Orthriophis t. schmackeri locality:Iriomote 2013

今日も今日とて、管理人は怠ける方法を模索する今日この頃なのですが、みなさま如何お過ごしでしょうか?

先日、TRUSCOのエアダスター セフティ3 ジェット噴口 1.2L-半自動4Lのノズル、それからPT1/4-8mmのチューブフィッティング、R1/8-R1/8の同径ニップルを購入しました。シールテープやレンチはもう持っておりましたので買いません。

エアダスターはコネクタがプラグタイプとニップルタイプがありますが、どうせ取り外してしまうので、まぁどっちでもよいかと。
このエアダスターは、握り手の部分についているコネクタがG1/4、エアダスターの先端部分がG1/8になっています。アルミダイカストのニッケルメッキ仕上げ。

G規格なので、RやPT規格のニップルを入れるときはシールテープを多めに巻いたほうがよいようです。勿論レンチで作業。先端のエアノズルを外し、1/8のニップルをネジ込み、さらにセフティ3のノズルを接続。
これで、チューブフィッティングに接続できるミストノズルのできあがり。作業時間は慣れていれば10分もかからないでしょう。

とはいえ、エアダスターの但し書きには、「用途以外には使用しないこと」とありますので、このへんは自己責任でお願いします?
ま、このサイトに書いてあることは、どれもこれもそうですけども。

これだけではもちろん何の役にも立たないので、G1/2のチーズを使って水道栓を分岐(通販ならばプロフレックスとかで売ってます)、できればRc1/2ボールバルブを間に入れ、そこに8mmのチューブフィッティングになるジョイントを、これまたネジ込みます(ストレートでもエルボでもお好みで?)。あとは、8mmのナイロンチューブか、ポリウレタンチューブで繋げれば、水道直結の霧吹きのできあがりです。

 エアダスターのすべてがそうではないですが、この製品は1.0MPhaまで(安いやつだと0.7MPhaとかのがあります。) 水道圧は大抵は家の蛇口から出る時点では1.0MPha以下だと思うので、だいじょーぶだろーと思っているわけですが、しかし、えーと、正確なところはよくわからんていうか地域や建物で違うかもなので、各自大丈夫そうか自分で調べてください~

 エアダスターは、握りの固定機構がないので、握りっぱなしに出来ないのが残念ですが、まぁそんなに握りっぱなしになる必要性もないので、こんなものかな………

 ところで普通の霧吹きのパーツは、こうして水道直結に出来るのかどうかというと………
 電動噴霧器は1-2MPhaのものすらあるので、そういうものならば、余裕で使えそうです。ただ、これらのパーツのネジは、どうもMで切ってあるような気がします。詳しくは面倒なので調べていないのですが、少なくともRのものは見たことがないです。まぁ、そんな調べたわけでもないので、どこかにはあるかもしれませんが。

 普通の蓄圧式噴霧器などのパーツ、たとえばノズル部分は使えるのでしょうか? このへんもネジはMで切ってあるように思いますが、チューブの部分にピーティージャックを入れ、バンドで固定するなどしてR1/8あたりに変換可能でしょう。でも、耐圧性はどうかというと、疑問の余地があります。

 正確なところはメーカに訊ねるしかないでしょうが、普通の蓄圧式噴霧器の場合、安全弁の仕様からおおよそ推測できそうな気がします…………工進のミスターオートの安全弁動作圧力は0.4-0.5MPa 安全のマージンに倍以上はは見積もっているでしょうから、ノズルまわりが1MPhaで壊れるとは思いませんが、樹脂製パーツは耐久性がそんなにないですから、負荷がかかると寿命が短くなるかもしれません…………まぁ、水道圧で減衰していることを考えれば案外いけそうな気がしなくもないですが………まぁ、やろうとは思わないかなー。
 そもそもこのへんの噴霧器はそれ単体で3000円ぐらいしますからね。ノズルとグリップ部分だけでも2000円ぐらいするんじゃなかったかな。そうなると、上記のエアダスターやノズルなんかのパーツの総計とそんなに差がないような気が。
 といっても、水道直結のほうは、ボールバルブが1000円ちょっとぐらいするし、分岐のパーツ代とか送料とか、レンチとかの工具を含めると、やっぱりちょっと今回のやつのほうが、高い気はしますがw

 まぁ、手でにぎにぎやってスプレーしたり、蓄圧式噴霧器の空気を入れるのすらイヤになったら、いよいよダメ人間、じゃなかった、作ってみると楽が出来てよいかもです。
 とはいえ、パーツ本来の用途と違う使い方するんで、自己責任でよろしくです。すべてにおいて管理人は責任なんかとりませんよー(だからこそ、使わないときはボールバルブで締めておくんですけどね)。

 あと、もうひとつ問題が。水道直結だと、夏ならば問題はないですが、冬だと場所によってはとても冷たい水が出てしまうでしょう。そうなると生体に直接かけるのに使うとたいへんなことに。立地条件が寒いひとはお気をつけください。
 貯水タンク+ポンプっていう手はありますが、これは、管理人にとっては、あんまり意味が無いんですよね………、

 何故かというと、管理人はこれをヘビなんかの水換えにも使っているからです。古い水入れをバケツに回収、新しい水入れを入れて、キャップをゆるめにしたこれで水を注ぐ(ちょっと工夫が必要です。水入れが皿やポットのようなものだと勢いで溢れてしまうので、丸い穴をあけたタッパーウェアを使うというだけですが)わけです。ひとつの水入れに入れる水量が500ccだとして、50個やったら25リッター。やはり、貯水槽が50リッターは必要になりますから、そんなの作るのたいへんですな………<ちょっと根本的なところに間違いがあるのでは? 数とか数とか数とか。

 ただ、上のノズルだと、全部先端を外しても穴が小さいから出てくる水の量が少ないので(ちなみにキャップを外すと、ノズル方向に対して真横の二つ方向に水が出る感じ)、うーん………ヘビの水遣り用のやつも作ったほうがよいのかな………。

 瞬間湯沸かし器の出水口に繋ぐのは、さすがにやったことがないので分かりかねますね………最初からちゃんと温度設定して、25℃ぐらいにしたのを通すなら問題なさそうですが、どうなのかな。もし熱湯を通しちゃったりしたら、パーツに負担がかかるので、最初っから用途と違う使い方をしている今回のようなものには、もう何もかもがよくないような気がします。

 ところで、この製品はアルミダイカスト製で、柄の部分を水が通るので、水温を肌で感じることができるのがポイントです。冷たければ比較的すぐに、ひんやりします。やったことないですが、熱かったら、きっとあちち、となるんじゃないかな?