百年であろうとどちらにしろ満足しないのでしょうが。

 そんな訳で、僕は本をもっと読む為に(端的に言えば一冊に掛ける時間を短くする為に)外国語をちょっと勉強することにしました。今までは勉強とかしてなかったのですが……効率上げていきませんとね………ああ、然し、外国語なんて、僕は一番好きじゃないジャンルだったんですがね………

 言語と言えば、僕は数年前に、言語って何だろう………と考えた事があります。切っ掛けは、生まれつき耳が聞こえない人が持っている手話という言語は、何に立脚しているのだろうか、と思ったのが切っ掛けでした。

 日本では、障碍者の話題というのはあまり表に出すものではないと無意識の制約が働いているのか、或いは無意識に耳を閉ざしているのか、聞いたこともなかったし、僕自身も自発的に考えてみたこともなかったので、そんな基本的かもしれない事に小首を本気で傾げたものです。障碍のある知り合いはいましたが、聴覚障碍のある人はいなかったですしね。

 まぁ、斯うしたふっと湧いた単純な疑問から、僕の調べる作業は始まります。基本的な疑問から発してるものが、動機としては強くなるのかもしれません。

 この辺は、いつだったか読んだ「言語のルーツ」、「完全言語の探求」、「言語を生み出す本能」、「たったひとりのクレオール」が面白かったかな。もう数冊この辺で面白いのがありましたが、タイトル失念してしまいました(<此処がダメなところだ………)。

 まぁ、別に此らを支持するとかじゃなくて、興味深かったという意味の面白かった、ですが。概論を弄ぶ程度の事しか、僕には出来ていませんしね。あまり深くは考えていないような。

 特にまぁ、この辺の話題には反論異論が林立していますので、この辺を取っ掛かりにして、相反する意見も含め、色々な本を渉猟してみるのも一興かもしれません。

 視聴覚障碍の話は別にして言語に視点を絞るならば、併せて、記号論とか記述理論とか言語ゲーム論も読むと尚楽しめるかもですが、ただ、この辺は一冊読み始めると哲学史からやった方がよいと思うのであまりオススメ出来ないかも………(哲学は、その発生に関わった思想や、そうした思想を育む土壌となった文化や文明や時代背景も含めて、併せて一連の流れで追わないと片手落ちになると思うのですが、そうすると読む本が膨大になってしまうし、どれを如何読んで行くのがオススメなのかなんてのは、僕に言えることではありませんので。関連して数学も……となると、最早何年掛ければ学べるのかなんてサッパリ……。僕もやってる最中というか、全然終わりませんし………ま、所詮は学徒ではなく趣味人ということなのでしょう……)

 時に、こういうの読んでういると、当然乍ら、「なんでそんなの読むの? どーでもよいじゃない」とか「なんか役立つの?」と訊かれます。何故だか年を経てる人の方がそういう風に云う事が多いです。

 言っちゃなんですが別に役立つ訳ではありません。少なくとも、記憶では役だった事などなかった気がします。尤も、ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディは真に純粋な数学は何ら役立つものではなく芸術としてのみ価値を持つと言ったそうですから(彼の筆である「ある数学者の弁明」は結構オススメ)、有用であることと価値の所在は等号を意味するものでもないと思うのですが(でも数学は、現実に凄い役立ってますよね……)、かといって、有用性はなく芸術的価値があると思うから好んで学んでいる訳でもありません。芸術も好みますが、僕は日常的な技術とかにも惚れ込む気質ですし。そんな訳で、理由なんか、よく分からないのです。

 言うなれば、生き物を飼うのと同じような理由なんだと思います。僕はたぶん、享楽主義者なんでしょう。享楽の種類が、主に精神的な快楽、充足、安定といった方に大きくウェイトを占めるだけで。まぁ、肉体と精神なんてのは言い方が違うだけで実体は同じことだと思っていますが………トランプの表と裏みたいな。

 僕は食欲などの肉体的な欲求があまりないのですが(美味しいのを食べるのは好きですが、お腹がすくことがすぐに食欲には結びつかない、みたいに。食べてるのは意志で、欲はあまり介在しません。欲求に従うと、三日に一度ぐらいしか食べないので……)、人間の持つ欲の総和が同じ程度だと決まっているならば、それ故に、知識を蒐集することに強欲なのかもしれませんね。ああ、でも五色の大半は好むし、やはり単純に僕が欲深いだけかもですね……どうなのかな。

 ううわ、なんか一見すると勉強してるっぽくって難しげな感じを醸し出してますな! ま、たまにはこういうハッタリもよいでしょう。

2005/10/06

 唐突でありますが、2004年度のログ、近々消すかもしれないので、写真欲しい人は保存しといてくださいませ。
 まぁ、タラとかヤドクとかヘビとかのジャンルに区分け出来るのは、それぞれの頁に割り振りますが、僕が言うことなのでいつになるかわかりませんし………

 理由は、単純に言って、容量を食ってるからです。現時点でサイトのデータは200MBぐらいあるんですが、2004年度のログだけで20MBあるもので………此処の最大容量は、まぁ、240MBなのですよ。
 今後アップ予定の連中が、現在書いてる状態でですが、カエルで25MBでして、現時点より7MB増加(たぶんもっと増える……とはいえ、マンテラは削るかもですが)、ヘビ現在上げてる分は5MBほどで、此方も予定されてるのは20MB以上なので……………まぁ、足りなくなるのは目に見えているので、焦ってきている訳です………いやぁ………此処まで量が増えるとは……主に僕の無計画さが原因ですが………

 一部を無料スペースに飛ばそうかなぁ。うちは各項目ごとに一つのサイトみたいな感じになってますし、問題はないような気がしないでもない。

 少し読みかえして見たのですが、写真消すと、文章も分からなくなるのが多いので、全部纏めて消す方向で。大した内容でもないし(苦笑)

 にしても、読みかえして気付いたのですが、ミスティング・システム導入したのって、去年の七月なんですねぇ………いやぁ………それまでは毎日霧吹きしてたのか、僕は………今の怠け具合からすると気が遠くなるなぁ………(買ってから一年ぐらい放置してたのを覚えてます)

 あ、そうそう、メールアドレス復帰させました。さて、果たして迷惑メールは無くなるのかー。どうなのかな。

2005/10/07

 見ても居ないDVDが20冊以上ある現在の状況は、人としてどうなのか、と思った今日この頃です。

 それはそうと、メールアドレス消してみよー作戦ですが。効果の程が今一不明です………いや、今まで二十通/日だったヤツが、四通ぐらいになったよーなんですけど、此が今後もこうなのかは分からないというか……う〜ん、二日程度じゃダメなのかな。無くなるのを期待したのですがね。

 それはそうと、看病してたら風邪を移されたようです_| ̄|○

 まぁ、もともと弱っていたっぽく(秋ですしね)、此処最近はもともとお粥ばっかり食べていたのですが………当分の間、お粥生活続行ですかね………やれやれ。

 体感疲労度は、五割増しでありましょうか。ちょっと白くなっている(註:僕は、具合が悪くなっても別に辛そうな表情とかはあまりしないが、親しい人曰く、白くなるらしい。原理は不明だが、この表現は、接点のない筈の複数の人間が使う。何故だ。)らしいので、来週はちょっと更新止まるかもです(深く追求してはいけません)。

 まぁ、やらなきゃならん事も多いので、毎日夕方に行くだけでどうにかしたいところなのですが……いやや、真逆移されるとは。ちょっと困ったな。ま、死ぬ訳じゃないし、どうにかなるでしょう。

 そう言えば、ショウジョウバエの項目、培地の試しも色々終わって、殖やすケースの試しも色々終わって(色々なケースで試しました………別に此の為ってわけじゃなくて、効率的な手法を開発するのは、ひとえに僕自身の為でありますけれど)、そろそろ写真とか撮影して色々書くかな、と思って調べてみたら………

 …………ぼく、培地の頁公開するの忘れてたんですね………(遠い目

 今年の三月に公開したつもりになっていました………うわぁ………ま、まぁ、気付いただけでも良しとしましょう(苦笑)

 そんな訳で、ショウジョウバエ培地とか培養器に就いてのぼやきとかを書いております。意味不明な小技なども!(役立つかは微妙<微妙ってステキな言葉ですよね♪)

 はい、そんな訳で、今日は、「ああ、普段はどうせいつ公開するかも分からない(そのまま没にすること多い)現在書いてる頁のことなんかには一言も触れないのに、余程書くネタがないんだなぁ」と分かったところでお休みなさい!

2005/10/08_1

 唐突に、何故外国語をそのまま読みたがるのかという事に就いて。

 僕は英語のせいで大夫苦労したというか、英語以外は得意だった(少なくともテストで悪い点はとらないでいられるという意味では)のですが英語が壊滅的にダメだったタイプの人間です(苦笑)

 とはいえ、此処最近思うに、勉強の方法が悪かったようですね………結局のところ、英語というか、外国語に対する興味が触発されなかった、英語の中に探そうとしなかった事に原因があったように思います。

 僕が自分を享楽主義者だと思っている理由の一つは、僕が興味のある事にしか殆ど能力を発揮出来ないところです。気が向かないとサッパリ何も出来ないというダメ人間な訳です。興味を示す方向が多岐にわたるので、一芸を極める事も出来ませんしね。それでいて、実用的な能力は皆無ですからなぁ………やれやれ(苦笑

 長きにわたり英語嫌い(というか今でも苦手だ)だった僕が、何故外国語を読みたいなどという風になってしまったのか。英語に限らず外国語を何故そのまま読もうと思うのか。

 翻訳が読めればそれに越した事はないじゃない、と思います。はっきり云って終えば、飼育の技術指南書だとかはそうでしょう(訳者が深い理解を持って、ちゃんと翻訳出来ているのが前提ですが)。

 然し、歌であるとか、唄であるとか、詩であるとかになると、それは異なってくると思うのです。
 無論、訳が素晴らしいものがあることも知っています。例えば、大きなノッポの古時計は、あの訳が無ければ日本では彼程に親しまれなかったでしょう。かの訳は、詩の翻訳という作業が、単なる技術的なものではなく、其れ一つが文学的、芸術的な意味を持つ事があるという証左でありましょう。

 然し、それは卓越した才能が遺憾なく発揮された上で、訳者の持つ精神的バックグラウンドが詩に対して協和した時にのみ生ずる成果ではないか、との疑念が拭いきれない訳です。

 詩にしろ文章にしろ、文学的なものには、其処に作者の背景が盛り込まれるものだと思うのです。

 特にそれが民族的に伝えられてきたもの、共同体の中で自然発生的に変遷してきたものであるならば、其処に光りを当てれば、その民族が多くの受難や繁栄の中で育んできた民族の中核を為す精神的本質が陰影として浮かび上がらないでは居られない筈です。一つの都市の造りと成り立ちが、その文化を物語る様に。

 本来、そんなものは、時代背景を全く異にする人間であるところの僕に、理解できる代物ではありませんが、然し、それを理解したいと思ってしまったならば。興味を持ってしまったならば、それを理解する為の至上でも最善でもないにしても自分自身が満足行く手法の一つとして、言語から浸かりたいと思ってしまうわけです。
 訳者を信じない訳ではありませんが、現代に生きる僕と、五十年前に訳した人では時代を異にします。時代が変われば、やはり、認識も異なってくる筈です。

 数学や哲学などは、どの言語であっても、本質的には同じなのかもしれませんが、その学問自体をやるのではなく、何故その思考に、その学者は到達したのかという背景を知りたいと思ったなら(僕は学徒ではないので、こっちが気になるのです)、やはり避けては通れないものになると思います。
 文章それ自体が詩であり韻を持っているというイーリアスなんかは、もう言語しかやるしかない……とか、思いません?
 …………まぁ、イーリアス自体、どうでもよいといえばそうですけれど(笑


 然しまぁ、こうして外国語をやる切っ掛けになったのは、生き物の関係の本を読み始めた事であることは間違いなく、そう思うと中々人生は奇しきものでありますね。


 そんなことを、フィンランディアを聞きながら思った今日この頃でしたとか。
 フィンランディアはいつ聞いても素晴らしいな。最初に聞いた時は、歴史的背景になんか、興味も無かったし、知りもしなかったのですが。

 92年のボストン響のが好きです。っていっても、そんなに数聞いてませんが。

 名前の響きも好きです。ロンバルディア地方とかと、響きが似てますね<関連性全くないな………と、見せかけて、ちょっと関係あるとかないとか。

2005/10/08

 文章だけで乗り切ろうかなと思ったけど、あっさり写真出してみる。培地頁書く為に撮影したもの。



 小技。



 意味あるのかなぁ、これ………個人的には効率が上がったかなと思っているのですが。
 コストパフォーマンスはどんなものなのかな。一枚換算で7.8円か、それ以下ぐらいかと思うのですが。まとめ買いすればもう少し下がるし、買いに行く手間は考えないでですが。

 此やると鉢底網でも結構成績よいかもな感じなのですよね〜。鉢底網は再利用可能なので魅力的じゃないかなぁとか思う今日この頃。

 数日産卵させた大きいケースでも、此で蛹をぺしぺしと回収して脱脂綿を入れ替えることで沢山蛹取れるんじゃないかな? みたいな(まぁ僕自身はこういう目的で入れている訳ではないですが、そういう使い方も出来るのかな、みたな。メリットは正直なところ正確にデータとったわけではないので主観的なものでしかなく、書いていてちょっと微妙な気分。むぅ………)

 でもホントにコストパフォーマンスがよいかはよく分からない。

 まぁ、少なくとも、エコロではありませんが(まぁ、エコロジストだと自称したことはないですけども)。

 尚、入れ方にコツ(というか総合的なものですが。培地の質とか足場に何使うかとかどう使うかとか)が。

 失敗すると、



 こんな風になってしまいますな。意味ないです。

2005/10/09

  海外では生卵を食さないという事実にちょっとびっくりしている十月九日。

 いえ、僕も卵はあまり食べませんが。でも別に嫌いじゃないかな。でも、食べさせて貰えませんでしたけどね。
 僕自身はないのですが、アレルギーが家族である人がいたのですよ。基本的に誰かが食べられないものは、家族の誰も食べないというのが不文律でありました。
 結局、今まで生卵って、十回以下しか食べてないような(すき焼きに使うのも)。両親はすごい好きらしいですけど。

 余談ですが、僕のは食べられない、ではなくて、まぁ理屈的には食べない、なので、家族は気にせず肉を食べていますよ(苦笑

 卵はまぁ、サルモネラ菌問題があるので、日本でならば兎も角、海外で生卵は微妙じゃないかと思います。この辺の詳しいことはうぃきぺでぃあさんにお願いしておきましょう。此を書いた人はステキすぎます。

 個人的に、卵ご飯にするなら、イクラご飯の方が好きかなぁ……いや、タランチュラの無精卵のことじゃないよ?


昨日に引き続き小ネタ。




 結局、この辺を愛用している今日この頃です。

 大きいケースやプラケも使えるのですが、デメリットとしてアクロミールなどと違って寒天で固めるタイプの培地は広い底面積を支えるには、ケースに対する剥離しやすさが高すぎる為、調理培地を使うケースとしては適さないと言えます。
 つまり、ひっくり返してハエを出していたら、培地まで落っこちて来た!みたいな。

 この落っこちてくる現象は、培地の種類(固定材に何を使うか)と、ケースの形状、ケースの素材、サイズなどとの総合的な結果によるものなので、それ故に”最適のケース”というものは決定されないと思います。

 最適であるというのは、”此のレシピにより制作された培地を深さ2.5cm程度に仕込む場合で、ケースの素材がポリプロピレンである時に最適とされる形状が○○”みたいな感じの最適、であります。

 経験上、このぐらいのサイズまでが寒天タイプの調理培地における最適サイズと認識しています。写真にある大きい丸いやつは微妙ですね。オススメは小麦粉と書いてあるやつと、円柱タイプです。
 ポリプロピレン製は、ポリスチレンよりも剥離しやすいのですが、熱湯での洗浄がし易く、ポリスチレンより耐久性に富んでいると僕は思っています。

 また、底面の形が円に近い方が洗いやすいのでこの辺がオススメという感じです。四角いものは、四方があるぶんだけ洗うの厄介に感じます。手のサイズにより洗いやすさは変わるでしょう。

 尚、培地としては小麦粉と書いてあるやつが、300cc程度(つまり三つから四つで一リットル分)、大きい円のやつが二つから三つで一リットル(二つだとやや多いかな)、円柱形のやつが、五本で一リットルというところでしょうか。

 オススメは、大量に使うなら小麦粉と書いてあるやつ、そうでもないのなら、円柱形のがオススメです。大きいやつは、正直ひっくり返した時に落ちやすいので………アクロミールなどの、固定剤が寒天ではないタイプなら問題ないのですがね。


 蓋を切り取って、輪ゴムの代わりにして止めます。円形のは別にして、楕円みたいなこの形のやつは、それでないと直線の部分の固定が弱くなり、夏場は微妙です。

 


 此の手の蓋カットタイプの培養瓶のメリットは、当然ながら輪ゴムを使わないことにあります。
 此はエコロジーと言うよりも、取り落とした際などに輪ゴムが弾けない、輪ゴムが劣化により弾けたりすることにより輪ゴムが外れてしまうという事がない、等があります。そもそもこういう製品の場合蓋はくっついて来るので、考える必要はありません。

 カットは、はまりこむ場所ぎりぎりでカットするようにしましょう。
 もし微妙に縁を数ミリ余裕を持って切るような風にしてしまうと、其処の部分で空気の対流が滞り、その周辺で培地から蒸発した水分が縁のクッキングペーパーに吸収されやすくなり、蛆が登ってきてクッキングペーパーを食い破ることになってしまいます。

 カットはちょっと遣りづらいのですが、コツコツやりましょう。一端大まかに切って、後で微妙に削るのもよいですが、最初から集中してやった方が綺麗に出来たりする気がします。まぁ、一気にやっちゃって、蓋をおもいり切断してまったことがない訳ではありませんが(苦笑)

 大丈夫、どうせ一回分ぐらいは、洗って→明日仕込むときまで乾燥させる、という時間があるので、実用上問題はありませんから。尚、蓋の方は滅多に洗う必要性がないような。

 さて、そんな風にして作った蓋の仕方にも微妙にコツが。まぁ、この辺はやってみれば直ぐ分かると思うのですが。



 此のサイズではクッキングペーパー一枚です。残念ながら一枚の半分にはなりません。大きい円のやつは一枚、小さい円柱タイプのやつは、四分の一枚になります。




 写真のように、上に普通に置き、その上から嵌め込んで行くと、




 ピンと張った感じになります。然し、クッキングペーパーというのは基本的に伸縮性に優れたものであるという訳ではないので、



 何処かしらが、このように切れ目が入ってしまいます。正直ハエの出入りは余程切れてなければ問題ないのかもしれません。しかし、ダニや埃が気になります。どれ程侵入し易いかなどは、切れた状態で培養したことがないので分かりませんが………試すまでもなく、心穏やかではないので遣りたくないですね。

 この対策としては、



 まず、片方をとんとん、と入れ、ペーパーが張らないように、中央を微妙に指で押して歪ませ余裕を生じさせ、



 指を滑らせるように、右から左へ嵌め込んで行きます。そうすると、ペーパーは程よいぐらいに張り、かつ破けるところはなく綺麗に蓋が出来ます。

 尚、此の様に気を遣うのは大きい、かつ円形でないタイプの場合であるようで、外縁の長さが其程ない、小さい円柱の方では、引っ張られる量が其程でもない、かつ方向が均一であるせいか、其程気を遣わなくても破れる事はないような気がします。

 とはいえ、僕は殖やす量の関係で、現在は小さい瓶は殆ど使わず此の程度の大きさでやっています。

 此を一日何本仕込んでいるかは秘密ですが(笑)、大きいサイズすぎても、一回の失敗が大打撃になる為、適度に本数を分けるのがよい気がします。
 無論、此は僕の現在の規模の話で、此の十倍の量だとか百倍の量を生産しろと言われたら、また別の手法を採ると思いますが………小規模と中規模、大規模では、方法論が大夫変わってくるのでしょうね。


 ………小ネタな筈がすごい長いなぁ…
 ……………ってか、二日に分ければ良かった……_| ̄|○  

 まぁ、いいや、書いちゃったし………

2005/10/10

 今年は色々あるなぁ………と思う十月十日。

 ……はっ!?Σ( ̄□ ̄; 
 …………今思ったんですけど、正月n(以下色々な事情により削除。此処迄でどういう内容か何となく分かってしまった人は、沈黙するように。僕と同じぐらい頭が微妙な感じだってことですしね?)

 そう言えば、昨日はぶりくらだったのですね(何事も無かったかのように)

 結局行けなかった訳ですが、比較的前から此は行けないなぁと云うのが分かっていたので、知り合いには「行けそうもないな」と云えていたのが救いでしょうか。

 何故かというと、急に絶対に外せない用件が入ってきたからです。もし行くつもりだったとしても、此は行けなかったなぁ、結局は、というぐらい。人生とは奇しきものです。

 そうそう、一昨日の脱脂綿をハエの蛹回収場所として使う方法ですが、一つ欠点があります。書き忘れていたのですが。

 それは、足場として脱脂綿が優秀である為、ひっくり返して落とそうとしても、脱脂綿の付近にいるハエが落ちづらいという事です。強く叩きすぎれば培地が崩れてしまうので、此ばっかりはどうしようもありません。
 どれぐらいかと言うと、

 脱脂綿>木ぱっきん>画用紙≒鉢底網>ケント紙

 ………かな? <かなと言われても

 僕はじゃぁどうしているかと言えば、脱脂綿を回収して孵化ケースを用意しているので、その中で脱脂綿をピンセットで持ってぺしぺしとやって弾いてしまって脱脂綿をぽいと捨てたりとか………ですかね。
 というか、あまり気にしない、ですかね。そのまま中にいれて孵化させてしまってよいと思います(最近は取り出してぺしぺしやるのすら面倒で………)。
 どうせハエは上の方に広がろうとする傾向があるので、なんだかんだで上に出てきますし………ケースの中に残っているヤツは餌として使わないで、次の種親(若しくは種親候補)として使って行く事にしています。

 総体的な問題で、脱脂綿を使って多く回収(出来る気がする)数の方が、しない場合より多い(と思っている)ということですかね。
 場合によっては手間も増えてしまうのだと思いますが、僕には画用紙を切っておく手間だとか(力要りません? いやホントに)に比べてこの手法の方が楽だと思う、ということです。

 結局のところ、何かを省けば何かで埋め合わせはしなくてはなりません。それが手間であるかコストであるかという質の変化があって、どちらを採るかという問題になります。

 無論、コストを下げ質を上げる手法もあって、そういうのを本当の意味でコストを下げるというのでしょう(或いは、コストが同じで、質だけ上げるとか)。でも、そういうのは画期的な方法って言うのだと思いますけども、僕はまだ考え尽かない感じであります。

 鉢底網と脱脂綿で、それが達成出来ないかなぁと思っていたのですが、う〜ん、実は、鉢底網は結構洗浄と熱湯消毒が面倒かもしれないな、と最近思っていたりするので、これまた、あっちが立てばこっちが立たず、なわけです(苦笑)

2005/10/11

 極めて脳天気なことタクラマカンの気候の如しと言われているかもしれない管理人がお送りいたします、今晩は。十月十一日ですね。此を書いている時点では十月十日ですけど気にしてはいけません。

 中米及び南米北部に棲息して種……とはいえ標高が種によって全然違うので一概には語れないのですが、其処はまぁ敢えて一括りにすることにします。

 但し、pumilioは含めません。理由は、プミリオの棲息地は、島になると非常に乾季と雨季の差が明瞭であることが知られていて、高山部に棲息する種とは緯度が同じであっても高度が違うことにより、生息環境が全く違うと思うからです。無論、モルフがやたら沢山ある種ですから、pumilioの中でも色々とあると思いますしね………

 その中でも、さらに小型種だけを選び出すことにします。今回は。

 ま、つまり、有り体に言ってしまえば、ベントリイエロー(此はフレンチギアナにいるとされるやつ……ナロウラインのものと思ってください。ノミナとも呼ばれるやつ)、ベントリオレンジ、ベントリレッド、レティ(レティキュラータス)、バリアビリス、イミテーター・インターメディウス(クロスタイプ)に共通すると”思われる”性質という事なのですが………(ラマシー、ファンタスティカス、インターメディウス・ユリマグエンシス、インターメディウス・ファンタスティカス、イミテーターに関しては経験がないので不明としておきます)。

 あくまで、此処に書くことの強度は、”そーかもしれないなー”と思う程度でありますと、逃げの文句を用意したところで続けますと(笑)

 どうも、温度変化………数値を大体あげると、昼間24℃夜間23-22℃程度から、二ヶ月から三ヶ月かけて昼間27-26℃夜間25℃程度にすると、発情する傾向がある気がします。昼夜は十二時間固定で(照明使ってると、エアコン設定同じで勝手に此ぐらいの差がつくです)。

 此は、何となく去年ぐらいから、こんな感じの条件で発情(雄のメイティングコール)が促せるのではないか、と思っていて、今回、同じような条件で見てみたら、バリアビリスが鳴いているのを聞いて、仮説の強度が増したかな、と思うので、此処に書いている次第です。

 日中時間の変化と雨季乾季の再現で発情する種としてはキオビヤドクガエルが知られていますが(ああ……繁殖頁、前書いてたの、今のバージョンになってから出すの止めていたのでしたか………忘れていました(爆) まぁ、其処には書いてあったのです)、小型種の場合、少なくともベントリ、バリアビリスに関しては、上記の条件で発情するかもしれません。

 まぁ、ベントリは此処まで遣らなくても結構年柄年中発情していると思うのですが……(苦笑)
 その、最初の発情の切っ掛けが、必要になることもありますので………二年ぐらい飼育していて、そろそろ殖えて欲しいんだよなぁ………とか、前は発情して鳴いてたのに、ここ一年ぐらい全然鳴いてくれん………という場合に(雄がそんなに老齢でないのに)、まぁ思い出してみるとよいかもしれない、程度に。

 却説、今回の事から逆説的に、逆説じゃないな……(汗) ええと、なんていうか、実践に即してスケジュールを立てると、という感じですか?

「ヤドクガエル(の中で、上記の条件で発情する種)の繁殖に適した時期は、秋口〜冬の始まりに発情させての十二月から一月までの冬季一杯、さらに、一年に二回チャレンジするならば、二月後半から三月ぐらいから休ませて五月〜六月前半に発情させて八月までの夏季の、二回がよいのではないか」、

 と、いうような感じになるよーな気がします。とは言え、厳密に此を守る必要はありません。そのへんはまぁ、適当に………何故かというと、一度発情のスイッチが入ると、結構そのまま生み続けるので、そういう場合は無理に変化をつけることで止まってしまうかもしれないのだから、やめときましょう、ということです。
 うちのベントリは二年ぐらいは鳴かず飛ばず(というか産まず)でしたが、産むようになってからは、年がら年中鳴いています。止めるかどうかは、卵の健康状態やSLSを見て決めればよいのではないかと思います。

 ただ、個人的に、一年続けっぱなしっていうのはどうかと思うし、健康や卵の調子などを鑑みて、僕は年に一回発情に入らせて(此が十月十一月十二月ぐらい)、翌年の五月ぐらいまで卵がとれたら、五月下旬ぐらいから休ませた方がよいんでないかな〜と、現時点では思ったりしています。
 僕自身も、あまりに一生懸命鳴いているとか、雌が膨らんでるなぁ〜とか見て思えば、夏場にも卵は採ることもあるのですが、その場合でも一ヶ月から一ヶ月半に一回ぐらいと期間をとります。最盛期は二週間に一回かな。無論種によりますし、クラッチ数や太り具合とかで調整します。でないと無駄に卵ばかり産ませて消耗させてしまうだけですし。
 個人的所感として、年に二回というサイクルなのではないか、と感じるので、年二回というタイミングで考えてみただけです。無論、キオビであるとか、アイゾメであるとかフィロバテスであるとかは、また別な条件がある気がします。

 温度変化をつけるだけならば、そして日照時間を調節するならば、一年の何処でやるのでも問題ないと言えます。
 では、何故、上記の時期に僕が設定したのかと言うと、一応それっぽい理由があって、何故かと言えば、夏場に27℃に設定するというのは非常に難しいと思うからです。

 空調の設定上、弱めに設定すれば27℃になりますが、何かの炎天下の拍子で、29℃や30℃を越えてしまうような事があるのではないか、というのを考えると、僕は恐い。
 だから、温度は夏場は涼しいぐらいにエネルギーを浪費しているわけです。加えて云うなら、夏場や秋口だと、唐突に温かい日、とかがあるじゃないですか。そういう日が恐いので、心おきなく暖められる冬を、温度を上げる時期と決めている訳です。

 まぁ、僕の場合はジムグリとかの高山種が結構いるので、温度は夏でも25℃(夜間は23℃ぐらいかな)にする事も関係していますから、無論、夏場でも27℃で再現出来るよ、という方は、自分で年間の気候スケジュールを考えて、それを再現してみるとよいと思います。

 「いや全然ダメだったよ! 無駄骨だ!」であろうと、「やー、慥かに温度変化で発情して鳴き始めたかもしれないけど多分気のせい」だろうと、「温度上がりすぎて死んじゃった……」みたいな話をお知らせ頂けると(最後のは困りますが……)、この仮説の強度を上げられるか、もしくは間違いだとかいずれにしろ判断材料になると思うので、お知らせいただけると嬉しいかも。

 まぁ、別に僕のところにお知らせが来るか来ないかは別にして……というか、僕のところに情報が来ないにしても、キーパー同士でこういう情報が交換されてけば、正しいか正しくないかが都市伝説的に検証されてくと思いますので、ちょっと流してみる今日この頃です。

 …………う〜ん、然し、アレですね、僕の知らないところで既に此の手の条件は検証され尽くしていて、「や〜、あそこの彼は、我々が数年前に結論出したのを今頃言ってるね……」みたいな会話がされているかもしれませんね。

 まぁ、その時はその時ということで(苦笑) では今宵はこの辺で。

2005/10/12

 今日は危険かつ恐ろしい話かもしれません(僕にとって)
 と、前置きをして安全ラインを保持しつつ、そろそろエアコン二台とも暖房かな、とか思いつつ電気会社のマスコットに暗殺されそうな感じの十月十二日。

 ああ、然しアレでしょうか、こんな事を書くとキャラクターのイメージ毀損になるのでしょうか? 各電力会社から「ウチのマスコットはそんなことしません!」とお怒りがあるのでしょうか。
 しかし、電気キャラは基本的攻撃的なイメージがあります(日本、電気、マスコットで何を聯想しますか?と問うたならば、世界的にはピカチュウなんじゃないかな、と思う今日この頃です。アレは電力会社のマスコットではないのですが。)。

 これはまぁ、先入観というものでしょうけれども……良くないですね、先入観は。犬猫と同じようにヘビも懐くとか、有り得ませんから。
 人間、発言には気をつけた方がよいかもしれません。一言が命取りになる事もあるのです、今日の僕のように(ぇ

 なんでも、ディズニー・キャラに対して何か言った事があったりする場合(プーさんはどうして両手で蜂蜜舐めるの?とか<やたらピンポイント)、在る昼下がりにぼんやりとヘビを腕に巻きつかせて公園で寝ていたりすると、黒服の人に捕まってしまい更正プログラムに叩き込まれる………という話は都市伝説的にも全く聞いたことはなく、まぁ全体的に僕の妄想ですが……

 …………まぁ縦しんばそれが真実だとして、そういう人は積極に捕まえちゃっても、少なくとも僕は何も言わないよ?(にっこり)
 ガンバれディズニー・更正部隊!(これ以上ないぐらい爽やかな笑顔で。いや、実在しませんけど)

 噂では、更正部隊にはプッチ神父がいて、局所的にスティアウェイ・トゥ・ヘブン(本誌掲載時の名前。他にも、アース・ウィンド・アンド・ファイアーがプラネット・ウェイブスに変わっていたりという違いがある<普通知らないよ……。ああ、ところで、僕、るろうに剣心の志士雄の刀が、掲載時は不変刀だった記憶があるのですが、これは記憶違いですかね?)を使ってくれるそうなので、覚悟が出来るかと思います。

 …………ん? 覚悟してもアレか……やること自体は変わらないのか……それじゃ、周囲には意味ないですねぇ………(JOJOネタ知らないと全く此処まで意味不明ですねー)

 いや、実在しませんけどね!<でぃずにーはやっぱり怖いらしい

 そんな感じで、今日は、内角高めストレートギリギリオーバー(つまりアウト)な話をしてみました。
 基本的に当たり障りがない話しかしないのは、僕が基本的に当たり障りのない人生を好む人間だからなのですが、今日はちょっと両方のエアコンを暖房にした関係でどうにも暑苦しい感じがあるので、此処は夏は怪談で涼むのだ!とばかりに、サスペンス&ホラーに挑戦してみた次第です。

 何処がサスペンスで何処がホラーか?と思う方もいるかもしれません。


 何処ら辺がかと言いますと、あまりの内容の微妙さに書いた現時点で僕が、物凄く恐くなっているところなんかであります(読んでる人が怒るだろうなぁ〜と……)。そこら辺がホラーで、此処から書くラストがスリル&サスペンスなチャレンジなのですが………何をするかというと、此処まで物凄い訳分からない文章を続けた上に、更に、此処で落ちが思い付かないので、「オチはありません」という究極技を使ってみようかと思います。なんというスリル&サスペンス!(今回のようなのは、注文の多い料理店方式と呼んでください)

 …………此処まで読んだ人の心中に湧いてくるであろーものを想像するだけで、本年度で一番恐ろしい日記になったような気がしますね! 恐怖の日記ですね! 教父さんの日記ではありません(変換したら出たから………)。

 あ〜、涼しくなったかな〜。
 ちょっと寒くなりすぎた感もありますが、そんな感じで上手く納涼が出来たかもしれないところで、お休みなさい(<ぇ、ホントに此処で終わり?


オマケ
・各電力会社のマスコットキャラ
 北海道電力 エネモくん:どこかで見たような……魂の元型に訴えかける感じのキャラ。
 東北電力 マカプゥ:……由来が一番分からない……
 東京電力 分電でんこ(一家):……一家にするのはサザエさんの伝統なのか………
 北陸電力 エコまるなんか怖(以下削除)
 中部電力 中部電力と、
 関西電力 関西電力は、どうもメインでこれ!みたいのは無いのかな……?
 中国電力 アッカリー シンプルな名前がステキ?
 四国電力 あかりちゃん(余談だが、四国電力はISPもやっていて電気契約があれば利用出来るらしい(その名もあかりネット)。ただしフィルタリングが掛かっている。フィルタリングが悪いとは言わないが、Googleとかも使えないってのはホントなのだろうか……)
 九州電力 みらいくん(一家)
 沖縄電力 ピークちゃん(公式見つからず):なんか和む……ずずず(<緑茶のみつつ)

 …………まぁ、キャンペーン終了して消えてしまったのとかはこの際無しの方向で。いたけどね、ペンギンちっくのとか。

2005/10/13

 え〜、本日まとめて十二通のスパムメールが送られて来ました。そんな訳で、whiteforestのアドレスは破棄

 数ヶ月とか一年とかして気が向いたらまた使うかもしれませんが……取り敢えず、一日や二日じゃダメですな。最低でも一ヶ月はやらなきゃダメな気がする。

 そんな訳で近々新しいアドレス考えます。まだなんかよい単語が思い付かないので作ってませんけど。whiteforestのアドレスで僕にメール出した事のある方には、僕の方からお知らせメールが行くかもしれないです。しれない、と言うのは、あっさり忘れて出さない可能性もあるからです。そもそも消すのが面倒で長々使い続けるかもしれません。

 まぁ、この様に僕が好い加減なのは、知人間では良く知られている事であったりします。好い加減と言っても、世間的に言う好い加減とは微妙に違うそうですが。なんでも、言った事を、なんだかんだ理由をつけて先延ばしにしたり、やらなきゃなぁと思いつつやらないのではなく、根本からすっかりさっぱり忘れてしまうところが致命的であるそうです。

 根本から、と言うのは、普通は指摘すれば、その前後関係や、そんなことがあったな、という事を思い出すのが普通であるにもかかわらず、その事実そのものを前後含めてまるっきり忘れてしまうという意味だそうです。
 致命的とか最悪とか凶悪とか極悪とかどうしようもない、とか表現されます。其処まで悪し様に云わなくてもと思うのですが………そう上告すると僕が負けるのは目に見えているのでしませんが……

 それにしても………ぼくって、そんな記憶力ないですかね???

 いえ、そういう事例が数多い事を否定はしませんが、大抵は思い出せてるつもりなのです。ところが、思い出せない事例に関しては(此の数が少なくないのが問題なのでしょう)、僕自身は本当に全く思い出せないので、あるのだかないのだか自体が分からないのですよ。周囲が僕を騙すとは思えないし、相手の勘違いの可能性も無いわけではないでしょうが、重なる事のない知人が、同じ様な事を、それも複数回言うので、どうやらそうであるようだと認識している次第なのです。
 
 可能性としては、裏で情報ネットワークがあって、トゥルーマン・ショーのように僕を欺いている可能性もあるかもしれませんが、そんな可能性はあったとしても四倍の奇跡ぐらいのものだと思うので、たぶん僕がホントに忘れっぽいのだと思います(忘れっぽいという言葉では片付けられないとも言われます)。

 知人の一人には(まぁ皆だいたい似たようなことを言いますが)、

「遣ると言ったら必ず遣るところ、遣れない事を遣れると言わないというのは信用出来るのだけれど、記憶が完全無欠に信用出来ないから、総合的に信用していいものか微妙なのよね」

 と言われ、完全無欠の使い方が間違っているよ、と指摘したところ怒られました。
 最近の女性は怒りっぽい気がします。社会が荒んでるからでしょうか。しかも笑顔で抑止力を振りかざしてくるのです。例えば、何故か最近は、をはたく(or投げる)専用のぬいぐるみが制作され、これ見よがしに置かれてるのが気になります!(中身は最近はやりの発泡スチロールの小さい粒らしい。何故専用のを作るのか………訊ねる可きではなかったかもしれませんが、ハリセンの形をしたぬいぐるみがあったら、誰でも気になると思う。あと、ミサイルらしいけど窓がついてるからアレはロケットだと思う。有人ミサイルはあんまりだ………でも、それを言うと折角作ったようだから気の毒なので黙っていることにしようと思います。決して怖いわけではありません)

 まぁ、別に今の所、はたかれた事もないので別に文句とかは無いのですけど……ハリセンぬいぐるみとは、作るのが微妙だなと思いました。ハリセンぬいぐるみは、ハリセンそっくりですがハリセンではないわけですよね、言うなれば、ハリセンのようなもの、であります。

 殴ると言えばバットで、こじ開けると言えばバールなのが世間的トレンドだと思うのですが、ニュースなんかでは、必ず、バットのようなもの、バールのようなもの、と云う言い方をします。バットのようなもの、というのは、あくまでバット”のようなもの”であってバットではない訳ですよね。いや、少なくとも言葉的には。
 普茶料理には肉っぽいものがありますけど、あれは全然肉ではないように。

 此は便利ではないでしょうか?

 例えば、「拳で俺を殴れ!」みたいな科白を「拳のようなもので殴ってくれ!」という風に変えれば、ケンシロウに殴られた場合でも、「拳のようなものって言ったでしょ! なに拳で殴ってるのさ!」と非難出来ると思います。大丈夫、理は此方にある! 問題は、相手がケンシロウだと普通は一発で死ぬという事ですが………まぁ、ケンシロウの場合、殴らなくても指一本とか髪の毛一本でも危険かもですが………経絡秘孔はご容赦願いたい……!


 それから、こういう冗談を言った場合に、「そういう訳で、”拳のようなもの”、を用意してみたわ」という風に、ぬいぐるみの拳を自作するような知り合いが居る場合も注意が必要です。ぬいぐるみの恐ろしいところは、”バットのようなもの”であろうと”バールのようなもの”であっても再現出来るところでしょう………退路がない……

 然し其れにしても、○○のようなもの、というのは便利な言葉でありますね。例えば此処も、「日記のようなものです」と名乗ればよいのです。そう、そうですよ! そうしようそうしよう。いや、此処って日記とはなんか根本的にっていうか、根とかそういう位置じゃなく土のレベルで間違っちゃってるよねぇ………と常々思っていたので。

 そんな訳で、此処は日記のようなもの、であり、文章のようなもの、であります。文章のようなもの、であるので、意味だとか教訓だとか起承転結がなってなくても、それは総合的に見て、文章のようなもの、を目指しているのであって文章を完成させることを意図していないので、なんら問題ないというか寧ろ計画通りだ!という感じに意味不明に結んでみようと思う十月十三日でありましたとか。

2005/10/15

 暫しお休みです〜。一週間ちょいぐらいかな。短い可能性もありますが、まぁよくわかんないです(苦笑)

 ではでは〜

2005/10/24

 箇条書きに

・もう暫く掛かりそうです。
 とはいえ、完全に諸問題含めて決着を見る迄待っていたら十二月になってしまうので………或る程度落ち着いてきたら、再開したいとは思っています。今週末かなぁとは思っているのですが、あまり不確かなことは(苦笑)

・そうそう。
 毎日チェックとかは出来ない状態なので、休止中の掲示板の管理(広告書き込みの削除)なんかは頼んであります。
 まぁ、返信ぐらいは、数日遅れでも出来るかもしれません。

・微妙な話題ばかりだと何なので、最近の出来事など。

・そういえば、アニメの蟲師が素晴らしいです。このクオリティのままラストまで行ったら、かなり凄いです(現時点で物凄い不安ですが、このクオリティで行って欲しいと願わずにはいられない)。
 DVD欲しいなぁ……というか、このアニメはハイビジョンで観たいなぁと思いました、初めて。ハイビジョン観賞環境ないのですが(苦笑)
 御存知の方も多いかと思いますが、此は、漫画原作なのですが、漫画の方の蟲師を読んでない方はオススメですよ。漫画と言えば、もやしもん(2)が丁度今日24日に発売ですね。僕はもう買いましたが……

・ハイビジョンが出るならば、DVDは買い控えたいところですが、次世代フォーマット戦争も勃発寸前ですからね、どうしたものかな。
 今月で丁度、買い集めていたDVDが終わる予定なので、資金的に、暫くは新規で買いたくないというのが正直なところなのですが(苦笑) いやはや、最近懐が……
 十二月から、ヘルシング原作版が出るのでした。アレは初回版で集めたいところです。外交問題になって発売禁止になる前に買わないと(ぇぇ

・999円で仮面の男だとか、ハリウッド映画が売られているのはよいのですが、パッケージはもうちょっと格好良くならないのでしょうか……本棚に並べた時に……配色が……999円だから、贅沢言うなってことなのかなぁ。
 コンスタンティンは豪華版買っちゃったし、安いDVDはなかなか買うべきか悩みます。

・そう言えば、アマゾンさんから荷物が。Alterna: The Gray Banded Kingsnakeが出たら纏めて注文しようと思っていたのに(今月末発売です)………予約しておけばよかったな。
 ただ、言い訳なんですけど、この荷物、前日夜までは11/23-28だったかそれぐらいに発送予定だったのに、本日発送しましたメールが12:32に送られて来て、品物の到着が同日16:38なのは如何なものでしょうか(苦笑)
 まぁ、よいですけどね………懐がスッカラカンになった以外は………(来月だと思っていたので………)

・PSPは愈々使わなくなって、充電もしておりません。愈々使い勝手が限定されてきそうです。UMD使わないなぁ………あの部分に、HDD搭載したモデルは出ませんかね(苦笑) CF搭載の外付けタイプでメモリースティックポートを使うタイプのは出てるみたいですけど……ああ、アレは海外ででしたか。

・MDは愈々使わないですね。デッキも処分してしまおうかな……………時代の流れかもしれませんね。此買ったのいつだったのかな。

・飼育の最近の近況とか雑感

・バリアビリスが産卵はするのですが、発生が上手く行きません。経験上、発生しないとなると、卵よりも精子に問題がある気がします。卵に問題があれば、発生途中で止まってしまうか、SLSになると思うからです。
 この辺は、不足してると思われるものを餌で補っていくしかないだろう、と思っています。前回上手く行っていた頃よりも、個人的に、明かに餌への配慮が行き届いていないと自覚出来ますので……(維持で手一杯になっている。いけませんな、こんなことでは)。
 然し、カエルの雄の精力増強(って言うと身も蓋もないですね)には何がよいのか、よく分かりませんね。僕自身も此が正しい、というようなものは良く分かって無くて、取り敢えず、まぁどの生物も同じだろう、とか思って色々考えたりしていたりします。
 この辺の手法が、もっと洗練されて、更に結果を弾き出せる様になれば、個人的にかなり嬉しいのですが。役立つような気がしますし。
 発情のプロセスはほぼ前回書いたので当たりだと思うのですが、イミテーター・インターメディウスには、また別の条件があるようです。植物の多さとかでしょうか。棲息地情報を洗ってみて、考えてみる必要があるかもですね。

・他にも導入組とかが。まぁ、それは別にして、最近の個人的所感ですが、アズレウスは、複数頭飼育に向きませんね。隠れ場を多く設置し入り組んだビバリウムにすれば殺し合わない迄も、やはり成長差が出てしまうと思います。物凄く仲がよい、という場合は別ですが、そんなことが過去あったかな………
 現在流通しているヤドクの中で、イチゴヤドクを別にすれば、同一種(モルフ)間での排他性が最も強いのがアズレウスかもしれません。尤も、此は生活圏が重なるからで、広いケージで飼うなら問題はありません。安全圏は、90*45*45に3-4匹ってところでしょうか………無論、個人的な意見ですが。45*45*45でも、組み方次第では三匹まで行けるかな。
 繁殖を狙うなら、或る程度までは一頭飼育がよいのかもしれません。アズレウスは上陸後半年程度、最大でも一年弱の個体が流通するので、繁殖させるまでに更に最低一年半から二年は育てる必要があるのだな、と考えると、頭が痛くなります。三年飼育した雌がいるのですが、今年、此にそれ以上長く飼育していた雄があっさり殺されてしまい、いたく凹んでいたりします。仲良かったのに急に悪くなる、という事があるのが見逃せませんね………まぁ、正直、こんな事に頭を僕が悩ませているのは、アズレウスぐらいで、他モルフには非寛容どころか攻撃的なティンクのモルフでも、同じモルフ内では平和そのものなのですが………どうにかならんものですかね、まったく(苦笑

・クリーパーのコーンの記事を読んで、筆者はどう贔屓目に見たとしても、明かに根本的にも派生的にも、まぁあらゆる意味でオカシイと思いました(笑) 
 今までもオカシイ(褒め言葉)というのは気付いてはいましたが、フリーザの第一形態ぐらいの戦闘力かと思ってたら、あと第二段階変身を残していたのかやつは!というぐらい驚愕です。僕もコーン頁は公開しようかと思って、この一年ぐらい(去年の秋に思い立ったので)ぼやぼやと書いていたのですが……起源の調べがイスカンダルと月ぐらいの差がありました……いやもとより、及ばぬ事など百も承知の上ではありましたけど。
 此読んで、「僕公開しなくてもよいんじゃないの?」とか思ったとか(笑
 まぁ、そういう事言うと、このサイト全体がそうなので、そういうのは気にせず、いずれ公開しますが。来年以降になると思いますけれど。

・それにしても、ナメラというかナミヘビの世界は恐ろしい………最近、つくづくそう思います。
 百年経ってないのだから(……経ってませんよね?)、まだ歴史と呼ぶには短いと言えば短いのかもしれませんが、それでも、短い乍らも歴史と呼べるだけの時間の経過と記録が慥かに其処にはあり、それがあるという事は、時の摩滅に耐え現在まで残させるだけの何かが、人々の努力を含めて、色々な力が其処にあったからで、飼育繁殖含めた趣味の世界に、それを喚起させるだけの魅力のあるからこそ、なのでしょう。
 慥かにまだ、ハープタイルホビーは歴史浅い分野ではありますが、何事にも始まりがあったのだから、歴史無き事をして非難される謂われはないのかもしれません。ただ、同時に、そうした非難や排斥に打ち克って残ってこそ、残るだけの価値と意味があるという事なのかもしれませんが。

・果たして、タランチュラやヤドクガエルは、それに打ち克つだけのものがあるでしょうか?(笑

・まぁ、僕は、残らないが、ただその瞬間のみを在るが侭に思うが侭に、という生き方もこよなく好むのでありますが……それは僕自身の事であって………まぁ、やはり、自分が殖やした生き物は、そのまま代を重ねて行って欲しい、という気持ちはあります。
 このサイトで飼育繁殖の手法を、思い付いた端から順次公開しているのも、そういう気持ちが少しは影響してのことなのかもしれません。僕が維持出来なくなったとしても、国内の誰かが維持し繁殖し続けていて呉れているかもしれない、というのは、心慰むものであると思いますので。

・それでは、また暫し休憩です。

・飛び飛び更新になっていますがご容赦を。ではでは♪

2005/10/27

 箇条書きに。このまま、この形式にしてしまいたいところですが(苦笑)、それは個人的にどうかと思うので、いずれは戻しますですよ。非常用ということで。

・近況とか

・なんとなく、上手く行けば、11/8か9ぐらいには再開出来る気がしてきました。或いは、もう少し早いか……全体的に、物事が上手く進んで終われば、ですが。上手く終わらなかった時のことは、考えてはいけません。僕も考えないようにしてますからね♪

・オリンパスの一眼レフデジカメが欲しいなぁということで、ぼやぼやその為の資金を貯めようと思います。簡単には貯まりそうもないですが。
 E-1後継は来年らしいですが、先ずはということでE-500にしようかと思います。湿度が高いだとか雨が降りやすい沖縄やフィールドをメインで撮影したいことを考えると、防塵防滴仕様である方が嬉しいところなのですが………やはり、まぁ、懐具合があれだし、順番ってものがありますからね(苦笑

・しかし、ヤドクガエルの撮影を一眼レフカメラでするのは厳しいものがありますね。隠れてしまう種が多いですから。ポータブルカメラならば、当たりをつけてビバリウムの中に差し入れて適当に撮影してみるという手法が使えますが………また、構えていると視界が狭まって、片隅からこそこそと逃げ出されたりしたら洒落になりません。一人で撮影する以上はそれがネックになります………難しいところです。

・休憩

・ふと思ったのですが、何かを飼育する、という事のよい言い方はないものですかね。いま、飼育状況の近況、とか書こうとして、此は日本語として変だなぁと思ったので。かといって、飼育の近況、だと変ですしね。変じゃない!と云われると、そうな気がしないでもないですけど………
 ブリーディングの近況、だと繁殖限定ですし。とはいえ、繁殖させるには飼育が上手く行っている事が基盤なのですが………




・アマゾニカスは、頭のマークが特徴的ですね。雌の写真は真ん中のラインが頭から背中へ流れるVのラインと繋がっていますが、通常、写真のように片方が繋がるか、或いは繋がらないものが多く(雄の写真は繋がっていないのですが、方向のせいで見えませんね)、所謂Y-Oマークのものは今の所見た記憶がありません(と、言っても、国内海外併せても、十数枚程度でしょうが、見たのは)。

・最初見た時は、なんじゃこれは?と思ったものですが、こうして見てみると、シンメトリーでない不揃いさ(まぁ、厳密にはどの模様もシンメトリーではないですが)が持つ不調和の良さというのも魅力的な気がします。

・手足の網目模様はノミナのベントリイエローに近いですが、やや赤銅を帯びているように見受けられます。しかし、写真の個体は少し青銀色も見られますね………う〜ん?
 過去、国内で二度ほど実物を見ていたのですが、それらの個体は手足の色合いが、もっと赤銅色が強く、青とは方向を異にする鮮烈さに惹き付けられたのを覚えています。個体差なのか、或いは、見た時はサイズ的に比較的小さかったので、成長差なのでしょうか………?

・然し、或る程度育ったサイズのも見た記憶があるのですが、其の時、足の色が銀色っぽかったという記憶もありません。其の時は気付かなかっただけかもしれませんが………

・何れにしろ、この辺の事は、殖やしてみれば分かる事ですか。
 アマゾニカスには青がありませんが(ベントリイエローも、僅かですが青いと言える)、しかし、腹部の白と言うよりは白銀の彩色と、細く鋭い矢の様な印象のラインが、凛とした佇まいを感じさせますね。中々好きかも<あんた嫌いなのあるのかい?

 所謂小型種の赤系では、他に、デュエルマニーというのが入っていたかと思うのですが、アレはどうなったのでしょうかね………今一つ、そっち方面の情報には疎いので………

 デュエルマニーなどの見分け方は、個別頁に慥か書いてあったと思うのですが、写真があったほうがやはり分かり易いのでしょうね。借りられたらよいのですが。

・個人的に、小型種の繁殖は上陸後二年、中型種で二年半、大型種で三年だと思っています。無論、小型種は育て方では十二ヶ月から十八ヶ月で産卵します。然し、安定的に上陸パーセントが産卵数で割って八十パーセントを超えるには、二年ぐらいの時間が必要なのではと思うのです。
 だいたい上陸して12ヶ月から15ヶ月で体のサイズはほぼ理想的なサイズになります。そこからさら数ヶ月とる、という感じで。
 繁殖が上手く行かない、という方は、二年ぐらいはぼんやり待ってみましょう。問題は、二年待って、同性だった場合なのですが……小型種は、案外見分けられますから(苦笑

・当然、雄の方が早くから使えます。殆どないと上の数字は、雌の場合ですね。但し、アズレウスでは弱い雄は雌にやられてしまう事がある(アイゾメではないと思います。たぶんですけど)ので、正直なところ雄は雌と同じぐらいしっかり育て上げた方が安全だと思います。

・コーンスネークなどが飼育方法次第では二年で繁殖に使える事を考えると、ちびぃカエルの癖にかなり掛かる気がしますね。

・しかし、カクレクマノミの雌は性成熟に五年を要するのですから、そんなものなのかもしれません。そうすると、果たして、寿命は何年ぐらいなのだろうか、という疑問が頭を過ぎりますが……おそらく、上記の繁殖期間から、最低でも三年は殖えると思います。長ければ四年五年行くかもですが、この辺は殖やし続けてどれぐらいか、ですかね。

・最近、ベントリのWCの雄がいよいよ枯れて来たようです。そろそろ隠居の時期かもしれません。
 F1が既に繁殖出来るようになっていて、F2も採れているのですが、それでもF1がもう採れないのかぁと思うと感慨深いものがありますね。
 でも、今まで百以上の子供を採っているので、これ以上は望みすぎというものでしょう。願わくば、うち以外でも此らの子供が系統的に殖えていってくれますように。

・ベントリのレッド、オレンジに就いては、色々な意見があるようです。僕は頑なに別系統だと言い続けていますが、此はたぶん、個人的矜持の問題なのでしょう。ブリーダーと自称する人間としての。

・同じような問題として、プミリオのバスティメントスのレッドとオレンジがあります。現時点では詳細まで調べきれなかったので確証はないのですが、プミリオのような小型のカエルならば、ちょっとした河川があれば断絶してしまうでしょうから、あれの変化はクラインを為すものではないと思っています。赤とオレンジには、やはり歴然とした差がありますからね……

・というか、オレンジとレッドがいるならば、それぞれに選別して交配して行きたいと考える僕は、ナメラを扱う思考が混ざってるのかなぁ。

・この辺の検証には、現地に行けるのが一番なのですが、はてさて………ペルーやパナマは、ちょっと難しいのですよね。僕は撃たれたくありませんし。
 コスタリカは、まぁまだマシかもしれませんが、似たり寄ったりな気も。流石に国立公園の中は平気でしょうが。

・そういえば、胸がよく痛むのは心臓ではなくて気胸だそうです。背が高くて痩せた人は気胸に成りやすいというのは聞いた事がありましたが、あまり信じてもいなかったのですが、真逆まんまヒットしてしまうとは。

・煙草はもとより、花火や焚き火、ハウスダウストは直接的に拙いから気をつけて、と言われたので、飼育部屋にも空気清浄機を導入しよう、と心に誓いましたとさ。

・気胸と喘息とが重なると厄介なものですね。煙草はもともと僕は吸いませんから問題ないのですが、花火を封じられると、夏の風物詩であるところの線香花火で納涼が出来ません(無論浴衣で。いや僕は浴衣来ませんが。というか、線香花火も自分ではあまりしませんが、してるのを見るのが好きなのです)。

・加えていうと、焚き火で焼き芋を作るという事も出来ないわけです(最近は消防法で五月蠅いですよね)。なんたることか! 僕の人生の楽しみが季節ごとに10%は減ってしまいます。月見と花見と紅葉狩りを禁止されなかったのをまだマシと思うべきなのでしょうか……(此らを封じられたら、トランプの絵柄当てゲームになってしまうかもしれませぬ)。

・にしても、下手すると死ぬから気をつけて、と医者から言われるとは思いませんでした。

・それでは来週! 更新再開出来ますことを祈りつつ♪

 ではでは〜