・水の冷たきこと
・餌付け
・どれがどの学名か
・間違えたのでフォロー
・機能美というお話
・燃え尽きたー
・空気清浄機が欲しい………
飼育部屋の水道はお湯が出ないので、この時期は毎年毎年厳しいであります(挨拶?)
気分はあれです、おしん?<古さの極北って単語が出たよっ!?
まぁ、冗談はさておき、ホントお湯が出ないので、水替えとかも1回ポリタンクに水を溜めて、かつそれにエアレーションしたり中洗ったりという作業が増えるので厳しいことこの上ないであります。しかし、思い起こせば三年ぐらい前は、この頃は飼育部屋じゃなかったので、えんえん部屋まで10リットルのポリタンクを二つ運んでいたような記憶もあり、人とはいとも容易く堕落するものであるなぁと思う今日この頃なのでした。
物理的な壁は精神的なものでは超えることは能わず。ゆえに、どういう方式をとるかで飼育数の上限って変わってくるのでしょうね。
どう考えても、ポリタンクを一日に十個運ぶような飼育スタイルは僕の体力的に不可能です(というか、それを散水するのも時間かかりすぎますからね)
ミスティングシステムを導入したり、ヘビ棚を作成したりしてから、なんか僕は道を大きく誤ったような気がする………そう考えると、導入しないほうが人としてはよいような気がしないでもありません………
でもまぁ、導入した結果生じた余裕で、また新しい仕組みとか考えて、それを作っているだけなので、全体的にはナニも楽していないところが業深いような………
(撮影したのは八月) 四ヶ月ぼやぼやと挑戦しつづけ、先日漸く交接に至りました。さ〜て、どうなるかな。
冬ですねぇ………炬燵で本でも読みたくなります。なんか、数日前から急激に具合が悪くなってきたので、暫く更新が停止するかもしれ―――
…………………既に停止してますね? アレ? <なにがアレ?だ
そんなこんなで今晩は(平謝りしつつ)
僕が「具合が悪い」と言うと、周囲からは心配の声よりも嚇怒の声が上がるのですが、これは有り難いと思うべきなのかどうか……いえ、たぶん有り難いのだとは思うのですが(汗)
でも、なんか、こう、物凄い勢いで怒られて正座させられたりとか…………………まぁいいですが<いいのか!?
まぁ、12月だという事実を斟酌すれば、それもむべなるかな、と思っています。だいたいですね〜、12月はいつも調子悪いんですよ。問題は、今年は体調が悪くなるタイミングが例年と違うので(まぁ去年もイレギュラーでしたが………)、まだヘビ寝かせ終えてないんですよね(汗) どうしたものだか………来年、ちゃんとブリーディング上手く行くんだろうか………今期は、クーリングに光源周期をつける連中が多いので、途中で倒れると計画がズレるんですよね………困ったなー。むー。
そんな瑣事はさておき。
Rhynchophis boulengeri
なんとなく、一匹追加してみたというお話。コツコツ貯めてゆくのです。
餌付けの練習がしたいな、というのは常々考えていたのです。本当ならば自分で殖やして餌付けの練習をいざとやるところなのでしょうけども、出来れば或る程度の塩梅を押さえた上で繁殖に臨んどけば、より楽になるかな、とか。まぁ、情報だけは手元にありましたし。
例えば、ヘビによっては、ホントにトカゲしか最初の最初は食べません………というのなら、予めニホントカゲを殖やすようにしとくとか、そういう準備をしとかなきゃいけないですよね。最初から活ピンクに餌付けるタイプのヘビならば、卵が採れてからマウスの親を入手するので遅くないけど(実際、必要になればやるです)、トカゲの場合、一年前ぐらいからぼやぼや用意しとかねばなりません。
と、いうわけでヤモリやトカゲを食べてるよー、という国内で繁殖された個体。正直、極々一部の人に限って言えば、日本のレベルというのはどのジャンルに限らずオカシイぐらいにレベル高いですよねー………先頭集団と後続集団の差の開きっぷりが鬼というか………
僕がいままで入手して来たのは、既にピンクマウスに餌付いていますよ、というものだったので、餌付けはするまでもなかった。だから、餌付けてみるのはコレが初なわけですな。
取り敢えず、結論から言うと、まぁ個体差もあるかと思いますが、強制とかではなく、ピンセットのテクニックだけで食べさせることは比較的容易です。試してみて一分するかしないかぐらいで食べたんで、「…………あれ?(汗)」と、ちょっと詰まらなくおもってしまったぐらい(爆)
実はライノの習性上、結構予測してたんですけども………やってみて、想像以上に簡単でした。
ただし、此の手の刺激のさせ方というのは経験がものを言う部分でもあるので………う〜ん、そんなに大したテクニックでもないんですけど、やっぱり、何も経験がないと、難しいのかな。その辺までは分かりませんね。そんな難しくないと思うんですけど。
同時に予想していましたが、置き餌は容赦なく無視の嵐です。もうちょっと慣れさせれば置き餌で食べるようになるんでしょうけど。
魚の臭い付け、レプトミン漬け、皮剥き、皮剥きの上に臭いつけには全く興味を示さず。CBのハイナントカゲモドキの脱皮殻で包んだのにはすこし興味を示したように見えましたが(まさしく食べてるでしょうからなぁw)やはりスルー。
ハイナントカゲモドキ作戦はもう少し詰めてみたかったのですが、その後ちょっと考えてピンセットで揺らしてみたところ、ピンクを食べてくれてしまったので、まぁいいや、というか………ちなみに、家に来て三日ほど放置してから取り組み、一晩と翌日かけて置き餌シリーズ試し、興味ないようだったので動かして食べさせた感じ。
現在ピンセットから食べさせてますけど、これを置き餌にしたら食べるかどうかはまだ試してないので分からないです。でも、まだ置き餌では食べないような気がする。
ピンセットから食べるのも、置き餌で食べるのも、僕にとってはどちらも餌付いた、なんですが、ただ差し出しただけでは食べず、ピンセットの動きで誘発して食べさせてる現段階は、まだ餌付いたと云えないかもしれませんね。ただ、最初の頃に比べて、此処最近はかなり簡単に食べるようになった気が。
ただ、繰り返しになりますけど、この「ヘビが食い付いてくるようなピンセットの動き」というのは、或る程度経験を積まないとやっぱり身に着けられないものだと思います。僕はなんとなく出来るようになってしまいましたが………そりゃまー、WCのヘビの餌付けとか、それなりにやってきていますので。
裏付けなく、なんとなくやっていると、無用に刺激して却ってストレスで拒食を招いてしまう危険性もなくはないでしょう。
どういう動きだとストレスになる(脅えさてしまう)のか、興味をそそらせるのか、或いはなんか来た!と怒らせるのか、それぞれの差を見極めて、ストレスになりそうだと思ったら、さっと身を引くのも大切かと。
だから、誰にでも出来るのかどうかまでは、僕には分かりません………この辺は、アレかな、ムービーとかアップしたら参考になるんでしょか。まぁ、自分に自信のある方だけどうぞ、ということで。
大雑把に言うと、ヘビにピンセット先のピンクを攻撃対象と認識させ、くわっと咬んでくる方向に対してピンクの頭が飲みやすくかつ咬みやすい角度になるように設定、ゆらゆらと動かし、やや引き気味の瞬間に噛み付いてくるようにタイミングをとる。
今回のヤツのように、躰ごとぶつかってくるのではなく、頸の範囲に対して”当てる”あるいは”打つ”と表現されるような攻撃をするヘビの場合、噛み付いてきた瞬間に、ピンセットをヘビが頸を戻す速度と同じ速度で動かしてやり、咬んだものをそのまま運んでやる(この瞬間に離しちゃうと、攻撃モードに入っているヘビは、びっくりして離してしまうことが多い(離さないやつもいるけれど)。
運んだら、ピンクマウスが咬まれて身を撚るような感じの動き、ピンセットを僅かに振動させて、ピンクが動いているかのように(心なし)演出する。顎を動かして、飲むような動きを見せたら80%成功。適度に振動させたりそっとしたりしつつ、飲み込むのを待つ………
といった感じかな。うむ、見事にワケワカラン文章になったw
まぁ、思うに、「どれぐらい簡単に餌付くか」というのは、やっぱ十匹ぐらいやってみないと言い切れないところがあるから、自分で殖やすまでは結論お預けですかね。1回トカゲを食べさせておくと、マウスに移行し易いとかあるかもしれないし(まぁ話で聞き及ぶ限りでは、そんなことはないようではあるんですが) 二年か三年後ぐらいにってことで(笑)
…………まぁ、ぶっちゃけた話、ベトナムライノラットに限っては初期の餌付けには、魚食べさせればそれで終わりだという気もしますが(笑)
メダカでも泳がせておけばハントしますからねぇ………ええ…………皮膚も強いし(このへんがスジメアオナメラよりずっと飼いやすい)、よいヘビですね。
ただ、代謝が早いからといってやたら食べさせては、肥満の原因になると思いますが。僕は飼っていてそう思ったことはないですが、肥満に成りやすいとかいうコメントを見たことがあります。
樹上棲ヘビの美しさはそのフォルムの流麗さにあるわけですから、そのあたりはちょっと気を払った方がよいかも。樹上棲のナメラであっても、徐々に慣れさせていけば大きい餌を食べられるようにはなりますが、体型が今一つになってしまうと思うのです、僕は。まぁ、そうやってるせいで、うちは成長が早いとは云えないので、どっちがよいのやら(苦笑)
ちなみに、亜成体だろうとマウスに餌付いた個体だろうと普通に魚は食べます(1回あげてみたことがある)。食性の幅が、終生広いヘビなんでしょう。僕は試したことはないですが、写真では見たことありますので、亜成体だろうが成体だろうが食べるようですよ。わざわざ成体に食べさせる意味は皆無でしょうが……薬剤とかも気になるし。…………ああ、でも、見た目ちょっと面白いというのは、否定しませんけども。
あの角は水面に差し入れて疑似餌にするんだろうか………とかウォーキング・バット・フィッシュのような意味不明さで考えてしまう今日この頃なのです(たぶんそういう機能は持ってないと思う)
先日、自称負け組ショップの人と話しているときに、ちらりとベニナメラの話になって、その中でシュルツのナメラ本にnigrofasciata(現在の学名だとnigrofasciatus)の副模式標本だったかの写真が出ていた筈だよ、と言われたので、おやそうだったかと見直してみたところ、Holotypeという表記で確かに写真が載っていました。
が、HolotypeのElaphe porphyracea nigrofasciata(現在で言うOreophis porphyraceus nigrofasciatus)とされる写真は、どうも見た感じ、Oreophis porphyraceus laticinctusであるように見えます(それも幼体。少なくとも現在の大陸から来るベニナメラではない。pulchraやporphyraceusということは………う〜ん………ホルマリン標本なんで、色が喪失気味ですが、これらでは無いと思うんですが………バンドの形状からして)
Oreophis porphyraceus laticinctusは1998年に記載されたばかりですが、ナメラ本にも、この亜種と思われる写真はあります。亜種名はこの当時はまだなく、ナメラ本ではマレーシア標高1600mに棲息するものとしてsspで紹介されています(写真映り悪いですが)。
それは別にして、写真で出ているのが確かにHolotypeなのだとすると、Oreophis porphyraceus laticinctusは将来的にはOreophis porphyraceus nigrofasciatusになるのでしょうか?
しかし、そうだとすると、かれこれ十年近く、それが放置されている理由がわかりません………そんなことは、もっと前から誰かが言いだしてよい筈です。そもそも亜種で記載する段階で、論文などを見るなりして他亜種の模式標本と比較しなかったとも思えないですし………
ちなみにこの標本はシンガポール産とされていましたが、それは間違いで、採集地は不明なのがただしい、とかいう意見もあり、なんでそんな事になってるのか、経緯を調べてみないと判断出来ませんね。そもそも、2000年ぐらいだったかと思いますけど、Oreophis porphyraceus nigrofasciatusの正模式標本は行方不明な上に、産地が不明だって文章を何かで(英語だった)見た覚えがあったんですが、全然間違いだったのかな………
ちなみにナメラ本では、チャイナ〜ベトナムの亜種がOreophis porphyraceus nigrofasciatusとして紹介されています。vaillanti で呼ばれるようになるまえは、確かにインターネット上でもこの亜種名が用いられていました(と言っても、インターネット上で引っ掛かるのは全世界で数件あるかないかぐらいでしたが)。
現在では、チャイナからベトナムのものは、Oreophis porphyraceus vaillanti という事になっているようです(海南島のhainanusは一応これのシノニムになっているのだけども、ユンナンあたりにいるのが未記載種になりそうだってのは、そのまま保留のようです)
ふ〜む、なんでこんな混乱が生じたのかなぁ………気になる………SauriaとNHFの関連部分を読んでみたいなぁ……特に、Oreophis porphyraceus laticinctusの記載の経緯(正模式標本の産地とか)が知りたい…………(しかし、他に買いたい本が既に十冊ぐらいあるので、そっちを先に買わねば………う〜む………誰か持ってませんかね、Sauria)
あと、そろそろナメラ本も十年前の本な訳であり、改訂版出てくれないものですかね(笑)
前回ああ書きましたが、いやあれはやっぱ大陸のだろ?と言われてよくよく見直したのですが。
…………うむ、これはOreophis porphyraceus laticinctusでは無かったですね<あっさり掌返す
いや、ミスしましたー。全然特徴が違う(苦笑) 言い訳すると、色が失われてるので勘違いしてしまいましたが、Oreophis porphyraceus laticinctusは、”幅が広い方が色が濃い”のでありました。標本は逆なので………あと、Oreophis porphyraceus laticinctusでも細いストライプが個体差で乗ることはあり得るんですが、下半身までであり、またこれは消失していくので………幼体の段階で上半身までストライプがあるんですから、全然別ですね(こうやって見ると、前回なんであんな勘違いしたのだか(汗)。
ただ、所謂チャイナ、ベトナムから来るアレは、ストライプが上半身から下半身まですべて繋がっているものなので………うーん、コレは………ただし、色合いが抜けて赤が失われてしまうとすると、ストライプに黒の上に赤が乗るようになる特徴なので、赤が消えて下の黒だけになっていると、ストライプが斑紋に引っ掛からないように見えるようになる気もします。そーすると、やはりこれはチャイナの亜種ということになるですねぇ………
やっぱあれだー、もうちょっと情報集めてみなきゃですね。それも、なるたけ新しい情報を………
ホルマリン漬けにしたら、赤が失われて、黒のラインが切れてるように見えるかもしれない?
気付いたら、半月ほどで体重が3kgほど減ってました………(汗)
ううむ、困ったなぁ…………………取り敢えず、水でも飲んでみよう<全然根本的解決になってない例
Charlotte's Webと言えば、児童文学の古典で、もう五十年以上前に出版された本です。
日本では「シャーロットのおくりもの」という邦題が附けられ、法政大学出版局が1973年に出版したのが一番最初だっかと思います。僕が持っているのはこの版なのですが、後の他の出版社から出たものが、どのような和訳になっているかは分かりませんが、73年の和訳はまぁまぁよいです(同じ訳者でも、版が違うと現代語調に変えてしまうものがあり、個人的には前の方が良かった、というものが少なくないのですよね。)気になるなら、英語ですし原本当たった方がよいかもしれませんけれど。
そんなシャーロットのおくりものですが、映画になったのだそうで、TVでなんかCMをやっておりますね。
公式サイトはこちら。
現在僕が一番公開を待ち望んでいるのは300なんですが(不死部隊と思しき仮面の部隊がステキすぎw 日本公開ありますよーに)、まぁ偶にはほのぼの(?)とした映画もよいかもしれないな、と思う今日この頃なのでご紹介してみます。
古く残っている古典といえど、それを読むべき、人生の時期というものがあると思います。
私は幼い頃は幼いようにあったが、人となっては、幼きことを忘れ去ってしまった、とも言うように、嘗て自分がどのように世界を見ていたかなど、思い出せなくなるものですからね。
なので、本作は児童文学としてはなかなか興味深く、子供に読み聞かせてみたら面白いかなぁとか思わないでもないですが、映画化して面白いんだろうか、と思わなくもないんですよね。いや、子供が見る映画として映画化されたならまだワカランでもないのですが、どうなんだろう………基本的にディズニー映画みたく子供連れを想定してるんでしょうか。今一つターゲットの層がどの辺なのかが分からないんですけど………
でも、或る程度の年齢層でも、「ああ、そういえば、昔はこんな風な視点を持っていた事もあったかな」という風に昔を懐かしめるという効果は期待出来るかもしれません。
そんな訳で、面白いかどうか試してみなくてはなりますまいと、見に行こうかと思うわけなんだけど、とぼやいていたら、
「映画館みたいな閉鎖環境に行ったら、絶対何か貰ってきて寝込むことになるからやめて」
と、言われました。
…………否定出来ないなぁ………暫く、映画はお預けかですかね〜………300が公開される頃までに具合よくなっていなくては<いつまでかける気か
部屋片付けをしていたら、ラジコンヘリが出てきたので、久々に飛ばしてみたら腕が鈍っていたのであっさり墜落して壊れました(挨拶)
…………まぁ、また直せばよいのですよ………別に人が乗ってたわけでもなし………羽根が折れただけですしね。パーツ代は掛かりますが(がくり)
どちらかというと飛行機の方が好きなんですが、飛ばす場所がないのですよね………練習もなかなか出来ませんし(PCシミュレータってのは、結構昔からあったと記憶してますが………Win95の頃からありませんでしたっけ? 僕は持ってませんけど)
ヘリにしろ飛行機にしろ、プロペラが生み出す推進力を利用して空を飛びます。
勿論、揚力というものはありますが、揚力を発生させるのはプロペラによる推進力です。まぁ、風でもよいんですけども、兎も角、揚力が発生しやすい翼をしていようと、空気が動かないことには揚力は生じてくれませんから。
空を目指す寓話はイカロスの時代からありますが、レオナルド・ダ・ヴィンチにしても、鳥を模倣し、”羽搏く”ことで飛翔しようとしました。天空の城ラピュタでは、何故かプロペラが発明されているにも関わらずパズーは羽搏く飛行機を作ろうとしている描写がありますが、強度の問題もあり、あの大きさでは飛翔することは叶わないでしょう。これは、飛行体の流体力(揚力)の発生原理が、サイズによって大きく異なってくるからです。素材の問題もありますが、人間が乗る大きさでは、鳥の原理は活用出来ないそうで、人間を運べるだけの大きさで飛翔するには、プロペラの発明がどうしても必要だったわけです。
とはいえ、勿論、模型サイズならば飛翔しますから、そういう模型は古くから存在します。ゴム動力のものとか。最近では、サイバードという、RCの模型も出来ているようですね、これはなかなか面白いので、ちょっと操ってみたいですね。
鳥は飛ぶ際、翼を打つことにより、鳥は揚力と推進力をほぼ同時に発生させてはいるのですが、その機構上、前に進む推進力なくして浮かぶことは出来ません。
つまり、空気を後に押し出すことで推進力を得て飛翔しているという一点に於いては、飛行機と変わらないということであり、確かに羽搏くそのメカニズムは複雑ではありますが、ハチドリなどの例外を除けば、鳥は前にしか飛べないし、飛翔したまま底場所で停止(ホバリング)することは出来ません。常に前へ向かって動いて無くては、墜ちてしまう。
蜂や蝶などの羽搏きは、これまた、鳥のそれとは少々異なる原理なので、その場に止まることが出来ます。同じ羽搏きと表現されますが、その機構、翅の打ち方は鳥よりも更に複雑になっている――まぁ、翅からして枚数多いですし、尾翼のようなものがないですし(とはいえ、トンボは姿勢制御に尾を微妙に使っているそうですが)、種類によってそれこそ様々な機構になっている――トンボのほぼ同サイズの四枚翅、蝶々の翅、ハエの翅、甲虫のように、動かない殻の翅と推進力を得る為の翅を備えるものなどなど――ので、勿論前に飛ぶしかないものもますが。ハエは一秒間に100回羽搏き、前後左右に自在に約十回、すなわち十分の一秒で方向を転換することが出来る。蝶々はそんなことは出来ません。
ですが、蝶にしろ蝿にしろ蜻蛉にしろ、彼らの飛び方はあのサイズであればこそ、より正確には、あのサイズの場合、あの機構で飛ぶことが最適なのであって、機構をそのまま大きくしても、これまた当然飛べません。勿論、ハチドリのように限りなく肉薄する飛び方をする鳥類もいますが………ハチドリは鳥といっても、サイズや重量は昆虫のそれに近しい。まぁ、太古の昆虫を見るに、もうちょっと大きくても飛べないことはないようですが。メガニューラあたりが最大で、あれは全翅長が幅で70cmほどでしたでしょうか。
方向制御にプロペラを使っているし、まだまだ昆虫の飛翔の模倣には程遠いものの、FlyTech Dragonfly 羽ばたき飛行ラジコン(Engadget)あたりは、小型化という一点でかなりステキな仕上がりではあります。ただ、飛び方は、サイバードのそれを小型化したという印象が強く、なんか昆虫ではないようにも思えます………しかし、翼ではなく、翅になっているし………将来的には、より昆虫のそれに近いものが期待出来るのかもしれません。
ちなみに小ささという意味では、Picoflyerというのが、RCヘリコプターとしては現時点で世界最小っぽいですね………
大きさによって最適な、或いは必要とされる条件が変わってくるというのは、模型飛行機に於いても同じなわけですから、模型飛行機のプロペラは、実際に作られている飛行機のミニチュアモデルであったとしても、その縮尺に対してプロペラの大きさは小さくなる傾向があります。
え、いや、なんか小さいのを見るとそうでもなくない?と思われるかもしれませんが、これは、素材の強度とか重さと関係してくるもので、流体力の原理とはまた別の問題です。まぁ、いずれにせよ、ミニチュアになってくると大きいものとはまた違ったカタチが最適になるわけで、空を飛ぶ者としては、たとえベースとなった機体のミニチュア版として作られていたとしても、そうやって微妙に違うのはしょうがない、というよりはむしろ、そうあることの方が正しい。何故正しいかと云えば、その形態が必要性によって生じたものだからです。
世の中にはデザインの完全さ、つまりミニチュアであるならば、大きいものと縮尺がすべてが同じであることが望ましい、という考え方も勿論あります。模型として考えるならば、そもそも模型というのは大きな建造物がどういう構造をとるのかという説明の為に作り出されたのがその最初だとも言いますしね。
ですが、小さくても駆動するという時点で、やはりそれは大きいものを小さくした、単なる模型ではない。目的は模すことよりも、飛ぶところにあるから。
鳥の構造そのままに100mのものを作っても飛ばないように、その大きさに於いて最適ではないから。模型であるならば、縮尺が正確であるのが完全と言えますが、それを動かそう、と思った時点で、縮尺の正確さは動かすことに於ける最適さを求めることよりは優先度が低くなるのは自然です。
まぁ模型の世界ではどっちを優先するかは人間の好き好きなんですが、自然界では、その大きさに於いて最適と思われる形態を採り入れなかったものは死んでいくように出来ているので、自然界的な美しさとは、機能が齎す洗練された形態――形状だけでなく、模様や色彩、動き方などを含めた総体的なもの――にあると云えるでしょう。
よく、何かしらの生き物をして、「これでもうちょっと大きかったら………」とか「これでもうちょっと小さかったらなぁ………」という風に考えてしまうものですけれども、たぶん、もうちょっと大きかったり小さかったりしたら、それはきっと生き残れなかったはずで、だから、現存する形態と色彩は、ただそれだけで美しく完成されているんじゃないかな、とも思うわけです。
…………そういう観点から現在ライノラットスネークに於ける角の意味を考察してみたんですが、やっぱりサッパリあの角の存在理由が分かりません。
あれ、なんで付いてるんですかね? 付いてる意味ないんじゃ?<えぇ!?
たぶん、こういう地味なヘビも、地味なりに一生懸命生き残り作戦を展開した結果に地味なんだと思う。
ひょっとしたら、「綺麗だと人間に捕獲されて飼育されるかもしれへんから、地味になっとこ」という作戦かもしれない。
が、世の中には「地味? 模様なんて飾りですよ(確かにそうだが)、エライ人にはそれがワカランのです」という人もいるので、此の世で一番たちが悪い外敵は人間なのかもしれないですね。
ローストチキンを作ったら、なんというかかなり燃え尽きた感があり、なんか当分料理とかしたくないんですが、諸事情につき僕は毎日御飯をちゃんと食べないと周囲から嚇怒に燃えさかった視線(激怒すら生温い………)を向けられてしまうので、明日もちゃんと御飯作らなきゃなりません………せめて、一日一食だったなら、楽だったのですが。健康な人への道は険しいなぁ。
今年は、もち米に炒めたにんにくと玉葱、松の実を加え、胡椒と岩塩で味付けしたものを、ジャガイモを角切りにしたものと混ぜ合わせ、これで茹で卵をくるみ、中に入れる、という代物を作ってみましたが、これが意外に面倒でした………スパイスの調合や塩梅を気に掛けないで済む分、多少楽かと思ってたんですが………ううむ、来年は、スパイスだけのにしようかな…………あと、マッシュルームを入れるの忘れました。失敗失敗。
まぁ、一年後にはまた多少遣る気になっていると思うので、面倒でもいろいろ作ってしまうと思いますけれどw 来年はウズラを詰めるのやってみますかね………
さて、トップページの簡略化を図っています。ただ、この列びだと視覚障害者の方が当サイトを閲覧した場合、一番最初にタイトル、次ぎに左の目次、リンクが列び、最後に此処の記事が読み込まれてしまうので、一考の余地がありますね………たぶん視覚障害者の方は、このサイトを見てないと思いますが(知り合いに僕は教えていないし………)。
……ところで、世にあるブログは、視覚障害者用のブラウザで読み上げるとどうなってるんでしょうか………??
併せて、軽量化もしてます。トップページが重いよ!ということで有名な(主に僕の中で)当サイトだったと思いますが、現時点では素材を軽くしまくっているので、30KBぐらいだと思います。まぁ、これは写真を出していないからなんですけどね。今後はトップに出す写真は640*480で固定にしようかなぁと思っています(此迄は、もっと大きいサイズの写真をサイズ指定することでその範囲で表示させてただけだった)
そうは思うのですが、どうやらデジタルカメラが完全に壊れてしまったらしく………(苦笑)
最早起動すらしてくれなくなってしまい………暫く、写真は撮れないなぁという状況であったりします。そんなわけで、(誰も求めていないであろう)「ローストチキンの作り方」でもやろうかと思ったんですが、やれなかったわけですよ。
まぁ、撮り貯めた中から小出しにしていくのもアリかなとも思ったので、なんかクリスマスということでミルクを出すのがトレンドっぽいので、折角だしキャンディ・ケーンでも出すか………と思い探してみたら、全く撮影していないということに気付きました。
…………
…………………なるべく早くにデジカメ買おう………(汗)
Zamenis situla Greece
東芝、冷蔵庫の技術を応用した公共施設向け脱臭器というお話。(ニュースリリース)
飼育していると、この臭いというのは結構な問題だろうと僕は思っていて、非常に気を遣っています。周辺住民に気付かれないように、この臭いと闘うのは大切なのです。ちゃんと飼育部屋に入る前には作業着に着替えるようにしたりとか(その日やる作業にもよりますが。例えば、ヘビが糞するタイミングでないなら、部屋自体の臭いは殆どないのでそこまでやらなくてもよいような気がしないでもない)。
生き物の出す臭いというのは、やはりまた別格ですので………嗅覚の疲労であるとか、慣れてしまいやすい問題ではありますが、それは飼育者だかであって、同居人や隣人はそうとは限らないでしょうしね………ホント、これは結構無視できない問題であるように思うわけです。
僕自身が気にする、気にしないと言うよりは、やはり周辺への配慮と言いますか。
なにより、臭いとか、汚れたケースとか、そういうものが見えない状況にしておくというのが、飼育を許容してもらう上で大切だと思うのですよ(苦笑)
ヤドクガエルだけだとしても、植物の臭いとか、なによりハエ培地の臭いとかが無視出来ないレベルであるわけなので……ヘビの場合は、餌をやって糞をした時だけなんですが、これは無視できないかなりのものではありますね。一応、餌遣り日から計算して速やかに掃除をするように飼育のスケジュールを詰めてはありますが………それだけでは対応出来ない部分も否定しきれないところですので。
そんな訳で、この製品、かなり興味深いっちゃ興味深いのですが――――いや、まだ買うには手が届かない価格かもしれませんね(苦笑)
此の小型で、室内向けのやつが出るの期待、ってところでしょうか。
実は先日、クリスマスの早朝まだ暗いころ、プレゼントを配り終えて疲労困憊して倒れているサンタクロースはいないものだろうかとサンタ狩り(紅葉狩りみたいなものです?)に出てみたところ、寒かったせいか、風邪を引いたのか、数日後の現在、なんか熱が出て来ました。
…………これが実話なんだから恐ろしい…………(何が恐ろしいかはよく分かりませんが)
いや、まぁ、ちょっと月を見たりしてホットココア片手に散歩してただけなんですけどもね。ええ。ちなみに風邪を引いたところ、お叱りの電話が鳴りやまないので家の電話の電話線は抜いておきましたので万事抜かりはありません(当サイトはほぼ実話で構成されております)
ちなみに僕は幼きころ(だいたい四歳ぐらいだったかと思います)、デパートの吹き抜けになっている天井に、掌サイズぐらいの(当時の僕にはそう見えましたが、たぶんバスケットボールぐらいあったでしょうか)サンタクロースのぬいぐるみが沢山、たぶん数十かと思いますが、プレゼントの箱や袋と一緒に飾ってあるのを見て、
「そうか、サンタさんは沢山いるから、世界中の子供にプレゼントを配れるのか!」
と天啓に打たれていたそうです。
そのせいもあり、サンタクロースはどうして一人でプレゼントを配れるの?と聞かれた時は、「あー、サンタさんはねー、一人じゃなくて、沢山いるんだよ」と答えるようにしております。
言うなれば、猿飛佐助の原理ですね(白土三平のやつですねー)。まぁ、具体的に言えば、サンタになれ!ということで(笑)
そんな訳で、プレゼント費用が毎年嵩む今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
僕は年の瀬に誘われている忘年会の費用がないことに気付き、ちょっと困っております。日々の食事は、まぁもとからあまり食べないのでまぁよいか?(ぇぇ!?)………でも、世間のサンタさんはみんな困りそうですねー(だから、サンタさん用の食事とか置いておくのが重要なんだろうなぁ………)とか思いつつ、ココアを飲むのでありました(ちなみにコレ、夕食代わりであります)。
笑顔がなによりの報酬さ!とか言いたいところですが、このサンタは実体のある身でありまして、ぶっちゃけこの寒空にココアだけだと余裕で凍死出来そうです………もうちょっと栄養とらなくてはー。餌を問題なく食べている生き物たちすら恨めしくなってくる師走の終わりのことなのでした(遠い目)
年末になると、「今年を振り返って○○」とかいう風な纏めをするところが、何に限らず多いように見受けるんですけども、ちょっと気が早過ぎやしませんか。
なんですか、師走の最後の週である一週間とかは無視なのですか?
30日や31日は2006年ではないと言うのですか! 年越し蕎麦も食べていないのに今年を語るなんて、それは片手落ちというものではないでしょうか?
草葉の陰で大晦日が泣いていますよ?
君たちが愛した大晦日は死んだ! 何故だっ!?<死んでませんので草葉の陰からは見ません
まぁ、兎にも角にもですね、僕は大晦日の味方でありますから、けっして一年が終わりもしないうちから、2006年を振り返って、などという文章は書かないと此処で宣言しておきましょう。
…………え? 2007年になったら書くのかって?
来年の話をすると鬼が笑うといいますが(<ぇぇぇ?)、敢えてお答えしましょう …………新年になったらですね、去年のことなんか振り返っちゃいけないと思うんですよ?(さわやかに)
…………けっして、今年一年振り返って、主要頁の更新が殆どなかったことを誤魔化してる訳ではないですよ?
「琉球蜈蚣地全図の今年分の更新(新城島とか、石垣とか西表の追加)とか、前に行ったときの宮古島の頁を書くとか、前にほざいてなかったっけ?」
とか
「カエル頁のリニューアルはたしか秋予定だったんじゃ………」
とか、そういう事は思い出さないように。
きっと来年の秋のことだったんです(この言い訳、去年もしたような………?)
はいはい! 年の瀬ですからね、今年のことはもう振り返らないで、新たなる年に思いを馳せようではないですか!
ではでは皆様、よいお年を♪ ←音符マークでなんとか誤魔化せないかという涙ぐましい試みなので皆様ごまかされれ?