2013/01/02

By: C

1月 02 2013

Category: Snake, 雑談

Elaphe climacophora 北海道・道央産CB

 さて、先日のことですが、ユーフォルビア――Euphorbia stenocladaをヒルヤモリの為に買ってみました。「ああ、なるほど」と思ったあなたは、たぶんちょっと頭オカシイです?

 なんでも、銀角珊瑚とか、トナカイカクとか、そういう名前があるらしいのですが、実用上は、それなりにそういった名前を知っておくのは大切みたいです。というのも、ネット上で検索してみると、学名ではなくこの名前であるとか、学名の場合でもユーフォルビア・ステノクラダと表記されている、つまりはカタカナになっていることの方が多いからです。前々からなんとなく、そうっぽいなと思いつつも不思議だったのですが、園芸店は学名を書かないお店がけっこうあるような………? なんでなんでしょう……? 

 何にしても、購入したいとなると日本のサイトをヒットさせる必要があります。結果、銀角珊瑚とかギンツノサンゴとかでも検索する必要があるわけです。トナカイカクとか、トナカイ角とか。英名ではSilver Thicket。まぁ、入手した後は必要ないとも言えますけども。(閑話休題)

 ちなみにけっこうトゲトゲで、固いので、さわると痛いです……樹液には毒があるそうです。どのぐらいのレベルかは知りませんが。特筆されてはいないので、樹液が目に入ると失明するレベルだというEuphorbia poissoniiほどではなかろうと思っていますが、同属ではあるのだし毒はあるとされているのだから、素手では触らないほうが無難でしょうし、ゴーグルをしたほうがよさそうですね。最大6メーターとかに届く種だそうだから、いずれは剪定する必要があるはずなので………。
 もっとも、現状まだ小さいし(だからお手頃価格でした)、これをケージに入れる気はいまのところ無かったりします………なんかこう、僕がひょい、と覗き込んだとき、「わぁ、なんか来た!」と思ってヤモリがあわてちゃって、自らモズの早贄みたいな事になっちゃったり、なんてのが起こったら怖すぎるではないですか…………………いえ、まぁ、さすがにそういうことは起こらないだろうとは思いますが、万が一とかあるし、取り敢えず取り出しにくくなることだし、しばらくは様子見で、この植物だけ育てようと思います。多肉はちょこちょこ育てていますし。

 それに、New locality records for Phelsuma breviceps and Cryptoblepharus boutonii ssp. from Andavadoaka, southwest Madagascar(Gardner & Jasper,2010)には、Megistostegium sp.=マガダスカル固有のアオイ科の植物の枝にいたと書いてあるわけで、写真を探せば分かりますし名前からも分かるかと思いますが、これ別にトゲトゲしていない普通の植物です(乾燥した沿岸部とかに生える感じの植物ではあるようですが)。ユーフォルビアにせよMegistostegiumにせよ共生関係ってわけではないようですし、いろいろな小高木にいるってことなのでしょう。つまりは、飼うのにはこれが必要なのだ~!というわけでは全然ないわけですが………まぁ、ちょっと面白そうだったので。あまり買う気なかったけど、検索したら出てきて安かったモノで、つい………いや、まぁ、いずれはまぁ、なんかそれっぽい写真とか撮影してみたいじゃないですか、ほら、Reptiles-universeみたいな感じの?(笑)