Eurydactylodes agricolae/ CB2012 

 ショウジョウバエを狙っているのではなく、ただ目の前にいるだけです(食べてはいるようですが……)

 ふむ……クチサケヤモリさんのベビーは、なんか普通にコオロギにぱくついておりますな。ショウジョウバエ食べるし、コオロギもたべる。もちろんレパシーの餌もたべる(いまのところデイゲッコーのほうを食べている?)。どうやらトルキスタンゴキブリの一令も食べるようです。
しかし、まだ安心はできませんからね………なんかあるのかもしれないから、じっくり様子見しないと………(<このパターンだと、いつまでも心配し続けて、殖えたことを喜び損ねるのでした)

 あと、食べているかは定かではないですが、ちょびっと昆虫ゼリーも入れています。餌用というか、これはショウジョウバエ用。

  昆虫ゼリーは、よいものです。そこそこ長持ちするのに、一個数円から十円ちょっとぐらいと安価で、いろんな種類があって、選り取り見取り。管理人はKBファームのプロゼリーを好んで使っていますが、ショウジョウバエ用とするなら、もっと安価なものでもよいのかもしれませんね。

 小さなお皿や葉っぱの上に、先が小さいスプーン状になっているマドラーとか、まぁ普通にスプーンかなんかで入れてもいいし、とくに掬わず開けてそのまま地面に置いてもいい(クワガタ用の木を使ってももちろんいい)。それだけでショウジョウバエは天井ではなく、ゼリーの周辺の地面や葉っぱの上にいるようになり、ヤドクガエルやこういったヤモリがハントしやすくなるし、そもそもこうした餌を入れたほうが余分に入っているショウジョウバエの寿命が長くなります。クチサケヤモリのように、あまりハンティングが上手くない連中のケースにショウジョウバエをいくらいれても、ケースの天井にショウジョウバエが張り付いて、そのままいずれ寿命が来てしまって終わりです。ヤドクガエルも似たようなことになりがちです(小型種はけっこうそうでもないけど)。
だから、ヤドクガエル・キーパーは、それこそバナナのカットを小皿に載せて入れたりすることが多く、洋書でもよく見るシーンですが、日本人ならば昆虫ゼリーで代替できるのでとても楽ですね。

 あと、昆虫ゼリーを二箇所に置いて、ショウジョウバエが居る場所を分散させることで、餌を全体に行き渡らせることも出来るような出来ないような………ただ、これは優位が決まっていないような状況で、の話でしょう。優位が決まっちゃうと、ストレスで捕食できなくなる、とかあるような気がするので、凹んでいるような状況だったら、ケースを分けるべきだと思いますが(それに、これをやるのは、それぞれのゼリーの間に遮蔽があるような状況を作れるような、それなりに大きなケースでないと無理ですしね)。