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2007/03 目次

ROX740
一方、ロシアは鉛筆を使ったという
王蟲の抜け殻ではありませんよ
き、君たちはまさか小金のために自作していたのか!?byEngaget?
空気の入れ換えって健康のためにするものじゃないの?
Platyomma第一回戦
寝ております
intermedia
丑虎
パフューム
GAINA
ガラスカッター
金属を斬ると書いてタガネと読む
九死に一生って程じゃないけど、まぁそこそこ危なかったなぁというお話
自動レンガ切断機とか作ろうかなぁ……
偏りまくっております
けっして飽きっぽいわけではないよ?

2007/03/01

 ちょっと人混みを歩いたりしてみたらあっさり風邪を貰ったらしい管理人です、こんばんは。正確なところ何処で喰らったのか(蘭展か、その前か、それともその間か)は謎ですが………ううう、頭が痛い_| ̄|○



 天馬のロックスというコンテナを購入してみました。

 740サイズの2Lというやつです。楽天さんとかで売っていたのですよ。

 存在は去年ぐらいに聞いて、そーゆーものがあると知ってはいたのですが、540サイズは見掛けても、740サイズとなると見掛けなかったので、どうしたものかな、と思っていたら先日見付けたので購入したのです。

 これ、どうも車輪をつけられるようです。うむ、素晴らしい。何が素晴らしいかと言えば、これでヤドク棚の下にあたる位置に、大きい連中をずらりと並べられるなーと思いまして。大きいサイズのは目線より高い位置にあってはメンテナンスが出来ないので、出来るだけ下の方がよいのですが、かといって地面に直接置いては床温度の影響を受けすぎます。それを防ぐべく棚を制作するにあたり、足をつけるなりして4cmか5cm程度離す必要があったわけです。


 これのデメリットは、つまるところ”板がもう一枚必要”だということであり、十段程度あるようなものならば大量発注で緩和できるのですが、一枚二枚ではそれも叶わず、結構高くついてしまう………というのが悩みの種であったのです。


 が、車輪がつくならば、コの字を縦にしたようなものを作って並べて、そこに差し入れるようにしてもよし。ってか、そのまま使用するにしても、棚の下に入れたのをするすると出せるというのは非常に魅力的であります。

 しかしまぁ………なんというか………いや、これにヨナグニシュウダ(180cm)とかを試しに入れてみたんですが………

 意外に、シュウダさんが入るとちっちゃく見えますね、このケース……うーん、もっとがし!とデカイのかなーと思ってたんですけど、考えてみたら一般的な衣装ケースサイズを四角にしたものに過ぎないと言えばそうなのかも………

 というか、シュウダがデカイと考えるべきなんでしょうけども(苦笑)

 でも、正直、これに入れても、まだもっと大きなケースに入れたいなぁと思うようなヘビが我が家には何匹かいるのであり、やはり此奴らは人気が出ないのもむべなるかな、という気になりました。

 しかし、大きくなるヘビを大きくしないのは、いろいろな意味でツマラナイですからね………勿論、こういう考えであるからこそ、僕の体力で扱えないようなサイズのヘビは、飼育していないわけですが………

 とはいえ、タイワンスジオだって3mになるとか言われていますけど、一年間で130cmに成長する!とかいうのが参考文書に挙げられていましたけど、僕の家にはかれこれ6年ぐらい飼育してるけど175cmかそこらのタイワンスジオがいるのであり…………その種の最大サイズに、かならずしもなるわけでもないわけで。見極めが難しいですね。でも、アミメニシキヘビは8mにはなかなかなんないだろうけど5mには普通になるそうですから、タイワンスジオにおける300ってのは、アミメニシキヘビにおける7mぐらいの意味合いなのでしょう………

 余談ですが、

 180<<<越えられない壁<<<<<<200<<<<<最早ナミヘビではないという壁<<<<<240(これ以上はもうしらん)

 という印象が僕の中にはあります。まぁ210ぐらいまでならギリギリラインですがナミヘビではないかと。

 僕が見たナミヘビの中で最大は、たしかシュウダの235だったかと思いますが(あれは、そういう巨大になる個体群がいるんじゃないかという気がする。でなきゃ二十年以上生きてたとか)、あそこまで行くと、ナミヘビと呼んでよいのかどうか………言ってはなんですが、180という数値を超えた瞬間、特にナミヘビというのは、なんか別な存在になるんですよねー。太さが変わり、頭骨の大きさが変わると言えば分かり易いですが、これはつまり、160から200になるときに必要な質量というのは、30cmの幼蛇が150cmになるのに必要とする質量よりもずっと大きいということです。

 よく、「2mのアオダイショウを見た!」という話がありますが、200cmのナミヘビを見たことのある人ならば、「それは有り得ないな………」と大抵思っている筈です。180ぐらいまでならば、まぁ、有り得るかもしれないですが。

 2mのアオダイショウというのは、結局のところあまりヘビの大きさを見たことのない人の見間違えであるという説がかなり濃厚な訳ですけど、でも未だなかなかこういう風説が消えないのは、ヘビをよく知る人にしてみれば、「もしも、ひょっとして、万が一にでもそんな馬鹿みたいに巨大なやつがいるかも………ほら例えばどっかの無人島とか!」みたく、信じたがってしまうからなのかもしれません。

 例えば僕にしてみても…………可能性として、100年前は真鯛は100cmぐらいのものも水揚げされたそうだし、北海道のクマは近年急速に小型化(過剰な殺処分と、生活圏の破壊により食べるものが無くなった結果として、らしいです。どっかの大学の人が調べてました)してると言うし、じつは100年ぐらい前の時代には、長生きしてすごい大きくなった2mのアオダイショウとかが生きていけるだけの余地が、この日本にもあったんではなかろうか………? とか考えてみたくなるわけであります。

 本当に巨大な、5mとかのヘビは僕には飼育出来ないけれど(絶対負けます)、”その種としては”巨大すぎる!というのは追い求めたくなる夢だよね………ということで、ちっちゃい頃から大きなケースで飼育したら、大きくなるんではあるまいか、とか思いつつ、今日も(ナミヘビを飼育するには)大きいケースを求めて彷徨うのでありました。あとはやっぱガラス自作ケースかなぁ………強度計算とかメンドイな………(苦笑)

 あ、タランチュラとかは別にどんなサイズのケースで飼育しようが成長速度かわなんないからどーでもよいと思うですよ?<鬼だ

2007/03/02



 昨日出していたロックスコンテナですが、一つ欠点があるのを書き忘れていました。欠点という程ではないのですが、使用にあたっては注意が必要であることに変わりはないので。

 何かと言うと、蓋の成形が、平面だということです。これにより、非常に”撓み(たわみ)”易くなっています。凸凹にしたりすることでこれを緩和するようになっている製品が多いのですが、ROXは違うようですね。このあたり、ちょっと微妙と言えなくもありません。まぁ、棚にしてしまえば問題はないし………ヘビ自体の性質にもよりけりなんですけども。

 クリボーとかシュウダとかスジオとか、まぁ鼻先を潰しやすい種類、或いはそうした個体には、注意が必要かもしれませんね。勿論、そういう事をしない個体や、十分に馴致されたものは別ですが………

 一応、使用する際は一考の余地ありということで附言しとく次第です。しかしまぁ、世の中いろいろな製品があり、それぞれ一長一短があります。ROXも使い方次第ではないかと思いますですよ。やはりあそこまで大きいのはそうそうないので………

 ところで、世界にはいろいろな製品が日々生み出されては消えていく訳ですが、電子の海(わ、懐古調な表現ですか?)を彷徨っていたところ、そんな製品の一つなのか、それともコレは画期的な発明なのか、という商品を見掛けました。


 Spider Catcher (GIZUMODO


 …………まぁちょっと待ってください。あなたが今感じている何とも言えない気分はよく分かりますが、ひょっとしたらこれはセグウェイみたいな世紀の発明かもしれないじゃないですか。

 「タランチュラが捕獲出来ないんですが………」

 「HAHAHA! タランチュラはピンセットで捕まえるものじゃないアルね、このスパイダー・キャチャー使えばよいヨ」<何処の人だ(ちなみに僕の知り合いで、普通に「○○アルネ」という言葉遣いをする人がいます。しかし、「なぜアルネ」と言うの?と聞いたところ「そういう風に発音すると思われているらしいと聞いて、シャレでやってるだけさ」と言われました。シャレがホントになってしまったからいつもそうしているのか、シャレだというのがジョークなのかは謎ですが、もしそうなら、卵が先か鶏が先か、謎はますます深まりますね?<どうでもいいわ)

 そう、これを使えば、クモが脱走したときも簡単に捕まえられるじゃぁないですか!
 リンク先ではタランチュラとは書いてないけれど、きっと行ける! なにしろアリゾナとかではタランチュラが普通に闊歩するのであり、そういう対策にこれが作られたと考えてもよい筈です(ゴケグモには大きすぎな気がするし!)。………まぁ、ポエキロとか行けるのかどうか怪しいところですが……


「先生!」

「何かね?」

「タランチュラが棚の下に潜ってしまって出てきません。Spider Catcherを差し入れる隙間もないのですが、どうやって捕まえればよいですか?」

「うむ、なるほど、なるほど………そういうものを使わなきゃ扱えないなら、タランチュラは飼わないように(さわやかに)」

2007/03/03


 王蟲じゃ! 王蟲の抜け殻じゃ!(<ばばさま、メガネかけたほうがよいよ?)


 …………あ、そういえば先日、ワカサギ釣りに行って来ました(<王蟲ネタは、なかったかの如く進行)。まぁ、容赦なく一匹も釣れませんでしたが。

 …………い、いや、別段僕に腕がないという訳ではなくてですね、なんでも今年は暖冬の影響でもう卵持っちゃったとかで、さっぱり釣れなくなったのだそうです。

 だったらオスぐらいは釣れても良さそうなものですが、完膚無きまでに一匹も釣れませんでした。引きすらなかったですからね………周囲も殆ど釣れなかったようで(註:殆ど=少しは釣れていたらしい。でも僕の腕がないわけでは(略))

 ……………………(´_`)。oO(氷上ワカサギ釣りでも釣れないとかあるんですねぇ………)

 凍った路面を自動車で走って、微妙に滑ったりして結構危ない目に遭いつつ行ったのに………(まぁ運転したのは僕ではありませんが………)

 というか、行く前にちゃんと電話で「今って釣れるんですかねー」と尋ねたんですが、そこはそこ、宿の方は釣れないとは一言も云いませんでしたね………釣れるとも言いませんでしたが。とはいえ、「最盛期です」と言われた記憶があるのですが………まぁそこはそこ、よしとしましょう………

 それにしても、何故卵を持つと釣れなくなるのだろう………と思ってちと調べてみたところ、あのワカサギとゆーのはサケの仲間だったんですねぇ(サケ目だそうで)………卵を持つとそちらに傾注するから、餌を食べなくなるのですかね………一度詳しく調べたいところです(残念ながら手持ちの魚類図鑑とかには載ってませんでした)。

 サケと言えば、イヨボヤ会館に行きたいなぁと思ってかれこれ数年になりますが、今年も行くのを忘れました(今年も倒れてたとも言う<ぉぃ)………出来れば産卵の時期(10-12月)に行きたいところですが、僕が「雪まつりに行きたいなー」とか呟くと、「冬の北海道をなめるな!」と知り合いが(特に主に道産子な方々)が止めます。北海道と新潟では大夫違いますが、やはり同じ豪雪地帯……寒いのでしょうな………そういえば、かつて僕が向日葵を観に行った津南町は、日本一の豪雪地帯なのだとか。

 しっかし、今リンクを貼る為にログを見ましたが、この頃から新しいカメラ欲しいなぁとかほざいてたんですねぇ、僕は………(汗)

 去年は結局買う事もなく、実は向日葵畑には行ったんですが、壊れていて撮影出来なかった記憶が。そして、行ったことは確かなんですが、何処の向日葵畑に行ったのかが思い出せない………(汗)

 記録がないと、どうにもこうにもホントに行ったのかどうかすら自信がなくなってくる今日この頃です。ううむ………ああ、ひょっとしたらワカサギも、釣れたけど、写真にないので釣れたということを忘れているだけなのかも………(こうして自分の記憶を捏造しはじめたら人として終わりですねヽ(´ー`)ノ)
 

2007/03/04


 古書を購入すると、店舗によってはこうしてパラフィン紙をつけておいて呉れるのが有り難いですね。
 そんな訳で、日々増えていく本の海の中、そろそろ地震があったら僕は埋もれてしまうなぁと日々脅えてつつ生きております(挨拶)

 まだ本棚作ってないのか………と呆れられるかもしれませんが、いや、一応、廊下の壁スペースを利用するやつはもう作りましたよ、さすがに………とはいえ、そこに収納出来る本なんて、たかだか千か二千ぐらいな訳で、全体からしたらまだまだ足りません………という事でいろいろ本棚探してみたところ、先日、とある百貨店で、

 三列収納書庫というのを見付けました。二列収納書庫ってのもあるんですけども。

 いやぁ………これは、僕が欲していたほぼ理想に近いカタチのものかも! 特にカーペットでも使えるところがポイント高し!
 車輪で動かすやつは、カーペットの所に置けないので、床を板に張り替えようか(無論自分でやるのですが………)と悩んでいたところだったのです。
 まぁ、カーペットのところに使うかどうかは別にしても、これは非常によいですね。風通しが気になりますが、そのあたりは部屋全体を湿度管理すればどうにかなるでしょうし………

 問題は。

 価格、ですかね………先日アレとかアレとかアレとか買った直後で完全に枯渇してるからなぁ……………暫し、本棚代も積み立てなくてはならなくなりそうです………_| ̄|○

 しっかし、千冊でだいたい十万ってことは、一冊につき100円ですか。うーん………うちの蔵書を全部この本棚に入れるとなると…………………!?Σ( ̄□ ̄; !!!


 …………け、計算しないでおきましょう<もう手遅れの図

 ……まぁ、一個購入して構造や素材強度を調べたら、そのまま自作出来るかどうか模索しちゃうんですけどね(爆)

 でも、自作するのは必ずしも安価にということではありません。大抵は、既製品では設置場所がちょっと製品と適合しないという理由からです。だいたいにして、自作するのには道具が必要だったり手間だったり、油を塗って二度塗りして仕上げしたりとかいろいろ大変なので、結局のところは大工さんなどの専門の方に頼んだ方が安く附くものです。

 端的に自作するメリットは何かと言えば、一部の隙もなくぴったりとした棚を部屋に作る事が出来る!という倒錯した達成感に尽きましょう(笑) これもまぁ、専門の方に頼んじゃえば達成できますが(でも高価なのは否定しません)。

 あとは、完成品の手触りに恍惚とするような、何か特定の素材を使いたいというオカシナ願望を持っている場合とかかな。いや、僕は違いますよ。そこまでコダワリはありません。強いていえば、サクラ素材を椿油で仕上げるのがステキだとか、そういうのはありますが、これはごく普通のことでありましょう。あ、そうそう、渋柿で染める場合は素材はサクラよりも(以下駄文が続くので削除)

2007/03/05



 本棚の背表紙を眺めてうっとりとするような趣味を持っている方々からすれば、収納書架というのは言語道断なのかもしれませんが、僕の部屋は採光性がよいので、普通に並べておくとすぐに本が傷んでしまうのですよ。だいたいにして紫外線は本の大敵なのです(ただでさえ普通にしていても劣化するのに………)

 それを防ぐ為にカーテンをずっとしていると、これまた人に怒られてしまうので………(苦笑)<不健康すぎ!とか、カーテン締め切ってるのは人としてダメだ!とかいろいろあるようで。

 そういう意味で、収納書庫ってのはそれなりに意味があるんじゃないかと思う今日この頃です。けっして、人が部屋に来た時に見られると困る本があるとか、そういう理由ではありませんよ?<だいなしだ

 まぁ、書籍の為には或る程度の風通しも重要で、結構管理は大変な気がします。和書は帙に入れないと痛んじゃうし………淀んだ空気は、やはり本にも良くない。収納書庫を使う場合は、そのあたりにホント気を付けないといけないでしょう………まぁ、紙魚とかが出るとか、そういうことは現在の家屋ではないと思いますが、紙が湿気で劣化しやすいと聞き及ぶので。
 こうなると結構重要なのが手の脂を取っておく、ということだそうです。

 先日の所さんの目がテン!の冬物衣類の話でもやってましたが、油がつくと、いろいろな蟲というのはなんでもかんでも喰っちゃうのです。コレを応用すると、餌昆虫の繁殖がしやすいので、安価で栄養価はあるけど嗜好性の悪いものに、油脂を添加して与えるのが古くからのセオリーだったりしますが、これはまた別の機会に<いやこっちの話の方がサイト的に重要じゃないの!?

 ま、そういうわけで、何かを食べながら本を読むなど言語道断。手は必ず洗ってから本を読むようにすると本がステキな状態で長持ちします。本を食べてしまうような虫などそもそも出はしないのですが(すくなくとも我が家は)、月日と共に人間の油は浮かんできますからね…………あとあと重要なのですよ。特にカラー版は。

 とはいえ、国会図書館などでも、そんな注意して扱っていないような感じは受けなかったんですけどね、実は………いや、稀覯本の閲覧を申し込んだ事があるのですが、なんか手袋もせずに取り出して触っていて、僕が閲覧するときも手袋とか配られなかったので、戸惑った覚えがあります。やたら申請に書類が必要だったりと手間だっただけに、これでよいのだろうか………と思ってしまったとか(苦笑)
 確か、安くてもそんな安くないクラスだったかと思ったんですが………いーのかなー、閲覧するだけの人にアレで………

 まぁ、そういう稀覯本を閲覧しようとしたりする人は、そもそもそうした取り扱いに対しての意識が高いだろうって前提なのかもしれません。まぁ、職員の人にしても、素手で触るにしても、ページのめくり方は、触れる指の面積を極力少なく、しかし紙に負担の掛からないようなものになっていましたしね………<指でつまんだり、ということはしてなかった。最低限の話ですが……ただ人によりましたが………

 それに、手袋をすればその分、ページが捲り難いので、逆に扱いづらく、ミスをして痛めてしまうこともあるのも事実。この辺が難しいところなのかな。何が正しいか、よく分かりませんね。そういう教本でもあればいいんですが。
 浮世絵なんかは、手袋をして………というのが基本中の基本のようですけど。あと、写真とか切手とか、ピンセットで!という方が大半ではないでしょうか。まぁ、そういう方のコレクションを見せて貰う時は、とてもじゃないけど見せて貰うだけで、自分で触りたいとは欠片も思いませんが(苦笑))

2007/03/06

 ごごごごごごご・・・・・


 一ヶ月が経ちました。



 卵嚢です。腹部の両脇の毛が、満遍なく全体に塗り付けられているのがよく分かります。こーゆー風にして卵嚢を保護するわけですな(これを食べたら、口のなかが痒くてステキなことになる!という仕組み)



 外側を剥いてみました(ドドドドドドドドドド・・・・・)
 いざ!!!!!!!!!!!!!


















 発生してませんでした..........orz

 …………くっ、しかし僕は負けぬっ!

 分かっていますとも安西先生!  諦めたらそこで試合終了ですともさ! 

 まだオスも健在なのです、さぁここからが勝負だぁぁぁぁ!ヽ(`□´)ノ (←大夫ショックだったらしく、一生懸命自分を鼓舞するの図)

2007/03/07


 

 どうもストレートな風邪に罹患してしまったようで、頭痛がステキなことになっております………うう、映画を観に行ったせいかなぁ………そんなわけで暫く寝ますです。ぱたり。<寝る為に倒れる音ですよ?

2007/03/13

 ちょっと無理をしすぎたようで、根本的に倒れております。

 ………や、まー、一般的な風邪で倒れたレベルではあるんですが………今年の風邪はなかなかタチが悪いのか、僕が罹患するとどんな風邪でも重く症状が出るのか………いずれにしろ、なかなか厳しいですねー。絶対にこれ体重減ったな………(汗)

 そんな訳で、年に三十八回ぐらいは「なんでヤドクなんか飼ってるんだ」「僕はヘビを飼いすぎではなかろうか」と悔やむわたくしなのですが、今回も寝床でそう考えているところです(笑)

 何と云いますか、今年から飼育廃水の消毒殺菌が加わったので、手間が増えたんですよね………一応、現在は90cm水槽に流れ込むようにしてあるので、事なきを得ていますが(これなら長期間ほっといても平気だから。ただし、忘れると悲劇が……風呂用アラームとかつけるとよいかもですな)
 普段ならともかく、疲れているときの殺菌作業はかなり厳しいものがあります(臭いとかが……)………復調したら、最優先で自動殺菌消毒システムを作り上げよう………。

 件の問題はいろいろな意味で僕の体調に影響してくれるなぁ………と思う今日この頃であります………ではお休みなさい(ぱたり)



2007/03/15

 はい、こんにちはー。今日はオリーブの日だそうですね〜。
 一週間で体重が2kgほど落ちた管理人でございますヽ(´ー`)ノ

 …………ありえん(汗)

 いったいどういう体の構造していたら、2kgも落ちるんでしょうか(ちなみに水分だけは普通に採ってたんですが………)………水を飲み込んでるフグじゃあるまいし(たしか1.6kgのトラフグが飲み込む水が2.0リットル以上でしたっけ?)
 確か、体に負担の掛からないダイエット速度は、一週間に750gだったと記憶しているんですが………恒温動物はこれだからっ<意味不明な叫び

 だいたいにして、食事を一週間抜いたとしても2kgも落ちるとは思えません………一体何が起こっているというのかっ! 物理的に有り得ないのではないでしょうか………

 そう考え、多角的に現象を解析、分析、推論と仮説と検証をし、更に鉛筆転がしによる決定という王道の調査を経た結果、おそらく体重計が壊れているのではないか、という結論に達しました(かつては重力が変化しているのでは、等の発言をしたこともありましたが、今年の僕は相当に頭が冴えていますので、そんな愚かな発言は致しませんですよ?)。

 そもそも、この体重計は十五年だか二十年だか昔から我が家にあった気がします。壊れておかしくないのです。
 そこで、僕は知人に、「かくかくしかじかであるので、体重計を借りてみてよいか」と尋ね、計測してみることにしました。ところが、僕が乗ってみたところ、我が家の体重計と同じ数値を指したのです。

 これは一体どういうことなのか。ひょっとしてこの体重計も壊れているのではあるまいか?

「そういう訳で、この体重計にちょっと乗ってみて貰えないだろうか。数値よりも軽く出るかどうかが知りたい」




 今日の教訓 : 女性に体重の話は鬼門です(いや、見た目痩せてるとかそゆことは関係なくね。マジでコロされかねんよ?)


映り悪っΣ( ̄□ ̄;

2007/03/16



 今回の風邪の原因になったのかどうか定かではないのだけれども、先日観に行った映画というのは、ちなみにパフュームだったりします<また微妙なチョイスを………

 その冒頭予告に、去年から見たいなー日本で公開せんかなーと言っていた300があったので欣喜雀躍としております(あとは、日本公開に関連して、何か修正が入るかどうか、でしょうか………ちなみに向こうじゃR18だかR21だかみたいですね)。公開は初夏らしいですが………うう、結構先ですねぇ………

 スリー・ハンドレッドと読むようですね。まぁ、さんびゃく、じゃタイトルとして微妙だったでしょうが。なんにしろ、「ホース・ウィスパラー」が「モンタナの風に吹かれて」になるような謎な変換がされなくて良かったです(でも、予告編の和訳がざっと見た感じ微妙な部分もあり、不安が残りますが(スパルタを舐めるな!とか)…………和訳の善し悪しというのはやっぱりあって、個人的に一番厳しかったのはショー・シャンクの空に、だったかな(TV放映バージョンはよくなってましたが)………指輪物語はスルーの方向でw)

 アレなシーンが放送されて問題になったらしいパフュームですが、うーん、うーん、取り敢えず家族や恋人と観に行くような映画ではないかもしれませんなぁ(笑)
 どんな物語かと言えば、多くの狂気の発端がすべて愛であるように、本作もまた、愛の物語なのかもしれないな、と思います。それが一般から見れば嫌悪感を催すような愛であったとしても。

 あからさまに倒錯趣味全開の映画(フェティシズムとも云えるかな)ですが、ぎりぎり品位のある領域に収まっているので映像美として秀逸な作品に仕上がっているとも思います。悪臭と芳香のコントラストを、映像の美醜で色づけしているので、厳しい場面は受け付けない人には厳しいかもしれませんが。

 ですが、副題にもあるようにある人殺しの物語なので、そういうシーンがあるわけなんですけど、それらのシーンは基本的に”薫る”シーンとして仕上げられているので、綺麗に纏まっています。ハンニバルであるとか羊たちの沈黙であるとか、セブンとか殺し屋1とか、ああいう系統にはない描写ですね(というか、作品の方向性も違いますが)。

 主人公グルヌイユが求めたものは、くだらないぐらい人間的なものだったのに、それを受容する能力として彼に与えられていたものが、たまたま偏ってしまっていたために、そして誰も彼にそれを与えてはくれなかったために、彼は求め方を間違ってしまい、道を踏み外していく。
 けれど彼は道を踏み外したことにすら気付かないから(そして、彼に許されていた道がそれしかなかったから)、その道を征くことに迷い無く、ただ突き進んでいく。だから其処には、誰も共感する事は出来なく、観客もその例外ではないから、感情移入するような映画ではないです。つまり、主人公ガンバレ!と応援したくなるような映画でもない。(むしろ、もうやめとけよーと思いたくなるw)

 おそらく、大多数の人は嫌悪感を覚えることでしょう。ですが、この物語は、そうした倒錯してしまった主人公の偏愛や、没頭するその姿勢に対して嫌悪感や恐怖感を惹起させることを目的としているのではない、というのがポイントである気がします。彼は、そう在ることしか許されなかった存在なのであり、その事実に悲哀だけがある。

 そんな訳で、倒錯的でオカシナ映画が好きな人はどうぞ(笑) 一般向けにはお薦め度星三つ、かな。
 普通の映画が好きな人には、まかりまちがってもお勧め出来ませんw

2007/03/17

  日進産業という会社が開発したシスタコートという塗料に、JAXA技術をライセンスして改良されたもので、GAINAという塗料があるそうです。
 なんでも断熱性に優れてたり、結露しないようになってたり、まーいろいろと特徴があり、詳細はリンク先をご参照下さいってところなんですけども、これ、深夜のアメリカンな通信販売の製品のようなものというわけではなく、ホントにかなり断熱効果があるよーなんですよね………

 いや、木製の模型の屋根に、バスキングランプを5cmぐらいの距離で当てて、塗布したものと塗布していないものを比べるというパフォーマンスがあって、実際にじーっと見てたんですが、塗った方は冗談のように温度が微動だしませんでした。
 片方のランプが、光がそっくり出るだけでLEDだとか、実は温度計がそもそも(以下略)なんていうトリックがない限りは、断熱効果あるのだと思います。
 見た目ただの塗料なんですけどねー……………平屋ならば屋根に塗ったりすれば、かなり有効でしょうね。

  我が家の飼育部屋は、やはり壁が冬は冷たくなってしまい、光熱費がばかになりません。なにより問題なのは、部屋内部の湿度が極めて高いので、棚とかを壁の前に置いておくと、隙間の壁が結露しやすく、壁紙などは黴びてしまう危険性が出てくるのですね(水回り周辺がとくに危険かな)。

 そこで、これの存在を知ってから、飼育部屋に塗ってもそんな問題ないものっぽいし(勿論それでも、神経質な連中は待避させますけれどw)、塗布してみようかなぁ〜とか思っていたのですが………

 調べてみたところ、一缶が48000円(18リットル、30平米分)らしく……… …………


  …………………う、うーむ(汗)

 そもそも下地処理もしなきゃなんないし、結構大変そーだなぁ……おそらく一缶購入すれば事足りるとは思うんですけども………うー、うー、五万ですか(汗)

 月の電気代が3000円ぐらいでも下がってくれるならば、一年ちょっとで元が取れるという考え方もあるか………しかし、そろそろエアコンの清掃も業者に頼む予定だしなぁ………うー………

 と、いうわけで、踏ん切りが付かない今日この頃なんですが、だれか試してレポートして呉れませんかね(笑)

 ビフォアー・アフターで、こんぐらい変わりました!的なやつを………w

 いや、勿論、そういう調査はちゃんとやってあって、そのレポートを見たからこそ遣る気になったのではあるのだけど、やっぱり生き物やってる環境(常時恒温・多湿で冬場は結露しやすい)での効果こそ気になるところでして………

 それにこれ、普通にケースに塗ってもよいんじゃないかなぁ……ガラスに塗布出来るみたいですけど………(ただ、それまでと塩梅が変わるでしょうから、その差を習得せねばなりませんが………)

 うーん、まぁ、新しく部屋を新調するときとかにやるのが一番楽なんでしょうなー………将来的に視野に入れるに留めるべきか、それとも直ぐに取り掛かってしまうか………価格が僕の足を止めるのでありましたー。いや、今アクアホリックさんにいろいろとバックナンバーの雑誌入ってるじゃないですか。五万あれば、「あ、このへん取り敢えずワンセットお願いします」って注文出来るなぁ………と………(笑)

 どっちにするか悩むところです………好い加減、VPIの本も購入しときたいですし…………むむむむ(−−)

2007/03/19

 今日も今日とて、ぼんやりと生きている管理人です、こんばんは。世の中いろいろありますが、強く生きていこうと思います………ええ、たとえ僕の愉しみにしていた季節限定の伊予柑ポンジュースが飲まれてしまったとしても、悲嘆に暮れたりはしないのです………しくしくしく。あ、これは悲しんでるだけです。嘆いてはいないので!<どうでもいいわ

 
 いざ、アルセーヌ・ルパン!

 いや、冗談ですが。
 上のが所謂工業用ダイヤモンドによるガラス切り。下のがオイル式のガラス切りです。どっちも、熟練すれば切れ味にそんな違いはない、とも言われたのですが、個人的にはオイル式の方が楽だと思っています。

 直線の場合はそうですし、それが長い距離になると尚更だと感じました。曲線とかいろいろな使い勝手には、ダイヤの方が良かったりしたりすることもあるのかもしれませんけど、ガラスを切った際に細かい破片が飛びづらいというところも含めて、オイル式が僕は好きですね。
 まぁ、どっちのタイプを使うにしても、保護ゴーグルとマスクを着用するのは必須事項ですけれど。

 管理人は、その昔、メガネあるから平気かもーとかそういう理由で、ゴーグルしないで工作していて眼球(白目のところ)にあっさり破片が刺さり、眼科に掛かったというアホな経験がありますよ(苦笑)
  どんな面倒でも、どんな熱くてもかならずするのが重要です。溶接向けにあるメガネタイプじゃなくて、ちゃんと粉塵防護用のじゃなきゃダメですよ?

 オイルは灯油とかでよいそうですが、灯油とか小瓶で購入出来るところもないなぁ………ということで、オイルストーン用のオイルを流用してみました。オイルはいろいろありますが、これは一番安いやつです(笑) 粘度も低めで、見た目灯油に近いようにも思いましたしね。

 塩梅はよい感じですね。しばらくは、これでいろいろとガラスを切って、小型のテラリウム(タランチュラとか、上陸直後のカエル向けかな)の制作をゆるりとやっていこうかと思います。最近体調悪いので、あまり大掛かりなものは作れないので(苦笑)


 余談ですが、ガラス切りの技術とか磨かなくても、最近はオーダーメイドでガラスを切ってくれるお店とかあります。磨きや角落としとか、はては穴空けまで遣って呉れる上にリーズナブルでステキです。
 ですから、ガラス切りとかアブナイですし、こういうところ(ホームセンターとかでも受注してるところあるし、ガラス屋さんでもよいかと)で購入して、シリコンで接着する工程だけやるのが、安全でお手軽なのでお薦めじゃないかと思う今日この頃であります(<ガラス切り紹介した意味なし!?)

2007/03/21

 ぼやぼやとガラスの試し切りをしております。厚さとか堅さとか角度とか、綺麗に割るにはどうカットしてどう叩くのがよいのかとか。

 オイルストーン用のオイルにも、粘度高めとか低めとか、いろいろあるんですが、それにより結構切れ味が違って来るようですねー…………。
 やはり、灯油と同じぐらい、殆ど液体のさらりとした油がベストであるようです。分厚いガラスをカットするときにかなり違ってくるようなので………昨日の写真にあるやつは、やや粘度高めなので、ちょっと微妙かも………しかし、さらさらタイプのオイルストーン用オイルって、手元にあるのはちょっと高い(まぁ篦棒じゃなくて、油の中では高いってだけですが)タイプなので、灯油でいいなら灯油がよいような気がしてきましたねぇ(苦笑)

 ちょっとまぁ、灯油を買ってきて、どっちがよいのか試してみるとしましょうかね………まあ、粘度の低い、さらりとした油がベストだと言う話だから…………切断面への潤滑と、その周辺への圧力を緩衝する目的で油を要しているんでしょうか………だとすると、オイルストーンのオイルに必要な粘度とかはあまり重要ではないのか………うーむ



 写真は、鏨(タガネ)とブロック用のファンファン鋸とゆーやつです。見た目普通の煉瓦鋸と同じにも見えますが………きっとよいはず……なんとなく、くっついてる粒子が小粒かな?という印象も。まだ使ってないので分かりませんけどもね………
 タガネは、いろいろ使えるので何本か持っていたのですが、ちょっと思うところあって、幅のあるものが欲しくなったので購入してきました。

 ガラス切りというのは、知ってる人には当然のことかもですが、ガラス面に”傷”をつけ、その反対側の面から衝撃を与えることで”綺麗に割る”ということです。つまり、正確には切ってる訳ではない。勿論、綺麗に切断する機械というのはあるのですが、なかなかに大掛かりな装置です。

 割る場合、反対側から、ガラス切りの柄の部分なりなんなりを、かつんと当てて割るのが普通みたいなんですが、それ以外にも、丸金槌でこつんとやってみたりもしました。んで、何十枚かやってみたのですが、衝撃が、一つの打点から波紋として広がる場合、割れる時に、その衝撃のカタチに割れ具合が歪みやすいような印象を受けました(全然違うかもしれないけど、なんとなく僕はそう思ったというだけの話です)。

 切断面が平たくなく、ゆらゆらと立体的に歪曲してしまうと、あとあと砥石で磨くにしても手間がかかりますし、曲がりすぎ(平面に対して断面が垂直ではなく、傾斜があるように割れすぎ)ては寸法に狂いが生じる要因になりそうです(このあたりを吸収出来るように、ケースの接着箇所の辺を決めるとよいのかもしれません。でも、決めたとしても、限界はあるでしょうから、切る段階での精密さがやはり欲しい………)。

 というわけで、板を咬まして、平面的な衝撃を加えてみたり、いろいろと試行錯誤中です。タガネもその一環(まぁ、これの目的だけじゃなく、他に目的あってのことですがー)。ただ、タガネを直接当てちゃったら、流石にそのままガラスを砕いてしまうでしょうから、一工夫必要でしょうけれど(苦笑)

2007/03/23

 こんにちは、九死に一生を得た感じの管理人です、こんばんは。

 えーと、殺風景だったトップページに微妙にごちゃごちゃと上のところに画像が追加されているかと思います。実に無駄ですね。トラフィックに喧嘩売ってますね。ウィルコムさんとかを経由して見てる人もいるかもしれんので、まー、そういう方々には大変不評であろうことは想像に難くない!
 でもまぁ、そのあたりは画像オフ機能とかつかってのりきって下さいヽ(´_`)ノ

 まぁ、そんなこんなで、トップぺージが変化しましたが。


 しかし、

 内容は全く追加されてません


 ……………………ああっ、無言でウィンドウを閉じないでー!


 …………いやー、これを機に、いろいろ公開しようかなぁ………とも思ったんですがねー。まーねー、最大の問題は書いてないから公開しようがないと言いますか<ぇぇぇぇ

 にしても、タランチュラの項目はどうしよっかなー………好い加減情報も古いし、ゼロから書き直したいところなんですが……うーむーむー………此処に一度書いちゃうと、纏め直すのが結構大変ってのもあるんですけどねー………でもまぁ、ヤドクのミスティング・システムとか、そのあたりは自分用ということもあるので纏め直したいところですが………

 まぁいいや<ぉぃ

 ところで、冒頭の九死に一生を得たという話なんですけども、まぁ、別にそこまで大変な目に遭ったわけではなく、誇張です。ちょっと死にかけたかもとか、下手すると重傷負うところやったかもー、という程度です。

 どうにも僕がこう言っても「いや、あんた常に死にかけてないか」みたいな反応が返ってくるのですが、今回のはそーゆーのではないのです! 怪我の方ですから!


 何があったかと言いますと、先日部屋で勢いよく脚立の上で足を滑らせてしまいまして、そのままガラス棚に足を叩き込んでしまったのですよ。(高さ170cm。書斎のほうので、標本とか、模型とかを入れてある。その背面側。まぁガラス温室のようなものですが、ちょっとガラスが薄くて3mmです)

 ガラスは綺麗に割れまして、そりゃもう触れたら切れるぜ!というナイフのような形状になったやつとかが、(足が突っ込まれた関係上、そこを起点にして放射状に割れたようで)、そのまま足にざすざす、と。

 別に見てた訳ではなく、「無敵を信じたアレキサンダー大王は、矢の雨の中を悠然と歩いたという…………」みたいなそーゆーギャグが思い浮かぶ暇もなく、別段走馬燈とかも見る暇もなく………ああ、やってもーたと思った次には、もう落ちきった後でしたが………

 足を突っ込んだ瞬間に、「あー、あわてて動くと、むしろガラス片とかで怪我するんだっけ。動きを止めねば」とか思って、びたーっと動きを止めたことは止めたのですが。

 そして、痛みも来ないので、「ガラスで斬ったから鋭くて痛くないのかな?」と思うものの、血も出てこず…………

 何故か殆ど無傷だったという………

 いや、ズボンには五カ所ぐらい、十数センチの長さのガラスが突き刺さって綺麗に抜けてまして、ガラスはすべてが砕けて下に落ちてたんですが………どうも、一番最初のガラスが上手い具合にガードしてくれたようで、比喩ではなく無傷だったんですよね………靴下が分厚かったので、ズボン+靴下で、くるぶしのあたりのは止まったようです。あ、靴下は完全ではないものの半分ぐらいまで切れてましたね………

 ですが、まぁ、むしろ擦り剥いた肘とかが怪我だったという(苦笑)


 まー、無傷だったから笑ってられますが、運悪ければ動脈とか切れちゃったりとか、そうでなくてもくるぶしのあたりには太い静脈とかありますし、ホント運が良かったな、と………


 …………ですから、ここで運を使い果たしたとしても不思議ではなく………これはもう今年は蛇が殖えなくても、タラがオスばかりでも、どんな不運に遭おうとも、あのときに助かったからだ、と思うようにしようと思います………

 メタリカがもしオスだったとしても………

 ミランダがオスだったとしても………サブフスカがオスだったとしても納得……………………し、しなきゃいけないのか?(汗)


 …………しかも、あれですよ………今年あと八ヶ月もあるじゃないですか〜………ホントに運使い尽くしてたら、今年は散々な年になりそうでいやですな………_| ̄|○



 まぁ、皆様くれぐれも、ガラス温室を蹴破ったりしちゃわないよーに足下には御注意してください………あ、ちなみに、割れたガラス片でガラス切りの練習をしております<ちょっとマテ

2007/03/26

 煉瓦(レンガ)をレンガ鋸でコツコツと切れ目を入れ、さらにタガネで割り続ける………ちっちゃなレンガを生産しております。

 いやですね〜、思ったんですけど、レンガ壁ってステキ感ありませんか?

 漆喰のところに苔が生えてみたりとか、漆喰に混ぜた草のところに種が飛んでそこから草が芽吹いてみたりとか、いろいろ蔦が這ってみたりとか。別に大聖堂(カテドラル)とか城(キャッスル)でなくてもよいのです。レンガ塀でいい。兎に角、あの格子状の模様と、煤けた赤茶色と、土汚れがステキだと思うわけです。苔も生えやすいし。

 ヤドクガエルにはちょっと似合わないかもしれませんが、色の関係性からして、例えばグリーンパイソンやアオカナヘビなんかとの取り合わせはいかがでしょう。カナヘビとかが煉瓦の壁とかにいる光景とかステキすぎやしませんかっ!?  そう、それをビバリウム(テラリウム)の中に再現したいのですよ!

 他にも、別に壁にしなくても、綺麗に地面に敷いて、間に砂を振り入れてやっても、これまた綺麗な底面になりますよね。いろいろ工夫次第と思うわけです。

 しかし、普通のレンガでは大きすぎる………ビバリウムの中には入れられません。入れてもよいですが、少々危険ですし、空間を余分にとってしまいます。

 そこで、煉瓦をちっちゃくすることにしました。まぁ現実の煉瓦塀にいるトカゲと縮尺が違って来ちゃいますが、小さいところに配置することでトカゲやヤモリが大きく見えるという効果が狙えるかもしれません。スネ吉兄さんも大きく見せるには小さいものを写し込んだり広角レンズを使ってぐっと寄って撮影するのだと言ってました。

 煉瓦にはそれぞれ国により規格があると言いますが、日本で売られているものは(210mm x 100mm x 60mm)だそうです。これを何分の一の縮尺にするか……21mm x 10mm x 6mmでは流石に小さすぎます。

 どのような積み方をするかにもよりますが………壁だけでなく、角の部分などにも積み込むことを考えると………普通に並べる小口積みならば、一辺に必要とされる個数は、(距離/10mm)、イギリス積みならば、(距離/10mm+距離/6mm)、フランドル積みとなると複雑で、えーと………一辺が小口と長口になるから………(距離/6+10)×4に加えて、(距離/6+10)個の、半コロサイズの煉瓦が必要になる………のかな? ちょっと違うかも?

 まぁ、ホントは間に漆喰が入るのでもっと少なくて済むんですが、40cmを一列つくるのに、10mmにしてしまうと小口で45個必要ってことになります(たぶん40ぐらいでしょうが)。しかも、これで得られる高さは6mmでしかないから、高さを40cm欲しいならば66段、実に2640個必要になってしまう………これは実用的ではありません。

 まぁ、これの倍………縮尺1/5である、42mmx 20mm x 12mmぐらいが丁度よいところでしょう………これならば、長口積みで、40cmを10個使わずとも並べられます。ただ、長口積みは耐久性に難があると思うので………地震の時が心配なので、僕はあまりやりたくないですが……それでも、長口積みならば、だいたい330個ぐらいで事足りる筈………実際は漆喰の厚みもあるのでもう少し少なくて済むでしょう。

 と、いうわけで…………まずは、切り幅分も計算に入れた上で、鉛筆で大きさをレンガに引きます。次にケガキ、鋸でぐるりと表層を軽く切ってから、本格的な切り作業に入ります。

 焼きレンガであるか、日干し煉瓦であるかによって、このあたりの強度や特性は変わってきます。思われているよりも日干し煉瓦というものは丈夫なのですが、切断の振動にはそうでもなく………綺麗にやるには慣れが必要かもしれませんね。

 個人的には、引きよりも押しで切った方がよいように思います。また、日干し煉瓦はタガネで割るのではなく、切断仕切ってしまうほうがよく、それも一辺から全部ではなく、四方から少しずつ切り込んで、中央部を残してタガネで割るとかしたほうが仕上がりが綺麗でしょうか。

 このあたり、いろいろなレンガを試してみてるんですが(価格との相談もあるし、あと、色も白いのとか黒いのとかありますからー)、それぞれに特徴がありますね。うーん………

 取り敢えず、まぁ、数が必要だから普通の赤いレンガを切り出してみるか………

 しゅーこーしゃーこー←切ってます

 しゅーしゃーこーしゃー←ひたすら切ってます

 かち、かんっ!(パキン!) ←タガネで割りました

 ごりごりごりごりごり ←ヤスリで均してます。ちなみにマスクしてないとやってられません(笑)

 しゅーこーしゃーこー←さらに切ります

 かち、かん!(ぱき) …………←想定と違う風に割れてしまったようです

 しゅーこーしゃーこー←切ってます(繰り返し百回)


 ……………………

 ……………………

 ………………………………………この作業、めちゃ大変なんですけど(汗)

 いやー……やはり、綺麗にカッティングするのはかなり難しい、綺麗に切れ込み入れて綺麗にタガネで割らないと、直方体にならんのです。尖ってるところはヤスリで均さなくてはならないし、そう大量生産出来るものでもない………しかもこれ、四百とか五百とかやるのか………(ー_ー;;;

 でもまぁ、十年や二十年はそのまま、であるような、使い切って使い回して捨てていくようなものではなく、がっちりしたものを作るわけだから、此の程度の労力は………

 …………はて、そういえば模型業界にはいろいろミニサイズのあるよなー。でも、あのあたりって発泡系なんだよね………いや、やっぱバスキングライトとか当てたりとかもあるだろうし、ちゃんとしたレンガでないと使えないからねぇ………ああ、まぁ、レンガ色に拘らないなら、発泡セラミックスとかもよいかもな………このあたりも調べてみるか………


 ついでになんとなく検索
 ↓
 ミニレンガ




 ………………………………………………………………_| ̄|○


2007/03/27

 Poecilotheria striataの四匹目がまたメスだった件について。

 …………どゆことですかねぇ………(遠い目)

 そういえば、ウチのPoecilotheria striataは、なんか歳経る毎にどんどん黒くなっております(背甲が)。Poecilotheria regalisが成長するごとに白さに磨きを掛けているのに対し、どんどん黒くなりますねー………最早別物です。どう見ても、似てるとか思う余地がなくなってきた気がする………似てるのはサブアダルトぐらいまでってことなのかな………(まぁ足の裏側は確かに似てるけどさ)

 そろそろ殖やしたいんで、ホントにオスを見付けないとなぁ………む〜、しょうがない、もう一匹追加しますか………Poecilotheria formosaも四匹連続でメスになっていて(ただし、これは一匹目が見事にオスになった後に、四匹連続でメスなんですけどね………)、本当に僕のところでは”偏る”んですよねー………まったくもう………十匹連続オスとかもいるのになぁ………むしろ、そういう方が多いのですが(苦笑)



 Oreophis prophyraceus laticinctus female
 カメラの使い方が漸く分かってきた………かな?(説明書をなんとなく読んでみてます)

 上の写真は(寝起きなせいか目付きが悪いですね?)WCなのですけど、CBは、やっぱりもっとすごい綺麗になるのでしょうね…………というか、なるみたいなんですよね………

 どうにかCBを見てみたいものです……うーん、どうかな………(苦笑)

 とはいえ、かつては、これの実物をどうにか見たい……飼えなくてもいいから、とにかく実物を見てみたい………と思っていたのですから(マレーシアに探しに行っても見られるものじゃないよなぁ………とは思いつつ、マレーシアに行って、マレースジオとかと一緒に探そうか、とか本気で考えてました。ところで台湾ではどの山に行けばよいんでしょうか<ヤメレ)、ぐっと現実的と言えるかもしれません………

 いずれは基亜種とかも見られる日が来るのかな〜。取り敢えず、その為に一番大切なことは、健康に気を付けておくことでしょうか?(笑)

2007/03/29

 本棚に使う予定だった木材を、2mm間違って発注していたことが判明し、かなり凹んでおります………
 わざわざサクラ材を購入したのに………その上、渋柿で四度仕上げしてしまいましたよ………すごい手間かけちゃったですよ………_| ̄|○

 一番表面のパーツなので、なにか噛ませて補正しちゃうとか、そういう問題じゃないので(端的に言うならば飾り材なのですよ)、まぁ、なにか別なものに利用することにして、保存しとこうと思いました。
 そこまでなにか厳選したサクラという訳ではないのですが……勿体ないし……。まぁ、値段とかもショックですけども、渋柿を塗布するのにかけた時間と手間がかなしいですねー………う〜ん、今後使う場合、もしカットとかするとその部分にも新たに塗るとしても色合いに差が出そうですねぇ………ということは、最大限に生かすには、この寸法の素材を使う何かを一から設計しなくてはならんということなのか………?(汗)

 …………まぁ、なんか考えますか………<こういうのを、本末転倒と言うのでしょうね

 そんなこんなで、なんかもう常になにかしら作ってる風な僕ですが、そんなに作業時間をやたらかけたりしてるわけではありません。一日十五分とか二十分とか、決められた枠内で、というか、何かと何かの隙間に、コツコツやるというのがスタイルなので。無論、時間があるときは一時間とかやりますけど。
 これらは別段、一つのものをずっと作ってる訳ではなく、平行して作っていたりします。アレつくったりコレつくったり、という感じで。
 今回の本棚もそうですが(まぁこの本棚は何個目だよって感じですけど)、現在、平行して作っているものはけっこうあります。おそらく十とかじゃ利かないぐらい。オカシナところを挙げると、マンダリン(楽器ね)とか、飛行機模型とかですが、このあたりは数年前で止まっていたりします(止まる前の制作期間も数年とか)。

 とはいえ、これらは未完という訳ではなく、作る気はあるんですよ。優先順位が低かったり、それを制作するのに要するだけの余裕(集中力など)を確保出来なかったから遣っていないというだけで。楽器もそうですが、飛行機模型も下手に工作したら墜落するだけですからね………飛ばない飛行機を飛行機と呼べますかっ!? ポルコだって飛べない豚はただの豚だってゆってました。鳴らない楽器はそもそも楽器と定義出来るのでしょうか。ですからね、作ればよいとゆーものではないのです。最低限の完成度は求められるのです(ラジコン飛行機なんかだと、墜落したりすると人が死にかねませんよ?<いやジョークじゃなくて)

 だから、これは「制作に数年掛かっている」というだけのことなのです。勿論、完成させなければ未完成品どまりなんですが、僕はまぁ大半のものは、(失敗作が大半にせよ)完成させてるので、楽観的に考えていたりします。
 ミスティング・システムも、工進のものを使おうと考えてから実際に購入、調べるまでに一年だったか、一年半だったか掛かりましたが、やりましたし?(二年は経ってないよね? いや、まだ完成はしてないといえばそうかもしれませんが……(汗))

 …………ですから、まぁ、その、このサイトもですね、ところどころがどーみても未完成ですけど、その、たぶん、ええと、おそらくですが、完成を見る日が来るんじゃないかなー………とか………(目を逸らしながら)





 ときに、近々、更新が滞るかもしれません。次回か、その次か、それとも滞らないかもしれませんが、たぶん滞ります(苦笑)
 こう書くと心配されることが多いのですが、書かないともっと怒られるので、一応書いておく方向でw

 ではでは♪