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2006/07 目次

BLACK OUT!の話と貯水タンク
タマヤスデのちょっとした話
圧力計
サキシマスジオの卵2006
タマヤスデ繁殖するの巻
コーヒーの積分定理の話?
最近の食事
ハイポジャガーと脱脂綿
Norte De Santander
platyomma三年半で雄になる
klugi毛をばらまく

2006/07/05

 こんばんわ。ちょっとBLACK OUT!というのに行ってみました(公式サイトは別にあった気がする……)。名古屋ですね。えーと、今月末に埼玉で、八月末に京都でやるそうです。

 写真はねー。デジカメ持っていったんですが、電池切れていたから無いであります。ごめんなさい。<行った意味なさすぎ!

 はっ、いま気付きました! 行ったということにして、「デジカメ忘れたので写真はないです」という手法をとれちゃいませんかっ。
 長期にサボった後は、
「ちょっと南極点に行ってきました。昭和基地はステキな施設ですね。さすがに北極とはちがって南極は寒いです」
 とか、
「ちょっとキリマンジャロの雪が見たくなったので行ってきました。豹の死体はありませんでした」
 とか、
「北極に行ってホッキョクグマに戦いを挑もうと思ったのですが、あの寒さではホッキョクグマに勝てても勇次郎は凍死すると思いました」

 ……とかやればよいんじゃないですか!?


 これは画期的な発見をしてしまったかも………! <信用をなくすから辞めなさい


 …………まぁ、冗談はさておき、そんなこんなで、出掛けたので、ばったり倒れそうな今日この頃なのであります………でも、楽しかったし、行って良かったな、と思ってますけども。BLACK OUTが、というよりは、名古屋をフラフラしたその全般が、ということですが。ウナギも食べられたし(ひつまぶし、とゆーのを御馳走になりました。あれは美味しいですね………僕は美味しいモノに目がないので、まだまだ日本歩き回って色々食べなくては!と決意を新たにしたとか。知ってるけど食べてないもの多いですし。例えば讃岐うどんとか本場で食べてないし……)

 でも、出掛けて戻ってきたら扇風機が故障していたり、ミスティングポンプの一台のコンセントが外れていたり(たぶんポンプ自体の振動が伝わって外れたのだと思われる………この辺問題だな〜。電源ケーブル違うやつに交換しよ………)、ミスティングノズルの一つが詰まったりと、ちょっとチマチマとしたトラブルは散見されました。

 うーむ………たった二日出掛けてただけなのにな………
 二日であろうと一日であろうと、出掛けて戻ってきた時は、正常動作してたか細かくチェックするので、或る意味普段よりしっかりチェックするのですぐに気付けて、或る意味良かったかもしれません。長期出掛け中じゃなくてホント良かった………(汗)

 なんか、運に守られていますね〜♪


 ――――そう、きっと、こういう風に運を使っているから、フラフラで疲れて今日はバスで帰ろう………と思ってよたよたとバス停を目指すと、目の前で乗りたかったバスが出発したりということがここ一週間で三回あったりしたとしても、
 一ヶ月ほど前に出来たという新しい喫茶店に連れて行ってもらったら、そこで出されたグラスにヒビが入っていたりしても、
 疲れたけどメンテナンスはしなきゃと注水用のヤカンに水を入れ運ぼうとしたとき足がもつれて水をぶちまけ、それをあわててどうにか拭き取り、結局水遣りは終わってないから再度ヤカンに水を入れて運ぼうとして、同じような場所で足を滑らせて水をぶちまけるということがあっても、
 買い物に出掛けて店に行ったはよいけど何を買いに来たのか思い出せず取り敢えず中を見て回っているうちに当初の目的を忘れ、食料などを買い込んで家に戻って玄関に入った途端に、何を買いに行こうとしたのか思い出すということが此処一ヶ月で数回あったとしても、
 さらに前回忘れたから今回忘れないようにしようと心と星と月に誓い買い物に出掛けたはよいけど再びスッパリ忘れて戻ってきてしまい、帰宅した途端にその事実に気付くということが此処一ヶ月で数回あったとしても!!!


 きっと、総体的に見れば運がよいに違いない…………!<血涙を流しつつ信じようとしながら


 そんなことを滔々と知人に語ったら、途中から運とか全然関係なくなってない?と言われました。

 ………そっかな??(小首を傾げながら)


 コオロギ繁殖準備を着々と。タンクは大きすぎましたねぇ…………


 細工中

2006/07/06


 写真と内容に一切の関連性がない話

 国産タマヤスデ(フイリタマヤスデかミクニタマヤスデか今の所よく分からない。解析中)の飼育法、ほぼ完成形が見えて来ました(繁殖もしたっぽいし、あとは無事に成長しきればひとまず完成です)。

 分かってしまえば単純かもしれませんね………
 あとは、何処まで洗練させられるかが課題、かな………ああ、ここで言う飼育方法というのは、山で朽ち木を拾ってくるという手法ではないです。いえ、別段そういう手法を否定するわけではないですが、僕はそういうの出来ないので、それ以外の方法を探さなきゃいけないというだけで。木材として入手出来るどういう木を用い、どういう手法で腐蝕させたものを好むのか、室内でのそうした樹木の熟成方法も絡めて、何が最適か調べるというか。

 …………山はねぇ………山へ行くのはよいのですが、木材とるのはなぁ(苦笑)
 持ち帰るのは重いじゃないですか………どうしたって、飼うにはこうした取り組みが必要になるのですよ〜……

 飼うのが簡単か難しいかという問題は、タマヤスデに関しては、「飼うのに必要とされる要素が分かっていなければ極めて難しく、分かっていれば簡単だが、その場合でも手間暇は掛かる」という感じでしょうか。まぁ、どんな生き物でもそうかもしれませんが。

 今後の課題は、

・タネになる腐蝕菌は何から採集出来るものが最適か
・朽ちさせる木材の最適な種類は何になるか、どんな環境(温度湿度など)で効率的に腐蝕が進むのか。

 でしょうかね………国産のはだいたい絞り込めているので、もう一度試したら結論が出せるかと思います。
 この辺、種類によって違うでしょうから、外産含めて、種ごとに変えていかねばならないのでしょうな。まぁ、アプローチは同じ感じかもですが………

 そんなこんなで、密やかにタマヤスデが楽しくなってきましたかな、とか思っています。
 まだまだ、飼育繁殖方法が開拓される余地がある分野ですが………まぁ、北のヤスデ王が取り組み始めている種類は、時間の問題な気もしますけれど(苦笑) 

 はて、タマヤスデはどこに紹介しようかなぁ………今回のは、琉球にいる種類でもないし………折角だから、独立頁で纏めたいところなんですが………

2006/07/07

 フェルマーの最終定理の文庫版って出てたんですねぇ………(遠い目)<先日、既に読んでいたのに欲しかったのでハードカバー版を買ってしまったらしい。

 まぁいいや………

 カバーがついている本にパラフィン紙のカバーをつける場合は、カバーにまずパラフィン紙でカバーをし、それを被せるようにするとよい、と教わったので早速試してみたのですが、これが実によいです。
 パラフィン紙でカバーした場合、手の中で微妙にズレたり、何度も読んでいると角の部分が切れて来たりというのが気になっていたのですが、ぴったりカバーがされることとズレにくくなったことで、摩耗するまでの時間が飛躍的に延びるようです。
 ………そういえば、昔、紙のカバーを本に附けてくれるとき、とある本屋がそうやってくれていたのを、今思い出しました。とはいえ、これ、カバーに被せる紙カバーの折りが丁度でないといけないので、少々手間かもしれませんが………

 無論、ペーパーバックなどの、カバーが存在しない本では、どうしようもないですが………洋書だと、カバーがあるほうが珍しいのかな。

 紙カバーをすると、本とカバーが微妙にズレてしまい、カバンの中などでカバーの上端、或いは下端が曲がってしまう場合があります。僕はそれを防ぐ目的で、最近は書類を入れる紙箱を本を入れる場所としてカバンの中にいれているのですが、やはり、バッグの利便性が下がりますからね………
 この方式でカバーをつけると、ズレることがなくなり、その危険性がかなり軽減されるでしょうか。

 まぁ、これをしたとしても、無造作にカバンの中にいれるのは躊躇われますが………出来れば、本のサイズに合わせた厚紙製の本箱でもカバンに入れておくべきですかね………<そこまでやらんでも………

 出来れば蔵書すべてにこの細工を施したいところなんですが………う〜ん………(汗)

 そう言えば、国会図書館とかって、借りるとカバーがない状態で本が出て来ますよね。前々から不思議だったんですが、あれはカバーは別に保存してあるのでしょうか………? なんか無性に気になりますな………今度聞いてみよう………


 送って頂いた圧力計。これでポンプの正確な圧力が調べられます。数値みつつ、ミスティングにどれぐらい使えるのか調べよう、ということなのですけどもね〜
 しかし、肝心のポンプの方がまだ来てなかったりするのですが………一週間で取り寄せって言ってたのにな〜………(−−;)??

2006/07/08

 七夕見ようと思って屋上にココアを片手に出たところ、足すべらせて転がり落ちそうになった管理人です、こんばんわ。


 …………当サイトはたぶん事実の羅列だけでお送りしております。危うくお送り出来なくなるところだったかもしれないところがエキサイティングでスリリングですね♪

 さて、既に御存知の方も多いかと思いますが、ボールの卵が孵ったわけですけど、あれは多分あっちで殖えたということになるのでしょうね。ま、しゃーないかな………今回のはどうせ、手元で育てようと思っていたので、問題もないのですけども。

 

 はい、此処を見ている人には、既に毎年恒例になりつつあるサキシマスジオの卵ですよ(というか、基本的にサキシマスジオぐらいしか此処では話題にしないというのもあるか…………)。

 産卵まではよいけど、孵化率が悪いのも毎年恒例だよね、とか思った人は前にでなさい?(さわやかな笑顔で)


 ふふふふふふ…………

 ふはははっはは! 甘い! 甘いですぞ!

 その甘さ、餡船で蜜をしっかりと落としていない餡のようにべたべたに甘い!

 はーっはっはっはははははははは!ごほっ、ごふっ、ごほごほごほっ、い、いかん、笑うと喘息が出るのだったっ、うー、はー、すー、はー…………

 ………まぁ、ともかく甘いですよ!

 今年の卵はひと味違う!(筈だ!っていうかそう思わせて!)
 もう一つの卵はふたあじも違う!(と思う!)

 ………失敗の上に幾多の屍(といっても僕のではないけど……)積み重ねて幾星霜…………(といってもまだ数年ですが)

 いろいろと成功例などなどから得られた情報を参考に、対策を施して挑戦してみたのが今年なのです。もう一方のはいま脱皮直前になってるから産卵はまだ先です。

 まぁともかく、例年とはちょっとアプローチの方向を変えて挑戦してみたわけで………具体的にどうやったかは、前に書いたと思うからログ探してください<ぉぃ

 ん〜、現時点での雑感としては、産卵数は去年と同じ四個なんですけども………殻の厚さが全然変わってないように見受けられ………このままでは、あっさり去年と同じ轍を踏んでいるのではという気がしなくもないのですが………


 …………ま、まぁ、これが失敗だったら、もう一方のが成功するかもしれないわけだし………今年ダメならばそれを考慮に入れて来年また取り組むわけだし………成功するのが先か、それとも僕の身が滅ぶのが先かの勝負ということですな。


 ………
 …………
 ……………何故だろう、今、なんか微妙に敗北の公算の方が高いような気がしてしまった………き、きのせいだよね………


 …………( ̄_ ̄ )←いろいろ考えてるの図

 ……………………真面目に御飯たべよう………<最近あまり食べていないらしい

2006/07/10




 わやわやと殖えております

 いや〜、感慨深いモノがありますね。たぶん、上に見えるチビは第三世代じゃないかな。

 日本で一体どれ程の人間が打ち込んでいるか分からない日本ヤスデ界でありますが、此処最近にわかに活気づいては………いないんですけど(活気づいていたとしても、僕は気付かないでしょうから、どっかで活気づいているのかもしれませんがw)、なんていうのですか、深く静かに進んでいるというか………そんな感じがするのですが、如何でしょうか(笑)

 今後の目標として、両手ですくい取れるぐらいにいっぱい、タマヤスデを殖やしてみたいなぁ〜…………


 …………なんか、僕って、ろくでもないというか、どーしょーもない夢ばかり持っている気がしないでもないですね………(苦笑)

2006/07/15

 わすれたー、ころにー、更新をー

 るる〜ということでこんばんは、Cでありますよ。



 まだ道のり半ばではありますが、取り敢えず、これでG13型トラックを発注されたりしないで済む………かな?(苦笑)

 いや、ホントにこの一年半というもの、胃が痛いこと痛いこと…………………あ、比喩じゃなくて、そういえば僕は、別な理由でですが胃潰瘍になってたのでした。そりゃ痛いですよね。あははははは♪

 …………まぁ、ともかく、胃穿孔になってはホントに困るし……どうかこのまま孵化してくれますように!


 ………………はっ、しまった!Σ( ̄□ ̄;
 七夕の時に織り姫と彦星にお願いしておくべきだった………くっ! ぬかったわ!

 今年はもう手遅れですが―――しかしよいことを思い付きました。あれだ、僕のスケジュールでは大抵六月〜七月中旬にかけてが産卵の時節ですから、来年から「無事孵化しますように」という短冊を書いて願うことにしよう………<かなり真面目に言ってますよ?

 さてさて。

 更新をさぼっていた間、僕は何をしていたかというと、取り立てて何もしていなかったような気がしないでもないのですが、此処は一つ、大変忙しくPCの前に座ることも出来なかったので更新出来なかったんだよ!という虚偽の証言をしてみるべきでしょうか。ただ、ここ数日結構な人数にメールを送信しているので、あっさり看破され、糾弾されてしまうような気がしないでもありません(たぶん皆そんな暇じゃないだろうからしないでしょうが)。
 やっぱり正直に、ただサボってただけです、と告白しとこうかと思います。でもまぁ、結構色々な事を考えたりはしていました。例えば、あまりに睡眠時間が少ないので、沢山寝たいな……と考え、そこから、人間は何時間連続して眠れるんだろう、これってトリビアになりませんか、とか(一度目が覚めても、30分以内に眠ればセーフというルールで)。

 そんな風な事を考えつつふらふらと用事があって街を歩いていたのですが、此処最近は暑いですよね。僕は暑いのは苦手でして(寒いのも苦手です)、日差しを避けるべく、ふらりと喫茶店に入りました。
 メニューに書いてあるものがよく分からなかったので、「紅茶は何がありますか?」と訪ねたところ、ウェイトレスさんは少し困った表情をして、「当店は珈琲専門店なので………」と、紅茶がない旨を僕に告げました。

 …………後々分かった事なのですが、確かに入り口には珈琲専門店○○、と大きく看板にありました。見えなかったのは視力が悪かったからでも、珈琲という漢字が読めなかった訳でもなく、太陽のせいだということにしておきたいところです(無論、太陽に責任を帰すのではなく。太陽が眩しすぎたのサ、という理由により、太陽の名誉を傷つけることなく丸く収めたいと思います。前述の発言により、僕の人間性とかが主に毀損した気がしないでもないですが)

 それはさておき。

 こーひー……

 コーシーの積分定理というのがあったなぁとか思い出しながら、此の停滞というか凍結した空気をどうにか打破しなくてはと焦りました。よく見ると店は雰囲気がよく(というか雰囲気良さそうだから入ったのです)、調度品も年が入った感じであり、コーヒー専門店としての自負を其処に感じなくもありません。っていうか入った時に、店をよく見れば気付いた筈であろうに………豆ばっかり並んでいるのだし!

 しかし、気付かなかったのだからしょうがない。此処はどうにか誤魔化すしかないっ………! 

 コウチャとかコーチャーとかいう豆はないでしょうか。キリマンジャロとかあるんだし、世界の何処かには紅茶に近い発音の山とかあっても良さそうです。世界には様々な地名がありますからね。
 問題は、そうした山だか産地だかが存在し、かつ、その名前を冠したコーヒーがなくてはならないことですが。

 もしそういうコーヒーがあったとすれば、どうにか誤魔化しが利くのではないか?と、明晰じゃないかもしれない頭脳は考えました。

 そこで気付いたのは、僕は「何がありますか?」と訊ねたということでした。何が。紅茶の種類。葉っぱの種類は何があるのでしょうか、という意味の問いだったのですが、今やその発言のせいで窮地に追いやられている。

 コーヒーには詳しくないのですが、例えば「キリマンジャロは何がありますか?」という日本語は有り得るのでしょうか。←キリマンジャロしか知らないようです

 コーヒーの煎れ方にはとんと詳しくありません。ホットとアイスがあるのは知っています。しかし、ホットがあるのが基本として、冷たいものもありますか?という質問だったなら、何がありますか、という質問ではなく、アイスコーヒーはありますか?という質問になる筈です。
 温度ではダメです―――しかし、あまり詳しくはないですが、豆の挽き方にはいろいろあった筈………よく分かりませんが、例えば粗挽きシャウウェッセンとか、超音波爆砕挽きだとか、真空減圧乾燥(フリーズ・ドライ製法)とか、水出しコーヒーだとかそういう風に沢山の種類があれば、何がありますか、という質問も成り立つのではないか。無ければ成り立ちませんが。

 どうする!? 此処は行く可きか、引く可きか―――最早、というよりは最初から混乱していたであろう頭脳がデフレだかインフレだかどっちか分からない二重螺旋の思考を走らせます。


 此処は誤魔化し押し通してしまえばいいのではないでしょうか。コウチャという銘柄のコーヒーが好きなんだ。此処にはコウチャは置いてないのかね?とかやるべきか!?
 
 喉まで出かかりましたが、そこはぐっと押さえます………それは幾ら何でも間抜けすぎるのではないか、ということに気付いたからです(天才的閃きと言えましょう)。なにより、見ず知らずのウェイトレスさんを困惑させる趣味はありません。
 余談ですが、知り合いのウェイトレスさんをからかうと、一〇八倍になって返って来ることを数度の経験を経て学んでいるので、尚更やりません。僕は平穏に長生きしたいのであり、岩塩がカップに処狭しと入ったコーヒー(曰く「塩コーヒーは躰によいのよ?」とのこと)とかを好んで飲む趣味は持ち合わせていませんので!

 しかし、此処で突っ切らなければ、僕は珈琲専門店で紅茶を注文した男、という烙印を押されてしまいます………漢字読めないんじゃないの?みたいな。

「さっきのお客さん、紅茶って言われたのよー。看板読めなかったのかしら………困るのよね、ああいうの」
「珈琲ぐらい読めても良さそうなものだがね………まぁ、見るからにぼーっとしてる感じだったし、おっちょこちょいなんだろう」<観察眼のある意見ですね

 そんな風に思われるぐらいなら、此処は強引に押し切ってみるのも一興なのではないか。そもそも初めて入った店なんだし、珈琲はあまり飲まないのだから二度来ることもたぶんない。此処で行かずとして何時行くというのか! そう、いまこそ行くべきときではないのか!


 胸に決意を秘め、僕は顔をすっと上げ、ウェイトレスさんにメニューを渡しながら、僕は言いました。







「すみません、えと、それじゃ、キリマンジャロを………」



 …………そんなこんなで、管理人さんは今日も波風を立てずにふよふよと生きているのでありました。

2006/07/16

 此処最近の食事

 御飯
 漬け物(菜っ葉、茄子とか)
 豆腐(おぼろ、絹ごし、木綿、おから、ざる、油揚げ)
 海苔
 ひじき
 枝豆
 インゲン豆
 オクラ
 錦松梅
 桃
 水(六甲のおいしい水が美味しいなーと思う今日この頃なのです)

 以上の組み合わせで一週間が過ぎています。来週もだいたいそんな予定だったり。

 …………こうして見ると、なんか修行僧か何かみたいだな、僕………(−−;;



 そんな食生活なのですが、何故こんなになっているかというと、別に此が不健康とかそういうことでもなく、どちらかというと逆です。これは、一日三食をなるべく食べるにはどうすればよいかを考えた結果なのです。

 ここ数年、一日二食とか多かったし、肉とか食べると、それだけでなんか十分な気分になり、結果その翌日は、一食食べて、あとはお茶と水、時に果実という風になってしまうようなのですよね。

 だから、取り敢えず、人間三食食べるところから始めなくちゃな、ということで、軽く食べられる御飯と漬け物、成る可く蛋白質を、ということで豆を多めに食べる方向で調整してみてます。はてさて、いつまで続くやら………という感じですが、成る可く続けないといけませんな。

 ただ、どうもさっぱりしたものしか食べていない結果、栄養価が気になるので、近々栄養士の知り合いに色々本を借りて勉強してみようかな、とか考え中だったりします。ほら、こういうのを知ると、飼育シーンにも役立つかもしれませんしね。


 う〜ん、青さが足りないな〜。この辺のブルーというのは、欧米人が言うところのブルーである気がしますね(苦笑)
 つまり、日本人が思い浮かべるような藍色、空色ではなくて、青みがかった灰色、ブルービューティのブルーですね。
 はて、ヤスデの色って、食べるモノで色々変わってきたりするのでしょうか。もーちょっと、日本人がいうところのブルーが欲しいな、とか思いまして(苦笑)

2006/07/23



 ふらふらとこんばんは。今日はこんなものを見て来ましたよー。上のはフラッシュ焚かずに撮影したんですが、ちと写真暗めだ………
 これは所謂ハイポジャガー・カーペットの幼蛇です。詳しくは例によって自称・負け組ショップへどーぞ。…………ホントに負け組なんだろうか………?<なんか今回のとかを見ると怪しくない?w

 いやはや………ステキすぎますなぁ………此を見る為に徹夜してスケジュールを強引に空けた甲斐があるというものです(笑) 朦朧としていたせいか電車を降りる駅を間違えましたが(普段からよく間違えているだろうという真実を衝いたコメントをしないように)。いや、しかし、そりゃ、こんなモノが来ると聞かされては見に行かぬ訳には行くまいて………

 

 此は、特に側面の白さが上まで来てたような気がする。や、どれも良かったし、幾つかは別な方向性を感じるので、それはそれで愉しめそうな感じでした。
 ああ、なんてステキなのかっ!(うっとり)<どうみても怪しい人です
 なんであれ、その道の人が丹精込めて育成したものとか、繁殖させたものを見るのは楽しいものです。今回のは、もともと僕自身がモレリア好きということもあり、尚楽しめましたし………

 そう言えば、ハイポジャガーは共優勢遺伝(co-dominant)形質です。コドミナントは、パイソンでは幾つか知られる遺伝ですが、ナミヘビではあまり聞かないですよね。

 僕はなんとなく、ナミヘビでは無いのかな、と思っていて、無いのだとしたらそれは何故なのだろうとか考えていたのですが、去年、とあるナミヘビで共優勢遺伝なのではないかという形質があって、ひょっとしたらあるのかもしれないな、と思い始めていました。ただ、それに別の仮説も出ていたので、取り敢えず保留していたのです。
 ところが、どうも、別のナミヘビでなのですが、あっさり共優勢は存在するようなのですね………世界は広い………というか、なんというか………………まぁ、単純に、まだまだ僕の知らない事が世の中多いってだけの当たりまえのことなのでしょうが(苦笑)

 やー、ホント、もっと色々読まないとね………最近はタラ関連の本ばかり読んでいて、他の関連の本読むの止まってるし………息抜きに生き物関係じゃない本は読んでいますけども。

 ナミヘビの遺伝というのはよく分からないものがまだ少なくない気がします。所謂ブルーフェースは全般的にそうではないでしょうか。バロンコダマのターコイズにしろ、ターキッシュにしろ(これは存在自体がもう不明な気がしますけど(苦笑)、frenataにしろベトナムライノラットにしろ、その他諸々にしろ………

 幾つかは遺伝するのが分かっていますし(例えばバロンコダマとか、frenataもそうじゃないかな……)、ほぼ遺伝するのだろうと思われてはいるものの、単純劣性なのか、地域個体的な要素が関わっているものなのか(他の産地のものとと混ぜてとった子同士で交配した場合に出ない、或いは確率が劣性遺伝のそれにそぐわない、或いはパイソンでは性別が関わってくるのではないかなどなど………)までは分かってないと云うか。
 ブルーじゃないけど、バロンだったらグリーンとライムとブラウンがまだ残ってますよね。ライムは劣性かもだけど、ブラウンの存在は謎ではないでしょうか。…………或いは、分かっていても、秘密になっているのかもしれないですが(笑)

 まぁ、どれも今後の楽しみの部類なわけですけども………どれも、僕自身は検証する人じゃないですから………成果を見させてもらって、わー、そんな結論になったのですかー、凄いなーとか思うだけというのが情けないような気がしてきたな………(遠い目)


 僕が最近やってる検証みたいなのと云えば、そう、脱脂綿とハエの上陸でありますよ!(はい、ここら辺で閲覧者の九割は「うわ、どうでもよい話題になった」とか思って、ウィンドウを閉じようとするのではないかと予測しますよ? まぁ、なんか最先端の研究から一気に夏休み自由研究になったようなレベルの下がりっぷりは否定しないけどね? いや、でも夏休みの自由研究も人生の中では重要だと思うんだ <最早意味不明ですな……)

 脱脂綿を使ってショウジョウバエを上陸させる方法ですが、たとえばカスリショウジョウバエの培地に脱脂綿を二枚入れた場合、下の方に入っていった蛆は無事に孵化出来るのか?という疑問がありました(一枚だけでは上陸場所として足りなさそうなので二枚入れるわけですけど………)。

 感覚的に、なんか駄目そうです。いや、ダメそうじゃないですか? そんなことないだろ、と思った方はダメそうだ、と書いてある僕の文章を見てダメそうなのかな、と思い込んでください(最早この時点で結論を書いたようなものだな………)

 そもそも、脱脂綿の内部の方で蛹になったものすら、外に出られないのではないだろうか、と気になったのです。最初に蛹になったのではなく、中の方で蛹になった蛆がいて、その後、後続の蛆がその周囲を固めるように蛹になったのだとしたら、出てくる隙間もない程に密になってしまうのでは?

 上陸する場所がないが故に培地表面で蛹になると、その上でさらに蛆は蛹になり、前に蛹になったのは培地に没してしまい、死んでしまう。それと同様、もし過密であるが故に羽化時期になっても外に出られなくなってしまうなら、それをどうにか改善しなくてはなりません。勿体ないですから<理由が随分とセコイ

 厚紙や木パッキンよりも脱脂綿を僕が選んだのは、それが単純に楽だったからです。無論、厚紙や木パッキンの方が優れている点はあります。ただ、僕の場合は厚紙を切断したり、折ったりする作業をすれば体力が持たないし、そういう時間は他のことに回したい(飼う量を減らせよという意見は全く以て正しいのですが、そこはまぁそれということで(苦笑))

 木パッキンの場合は、培地を詰める際に取り出す時に木屑がどうしても多少出るので、余程気を付けないと地面に落ちてしまい、落ちたからにはそれを逐一其の時に掃除しなくてはならなくなります(掃除しないと家族の目に触れるので、「ちょっとこれはなに」となってしまうから……)。それがどーにもこうにも面倒なのですね、僕には。

 そういう理由で脱脂綿を選んだのですが―――結論から云えば、どうやら一枚の場合は、どんなに過密であるように見えても、中から結構無事に孵化してきます。だいたい羽化した後の脱脂綿を取り出して切り開いて、中で出られなくなって死んでるのないかなーと思って見たんですけど、殆ど無いように見えました。
 これは脱脂綿をほぐして入れるとかそういうことには関係が無いようですから、普通に袋からとりだして、ぽんと入れるので問題ないように思います(ちなみにほどよく圧縮されて袋に入っている脱脂綿の厚さはだいたい6-7mmぐらいでしょうか)

 それでは二枚の場合はどうか。二枚重ねた場合と、隙間が生じるように二枚を縦に入れた場合、丸めて(ロールケーキ風)立てて見た場合などなど調べたのですが………

 二枚を重ねていれると、カスリショウジョウバエの場合、なんとか根性で出てきます。ただし、水分が多くなって、べしゃっと脱脂綿がなるようだとダメ。蛆でぼわぼわーと云う感じなら問題なしってところでしょうか。ちなみに、二枚の脱脂綿を一回も引き離さずに袋から出した状態のまま入れた場合、何がどう作用してもダメなようです。一回離して、重ねて入れる時もちょっと歪ませて波立たせて、隙間が生じるようにするという一寸した工夫をすることで、全然違うので、そういうちょっとしたのが重要かもです。
 キイロショウジョウバエの場合は、どんな風にやろうが、二枚にすると内側から出て来づらいようです。ただ、こちらは一枚で分量的に問題ない場合の方が多く、二枚入れる事の方が稀ですから、まぁどうでもよいかもしれません(ちなみに僕はキイロショウジョウバエとカスリショウジョウバエは、同じ規格のケースで培養してますが、入れる培地の量が違います。キイロの方が少ない)。
 もしもキイロで二枚入れる場合は、二枚目を入れる段階で一枚目をピンセットで培地から引き剥がし、側面に立てるようにしてから二枚目を入れると問題がないです。ただし、此の場合、培養ケースをひっくり返してハエを取り出そうとした際に脱脂綿が落ちやすいというデメリットがあります。

 カスリの方でロールケーキや二枚縦置きはどうかというと、これが意外にダメでした。前者は均一に密になるのではなく、下の方から密になっていくので培地に沈み込む部分が出来てしまう。二枚縦置きも似たような感じですが、カスリでは特に顕著で、沢山の蛆が登ると両方が崩れてきて、ぐちゃーという感じで、崩れて繋がったのの下の位置にあったのは事実上出てこられなくなってしまい、ピンセットで出てこられるように調整したりと手間が増えました。


 よって、キイロショウジョウバエの場合、殖やすのにどれぐらいの培地が必要になるのか見極めること―――つまり培養する環境に於いて、どのくらいの量(表面積に対する深さが重要ですね)の培地に、どれぐらいの数の種親にどれぐらいの期間産卵させるのが最適か見極め、かならず一枚の脱脂綿で回収しきれる蛆の数にコントロールすることが手間を少なくするコツになります。

 …………まぁ、見極めというか、調整が必要という意味では、キイロだろうとカスリだと変わらないんで、これはキイロの場合にのみ言えることでもないんですが……何故かと云いますと、一枚の脱脂綿で回収するにしろ、二枚で回収するにしろ、上限があるからです。どこまでも無計画では限界があるというか。

 蛆がたくさん脱脂綿につくほうがより羽化するのでよいのは確かですが、蛆がすべて(あるいは大半)蛹になった時点で、培地が見えなくなるぐらいまで蛹でびっしりになるようでは失敗になってしまうのです。
 これがどういう状況かというと、脱脂綿に余力がある間は、脱脂綿の中や表面になるべく蛹はあつまりますが、それを越えると、脱脂綿表面の蛹の上にどんどん積み重なります。脱脂綿の面積はケースの面積の90-95%である為、脱脂綿の側面と瓶の壁面との間に橋を架ける感じで積み重なっていきます。密ではあるのですが、培地に沈まないので、羽化に支障はありません。実際、問題なく羽化してきます。

 表面にびっしりと蛹が覆った状態は非常に効率がよいように見えます。
 羽化までは、何も問題はないです。然し、確かに羽化まではよいのですが、この、表面がびっしりと蛹で覆われている状態では、羽化した後、ハエは培地に接する事が出来ません。

 こうなると、キイロショウジョウバエの場合は特に顕著なのですが、水不足で死んでしまうことになります。
 勿論、カスリショウジョウバエでもこの現象は起こります。表面一杯になってしまうのはカスリショウジョウバエの方が起こりやすいのですが、こちらは多少水がないことに耐えられるので、当日か翌日に使うなら問題が顕在化することは少なく、キイロショウジョウバエの方は、表面一杯になることは少ないのですが、もしあった場合は、結構簡単に死んでしまうので直ぐに問題になりやすい。総体的に、どっちも同じぐらいのトラブル具合でしょうか。

 羽化したハエは、ただそこで完成なのではなく(培地の栄養状態がすぐれていればそのままでも問題ないのですが)、或る程度培地表面のイーストなどを食べることで太る部分があり、それを与える方がより栄養価が高いというのもあります。が、此処で云うのはそれ以前の問題で、培地表面に近づけないので、乾きで死んでしまう。

 ハエを試しに水も何もない瓶に入れてみれば分かりますが、一日と生きていられませんよね。試さなくても分かりますか。そうですか……

 ま、まぁ、兎に角、瓶にどれぐらい湧くのかを完璧に把握し、羽化したらその日のうちにすべて使うぜ!という方にはどうでもよいことかと思いますが、僕はけっしてそんなことはなく、云っちゃなんですが過剰生産しておかないと不安で不安で御飯も喉を通らないのですよ(そう、僕が御飯をあまり食べないのはだからなんですよ? いま明かされた衝撃の新事実!<僕も此を書くまで知らなかったところが衝撃かな?)

 ま、過剰生産しておいた方が安心というのもありますが、そもそも僕は二日〜三日に一度しか培地を仕込まない人なので(一週間に三度ですか)、或る程度の日数は培養瓶の中でキープってのは基本なのです。五本中四本使って、一本はキープしとくとかですね。

 勿論、ビバリウムの中に最初から多めに入れて、バナナも一緒に入れておいてハエのビバリウム内部での寿命を延ばしたりとかもしますが、それとは別に、瓶で保存しとくのも安全牌ですから………

 対処方法として、なんですか、ローディング用の瓶を作って、逐一その中でキープしておくという手もあります。手間は増えますが、確実にキープ出来るでしょう。

 が、それはどうにも僕の趣味ではないです。だって、そういう瓶作らなきゃいけないわけで………作業増えるじゃないですか(苦笑)
 それに、ローディングは、コオロギの方でやってますし………

 産卵させる量のコントロール(繰り返しになりますが、一つの瓶にいれる種親の数をどれぐらいにするかというコントロールですね。何日入れておくかは、培地を何日おきに仕込むかによって左右されるので、培地を仕込む日を固定にしている以上、変数に出来るのは種親の数しかないので………)によって、蛆がすべて蛹になった状態でも、培地が少し見える(羽化したハエが、残っている培地の水分などを摂取出来る)程度にすることの方が、労力は少ないと思うわけです。
 この辺のことは、或る程度検証して、どれぐらいがベストか一度覚える事が出来れば、あとは自然に何となく出来ますから………

 そんなわけでまぁ、脱脂綿によって効率化はかなり図れたとは思うのですが、効率化が出来るか出来ないかは、行う人によりかなり幅があるような気がしてきました。僕も、まだまだ完璧に身に着けたとは言えないので、最高に良かったときは「うっわ、すごい採れた!」って驚くぐらいとれるのですが、ダメな時は「しょぼぼぼーん…………_| ̄|○ 」という感じですからね………上手くいってるかどうか観察するのが難しいってか、コツがいるかもしれない………上手く行ってるときは、蛹になりはじめた時点で、「これはよいや!」と分かるんだけど、それより前に分かりづらいっていうか………うーん、見極めが僕も満足に出来ているとは言い難いしなー。うーん…………

 そんな訳で。


 「脱脂綿を使うと、たぶん、かなり効率化を図れるけど、出来るかどうかはやってる人次第!」


 という、「そんなん誰でも予測出来るわぁぁぁ!(怒)」という、どうしようもない結論を出したところで、今宵はお開きにして逃げたいと思います。ではでは〜♪

2006/07/24

 どうも皆様こんばんは。知人の間で、ダメ人間をやらせたら天才的だとの噂も名高い今日この頃です。天才的にダメ人間、というのは褒められているのでしょうか、貶されているのでしょうか。
 天才って言葉が入っているし、たぶん褒められているのだろうと思っているのですが、過去「御飯を食べない言い訳を考えさせたら右に出るものはいないわね……」と云われた時に、「やぁ、そんな褒められるほどでもないよ」と云ったら本気で怒られた事があるので結論は急がないでおこうと思います。

 そういえば、よく、御飯を二食しか食べないと太る、と耳にしますが、僕は二食しか食べてませんが太ってません。むしろ夏なので痩せて来ました。不思議です。三食食べても痩せます。何故でしょうか。ところで先生、バナナはおやつにカウントされないそうですが、ならば一食にはカウントされますか?

 そんなこんなで、あっさり一日三食ちゃんと食べる作戦は頓挫しております。たぶん頓挫するだろうと思っていたので予定通りです。困ったことですが、頓挫したら困るだろうな、とも思っていたので、これも予定通りです。これらから学べることは、予定通りに進んでいても全然ダメな場合がある、という事ではないでしょうか。

 ですから、此処の更新が滞っていて、本来なるべく毎日更新しようかな、とか思ってる僕の予定が上手く行っていなくても、それは必ずしもダメとは限らないのでは?――



 ――――という理屈になってもいない文章でサボっていたことを誤魔化そうと取り組んでみたのですが、如何でしょう?
 誤魔化されて下さった方は、そのまま誤魔化されてください。
 誤魔化されなかった方がいるかもしれませんが、たぶん誰も誤魔化せないんじゃないかな、と思いつつ書いたので、総体的には予定通りですので問題はないかと思います。


 ………根本的に何も解決していないけど


Holothele sp."Norte De Santander"
 小型種だからって、あなどるなかれ、でありますよ?(侮ってないなら別によいのですがw)
 ま、小さすぎて色も出てませんから、今後に期待ですね(雄にならなければですが………Holotheleなら寿命が持つかもだから………

 ちなみにSantanderという地名はスペインにあるのですが、これはビスケー湾を望む港町で、此処を北に行くと海しかありません(笑)
 メキシコにもあって、Santander Jimenez(最初のeはホントはeじゃないのですが)ってのがあります。が、Norte De Santanderってのは、どうもコロンビアのようですね。
  コロンビアの北東、ベネズエラと北と東で国境を接する県です。南部はDepartamento de Santander県。

 …………ふむ………アレですな、非常にヤバイ地域ですね…………コロンビアという時点でもうなんですか、まぁ、なんなんですけど、その中でも群を抜いてるところというか………コロンビアの中でも一番ステキ★、という感じっぽいなー、みたいな。

 …………なんか、そゆ話を聞くと、このクモを見たときに感慨に耽ってしまいそうになりますな〜
 ってか、次があったとしても、そんな三年とかで来るかどうかは厳しめだね(苦笑)

2006/07/25



 フラッシュ焚きすぎだ(汗)
 これはplatyommaさんですよ。これ、いつ頃飼い始めたのかなァ………と思って調べたら、2003年の頭ごろからですな…………三年半掛かって雄か………ちょっと時間掛かりすぎたかな………(苦笑)

 …………まぁ、緩やかに成長させてたってことで………こんなものかな。パワーフィーディングかければ二年程度でなったのでしょうけど、気長にやった感じでしたから(入手した当初は雌いなかったしねー。途中で別血統の入手出来たんですけどね)。今回は、奇しくもそれが別な意味で丁度よいタイミングだったかもしれないですけども………

 まぁ、この辺の大型バードイーターは、ゆるやかに餌をやれば(餌をやって放置するのではなく、定期的に少しずつあげるのが重要。それも幼体からじゃなく、4cmぐらいから減らしてかないとダメですよ〜)、幼体から雄を飼い始めても、普通に三年半は生きるから、これ雄かな〜とか思っても、「雄だったらのんびり雌を探せばいいか、二年ぐらいあるだろう」と判断して入手してみては如何でしょうか?

 まぁ、僕はそうやって見つからなかった種類の方が多いですけどね………!(血涙

 例はとくに挙げません。思い出すとね、ほらね、いろいろとさ、精神衛生上よくないじゃないですか………(遠い目)


 さて! そんなわけで漸く雌雄も揃い、繁殖に取り組めるというものでありますよ! まぁ此脱いで一週間ぐらいのとこなんで、まだ精子網張ってないから、もう暫くは様子見ですけどね………この辺は気長に此処まで来たのだし、焦らずのんびりじっくり行かねば。

 ……………………失敗しようものならば、なんですか………………………………想像しないでおこう( ̄_ ̄;

2006/07/31

 こんばんは。どうも北方で起こった7000円と2円盗難騒動の犯人と目されているらしいCであります。
 僕が犯人ではないかという卓見を示したのは、自称負け組ショップの人なのですが………真逆気付かれるとは……事実を隠蔽する為にも、今度会った時に……

 …………まぁ、そういうこともあるかもしれません………記憶にはありませんが、最近僕は身に覚えがないけど、確かにそうだと指摘されると否定しきれず、滔々と説得された結果、どうやらそうらしいと納得してしまうことが多々あるのです。

 例えば、なんとなく今日は食べたような気がするのだけど、「今日はまだ食べてないわよ?」と言われたりとかすると、本当なんだろうか………と悩むのですが………たぶんそうだろう、と信じる事にして食べるようにしています。食べた記憶がおぼろげながらあるとしても、それが昨日の記憶である可能性は否めないので(一日に二時間×二回の睡眠時間で生活していると、ホント分からなくなるんですよ………)。

 なんとなく、僕に御飯を食べさせる為に周囲の皆が僕を謀ってるのではないかという気もするのですが、そういう風に人を疑ってはいかんな、と疑念を振り払っております。まぁ、一万円借りてたとか言われた訳ではないですしね。もしそう言われたら信じないようにしようと決めていますが、僕に一億円ぐらい借りていて、今度返すよ、とか言ってくる人がいたら寸毫の疑念も持たず信じられることでしょう。残念ながら今の所そういう人は現れていませんが、きっと、僕が指定した返済期限がまだ先なのでしょう。

 

 前々から思っていたのですが、今回確信が持てました………非常に極悪な事ですが、この連中は、、脱皮前になるとその腹部の毛を丁寧にこそぎ落とし、それを脱皮前に張った巣の周辺に満遍なく撒くようです(苦笑)

 写真を見て、茶色っぽい粉っぽいのは、すべて刺激毛です。ただ、2-3cm程度のサイズでは、たぶんやらないです。思うに、この行動は大きくなればなるほどにするのではないかと。勿論、それだけではなく、或る程度の広さで脱皮をさせた場合であることも条件の一つでしょうか………例えば、躰のサイズとほぼ近しいようなプラケースで脱皮させると、あんまりこういう事はしなかったような気がするので。

 幼体よりも成長した場合のほうがこうした行動が顕著なのは、固まるまでの時間がより掛かるからかもしれませんね。
 例えば、幼体であれば巣穴はより小さく、齧歯類などに襲われる可能性は低いでしょうが、此処までのサイズになればそれなりに巣穴は広くなりますから、ネズミやら何やらに襲われる危険性が高くなりそうです。だから、それを防ぐ手立てとして、刺激毛をこうやってばらまくのでしょう………Aviなどでもそうした話はちらと聞いたことがありましたが、まぁ、やっぱラッシーの脱皮前が分かり易いんじゃないでしょうか…………

 ちなみに、これシート状に巣が張ってあるので、くるくると丸めて捨ててしまえます(笑)
 …………ふと思ったのですが、そういえば、蜘蛛って巣を食べて再利用するので有名ですけど、オオツチグモの仲間では再利用しないような気がしますね? 巣を張る連中………ウサンバラなんかも、食べたりしないような………うーん、やっぱり、捕獲用に常に綺麗である必要があり毎日使う糸と、一度張ったら放置出来る糸とでは、再利用に迫られる必要性の多寡が違うってことなのかな。