アオダイショウ/Elaphe climacophora "Tokyo/東京都" WC male 2010

photoduino

 Photoduino/フォトドゥィーノ?フォトドゥィノ?は撮影に役立つステキなガジェット。



 写真のものにあるスイッチは、外部電源と内部電源(電池)を切り替えられるようにしたからで、なくても問題はない。一応持ち歩くことを考えてつけたのだけれど、いざ完成してみるとこれを持ち出す気にはなりませんね(もっと軽さを重視すればよかったなぁ)。

 アクリルを削って液晶部分のカバーを作るつもりでしたが、メンドイので放置中(よくあること)。



 慣れるべくスペイン語表記に挑戦してみましたが挫折して、現在は英語表記で使用。英語ならどうにかなる。でも、スペイン語にも慣れたいですな……機能をマスターしたら挑戦するとしましょう。

 機能は、

・インターバル・タイマ(微速度撮影とかできる。秒、時、日まで設定できるらしいので、一日一回撮影とかもできる←まだあんまり使ってない)
・オーディオ・トリガ(音に反応してシャッタを切る)
・ショック・トリガ(圧電素子で衝撃を感知してシャッタを切る)
・バリア・モード(赤外線レーザをCdsセルに当てて、これが遮断された瞬間にシャッタを切る。フォトダイオードで照射された赤外線を感知し、この範囲を何かが通過したときにシャッタを切る。ただし、広範囲でやるには赤外線照射装置は別口で用意しないと無理っぽい)
・フラッシュ・スレーブ(光に反応して二台のフラッシュを任意のディレイで発光させられる。飛翔している物体などの多重露光撮影とか用途様々)


 飼育シーンでは、例えば、花が開くときとか、ヤドクガエルの卵が発生する様子の微速度撮影とか、タランチュラが餌に食いついた瞬間とか、カマキリが襲いかかる瞬間とか、鳥が止まり木に来たときとか、そういのを狙ってみたら楽しそうです。最後のは飼育じゃないか。



 まぁ、とりあえず自分が欲しい機能の部分だけ作ればよいような気もします。

 製作にあたっては、「何でも作っちゃう、かも」を参考にさせていただきました(Arduinoで遊ぼう – オープンソースのカメラコントローラ「Photoduino)。リンク先を見れば、ほぼすべて問題はないのではないかと。

 このガジェットを使って撮影された写真は、FlickrPhotoduinoのタグには多く、説明なんかは、Youtubeにあったりしますが、Picasaには殆ど写真がないですね。なんでだろ?

 管理人はPCBを発注しましたが、注文するとかメンドイ!という人は(あとそもそも一枚か二枚あれば十分だし?)、Photoduino projectから購入できるようですのでそれがオススメです。一枚10 Euroだけれど、まぁそんなものでしょう。現在ユーロ安いし。ユニバーサル基板で作ることも出来なくはないですが、僕はあんまりやりたいと思わなかったので。

 パーツはどれも通販で入手可能(素晴らしきかなネット社会?)

 ん~、だいたい、千石電商秋月電子通商の二店舗で全部揃うんじゃないかな……コンデンサも代替品でどうにかなるし………
 具体的には、ピンヘッダ、コンデンサやポット、抵抗、ケース、圧電素子なんかは千石電商で(マイクも防水タイプが欲しいなら千石で売ってたはず)、LCD、サイリスタ、オペアンプ、ACアダプタ、Cdsセルなんかは秋月で(防水タイプもある)購入できるようです。ブザー、電池ボックスや電源コネクタ、RACコネクタなんかはどっちにも置いてあるのでお好みで。管理人はいろいろ買う用事もあったので、フォトダイオードとか一部パーツをマルツパーツ館で買ったんですが、使ったのはTOSHIBATPS705で、これでよければ千石電商で売ってるようですから、やっぱり上の二店でどうにかなるんじゃないかな………



 Arduino Unoは、千石で取り扱ってることもあるのですが、昨今売り切れが多いような。互換品ならあるようだけれど。まぁ、スイッチサイエンスAmazonに注文すればよいでしょう。クレジットカード使いたいならAmazonかな。Paypalを使えるならスイッチサイエンスがオススメかもです。Arduino Unoぐらいなら、メール便が大抵選択されるようなので、受け取りを気にせず注文できるというメリットがあります。

 Photoduino project : Electronic components and parts listには色々書いてありますが、MLコネクタやモレックスの端子なんかは、要らないです。とくにLCDの部分は。LCDは国内で出回っているもので問題ないのですが、大抵出回っているやつは、偶数番と奇数番が逆なのでコネクタで接続する意味がかなりないような。とくに、1番と2番は、どちらがGNDか、データシートで確認しておくのが吉かと思います(間違えると確実にトびます<まさか……)。ん~、シールド側をコネクタにして、LCD側で調整するのが一番シンプルでしょうか。まぁお好みで?

 ハンダごては、20Wのがあれば十分製作可能でした。そんな繊細なパーツはないんで大丈夫でしょう。管理人のように、ピンヘッダを逆の方向から半田付けとかしないようにねー…………



 一番の問題は、カメラとの接続かもしれません(苦笑) まぁ、電子タイプのリモートケーブルが使えるカメラならば、そのケーブルを調べればどういう風になってるかすぐ分かるので、どうにかなるのではないかと(試していないから分かりませんけれど)。

 複数のカメラに使い回す場合は、一番シンプルな三極プラグで作っておいて、各カメラ用の変換プラグを作成するとよいかもしれませんね。Gigapanも、アレ、モータシャッタユニットの代わりに、Canon用としてリモート端子に繋ぐケーブルが販売されているんですが、変換プラグ作ればモータシャッタユニットを使わないでシャッタ切れそうな気がしますね(そうすれば、バッテリ的にかなり有利になるはず……)

 さて、では管理人は雨降りしきる森に持って行けるような防水軽量タイプを制作しようかな……(ちなみにこれを使って撮影したものが載ってないのは、ご想像の通り、製作したけど撮影に挑戦していないから。いや、ここ最近、けっこうな勢いで倒れてたので……)