Alipes multicostis silvestris

 CARRY SPEEDは、使用してみた感じでは、標準レンズや単焦点レンズなどではSpider Camera Holsterのほうが良いかも、という気がします。ベルトの工夫が必要な気はしますが、それを差し引いても。ただ、大きな長いズームレンズには、CARRY SPEEDのほうが良さそうな気がしますね。

 やはり長い距離を移動するとき、とくにリュックサックなどを背負うときには、背中に回して掛けるタイプのストラップよりは、Spider Camera Holsterのほうが良い気がするんですよね。管理人は肺が弱いので、胸部を押さえられるタイプのものはどうにも好みに合わない、というのもあるかもしれません。
 どちらも一長一短、最後は好みでしょうか。現時点では、管理人は上に書いたような使い分けをしようかな、と。いずれにせよ、どちらも、カメラを腰に下げる場合には、フードかフィルターをしたほうがよいでしょう。レンズキャップだと落ちちゃい易いですからね………。

 さて、写真はAlipes multicostis silvestris。しょぼいアングルなのはケースから出して撮影するほどの気力とかそーゆーのはいろいろな場所に置き忘れたからです。まぁ、ムカデとしてはかなり扱いやすいムカデっぽいんですけどね。
 アフリカの真ん中ぐらいの西のほーにいるらしい。少し前ぐらいにガボン産とかゆーのが出回っていて(欧州のほうで)、ほほーと思って気になっておりました。亜種もいるし、広めにいるのかな。今回のはカメルーンでしたっけ?

 管理人はムカデは大型のも好きだけど、小型なのとか綺麗なのとか、あるいはカッコイイのとかも普通に好きなのです。アオムカデ属大好きですしね。当然ながらAlipes属もかなり好きでして、タンザニアからしか来ないけど、もっと他の国からも来ればいいのにと思います。モザンビークのやつ来たらよいと思う。

Alipes multicostis silvestris

Alipes multicostis silvestris

この種はぱっと見したときから思っていたのですが、背中のぎざぎざがAlipes grandidieriに比べて少ないですね。体の上半身には殆ど入らない感じですか。でも、中程ちょっと前ぐらいから下半身にかけては、中心からすこしずれたあたりに少し入ります。

 Alipes grandidieriは曳航肢がよく話題になりますが、個人的にはその背中のぎざぎざ感がすごいと思います。ノコバゼムカデもカッコイイけど、こっちはこっちで、節のカタチが違って、あちらが優雅で綺麗な格好良さだとすると、こっちは無骨な格好良さという感じですか。自分で言っていて、何言っているのだかよく分かっていませんが。
 ただ、この種はAlipes grandidieriほどギザギザ感がないのが残念なところ…………ですが、その分、色彩の妙で勝負!というところでしょうか。なかなかに綺麗です。なんか頭だけ黒いとか頑張っております?(いえ、もちろん別に頑張ったわけではないと思うですが。まぁ、アレか、地中から顔だけ出して待ち伏せする的なメリットがあるんでしょうか? キガシラヒルヤモリみたいな? まぁ触覚は普通に赤いし、違うでしょーけども~………)
 フォルムと色彩が相俟って、じつに優雅です…………加えて、というかこれが一番重要かもですが、いままでのタンザニアから来ていたAlipesは小さかったですが、これはなかなかに大きい! なんかトビズムカデぐらいの大きさのも来たらしーので(曳航肢のぞいて17-18ぐらい?)、大きくなるといいなーと思いながら、ぼやぼや飼育しておきましょうか。まぁ、なんですか、小さくても格好良ければいい、とかいいつつ、やっぱり大きいに越したことはないな、とも思うわけです(<ぇぇぇ) いや、ほら、大きさはそのまま格好良さですから! 

 いまのところ、なんか曳航肢から発せられる音は、しゅしゅかっ、みたいな何とも言えない小さい音です。大きさの割りには聞こえづらいかも。まぁ、まだ来たばかりなので、気が向けばもうちょっと大きい音で聞かせてくれるのかな。取り敢えず何匹か買ったので、しばらくしたら雌雄調べてみよう………