なんとなく作ってみました。

以前は、タッパーウェアの蓋を改造したもので作ったことがありますが(このサイトのログにも存在するかも。出したことなかったかも?)、枠だけにした蓋にうまく接着する方法がなかったもので(タッパーウェアの蓋はめくるようにして開けるから)、けっこうすぐ壊れちゃったんですよね。じゃぁ別にわざわざ接着しなくても、土の上に網をのせて、それで枠だけにした蓋をしめるだけでよいのでは?と思われるかもしれませんが、それだとだらしない管理人さんはすぐに紛失してしまう産卵床がティッシュペーパーの場合、支えにならない場合があってうまくいかないじゃないですか。

こうした道具自体は、もう何年も前にドイツのほうで出ていた餌昆虫飼育本に載っていたようにうろ覚えします。

まぁ、構造も効果もシンプルなものです。産卵のときに潜られたりしなくなるし、これのすぐ下にティッシュペーパーを敷いておけば、それををさっと除去すればカビの原因となる汚れも入りづらいかも。みたいな。とはいえ長く入れておけば隙間からかじかじされちゃったりして案外なくなっちゃったりすることもあり、効果のほどはどうなのだろう感がないわけではない。そんなわけで、なくてもそんな困るほどのものではないのですけど。でもほら、潜られているとめんどうだし、土を使う場合、土を掘り返されて撒き散らかされちゃったりすると掃除が面倒じゃないですか。あると便利かもしれないアイテムですよ(まぁ、そんなんなくてももう長くやってたけど。でも、管理人はそんなにコオロギ殖やしてるわけじゃないしな〜)

これを一個を作るのに材料費が100-150円ぐらい?(アルミアングル12*12*1.0mm。0.8mmでも作れるとは思います。あとステンレスのメッシュ)
サイズにもよるとおもいますけども。
金鋸にリベッターと、工具もそれなりに要るし、その対費用効果は疑問ですが………まぁ、一度作ればそれなりに長く使えるはず……

余談ですが、鉢底網を使うと数回で突破されてしまうので、サビに強いステンレスで作ったほうがよいかと(フタホシだと一回で突破されます)。

ただ、

アルミアングル+ステンレス+アルミブラインドリベット+水分(+水に濡れた状態の酸性土壌であるヤシガラ土など)

……
…………
………………ふむ、これ、どこまで腐蝕しないで保ちますかねー?

ということで、穴をあけたあと、組み立て前に両方にハヤコート(AA,RA)。あたりを吹き付けたほうがよさそうな気が←組み立てた後に思い出したの図

とはいえ、かしめる関係上、吹き付けたとして効果がどれほど期待できるのかはよくわかりませんが…………ナイロンワッシャーとかも、リベットを打つ方向次第ではかませないし………(上のものは表と裏と両方試してみた。皿リベットを使えば裏側からでもそんなに出っ張らないです。まぁ、こうしたタッパーを使うかぎり、下に出っ張ってもさほど困らないかな。四方の部分は曲線だから当たらないから)

まぁ、なんにせよ、問題は、組み立ててしまったコレですが………………

………………うん、まぁ、あれだ、どれぐらいで腐蝕が起こって使えなくなるのか、そのへんを知る実験台だったということにしておきましょうか(遠い目)

いまひとつ寿命が短かったら、あれだ、硬質塩化ビニルのアングルで作ることにしようかな。リベットなくても、接着剤で作れるかもしれませんし……リベット使うなら、ステンレスのやつ使えばいいだけではありますが(でもあれ高いんですよね……)