Lygodactylus williamsi/アオマルメヤモリ/WC male

 何匹飼育しているのか、よく分かっていない(これに限らず)管理人です、こんばんわ。別にこれはださく麦茶入れ(100円ショップで売ってるやつね)とかでは飼育していませんよ?(笑) ちゃんと改造衣装ケース的なもので飼育しております!<ぇ? 

 かといって、麦茶入れをないがしろにしているわけではありません。

 最近、(「麦茶ケースの下側面に穴をあける」+「上の蓋にチューブフィッティングとミストノズルをつける(角度をすこしつけてある)」+「軽石とヤシガラを床材」+「排水経路を配したコンテナに入れる」)×20という荒技にて、ポエキロさんたちはミスト生活を送っております。底面ではなく側面なのは、そりゃ麦茶入れの底面はフラットなので、底面にあけても水が出ないからです。

 ちなみに、コンテナケース自体にも側面に農薬散布とかに使われる、扇形に散水するノズルを接続し、定期的に底面を洗い流すシステムにしてみました。ヤシガラ土とかの茶色の水が乾いたりすると、なんか見た目がよろしゅーないというだけの理由なので、別段不必要と言えば不必要ですが………それに、そもそもクモ連中にはヤドクガエルほど大量にミストしないので(そんなに振りかけたらよくないんではないかという気がする………)、そんなに排水もされていないんですけどね………

 ちょっと面白かったのが、このようにして作業するのを減らしてみたら、むしろ、ぼんやりと生き物を眺めたり、観察してみたり、いろいろ考察してみたりする時間が増えたこと。最初は、ちゃんと水量が問題ないかなどの微調整期間だけのことかと思ったのですが、むしろ全体のバランスを把握して、調整を省略できるようになってから、より観察したり眺めたりするようになったような。まぁ、もともと生き物が好きなのだから、そうなるのは自然なのかもしれませんけれど。

 余談ですが、こうしたタランチュラや、小型ケースへのミスティングシステムの利用が可能になったのは、低振動のダイヤフラムポンプを使うようにしたことが大きいように思います。電磁ピストンポンプや、ちょっと振動が不安でしたし(脱皮の時とか、クモがパニックにならんか、的な。ガーデンスプレイヤーはエアチャンバをかましてもちょっと試す気にはなれなかった)。

  ふむ………いままで上(蓋)にノズルの細工をすることばかり考えていたので、ミストするとケース全体が濡れるしかなく、巣を作るタランチュラとかのクモ連中以外には使えないかな、となんとなく思っていましたが………麦茶入れの中程に下方45度で4.1mm径の穴をあけ、そこに硬質チューブを通せば、下の方だけにミストすることが出来ますね………上には上でコルクを固定して濡れない地帯を作っておけば、ヤモリベビーの個別育成ケースにもよいかもしれないですね………もちろん、ヤモリの種類にもよりますが………。ふむ、その上で小皿としてのペットボトルキャップを入れられるような小窓を側面に作れば………蓋をあけずともメンテナンスできますね………これはちょっと試作してみる価値がありそうだ。

 ふむ………こうなってくると、これはもう、ただの麦茶入れではない。そうです、今後このサイトでは、こうした改造をした麦茶入れのことを、はいぱー麦茶入れと呼びましょう!

 

 …………ただし、今日は思いはしましたが、明日には忘れている可能性は少なからずあるかもしれませんので悪しからず?(ていうか、タランチュラは別にして、ヤモリとかカエルは、WCは簡素なケースで飼育しているけれど、CB化したやつはガラスとかアクリルの自作ケースで飼育するスタイルにしているので、管理人にとって、そんなメインじゃないんですよね、こういうケースは……でもまぁ、個別育成の必要性は出てこないわけではないし、考えて損はなさそうではありますか)