タッパーウェアとプラケ(ハエ侵入防止シートを挟む)でずっと孵化させてきたので、製品になってるインキュベーターみたいのに入れて孵化させるというのは、実のところ初めての経験だったりします。なので、土っぽいもの入れていいのかな?という疑問があったのですよね。なんていうのかな、植物系の素材とか。

あんまり通気性がよいわけではないから、そうした土の成分が分解したりすると、そのぶん酸素を消費しちゃうんではなかろうか、てきな。あと発酵しちゃったりするんではないかとか。ヤシガラとかピートモスとか………

なので、腐葉土とかヤシガラ土とかピートモスとかダメじゃない?という気がしました。いえ、まぁ、たぶん一ヶ月二ヶ月ぐらいは平気そうな気がしなくもないですけど、なんかこう、ダメになったときに一気にダメになっちゃったりしないだろうか的な。やたら湿度高い環境なわけですし。もちろん調べてそうだというわけではなくて、なんかそういう理由で不安に思ったというだけの話です。実際に大丈夫だとか、ダメだとか、そういうところは知らないです。

ともかく、なんか植物系の土とかじゃなくて、鉱物系のバーミキュライトやパーライトを使う例が多いようだし、そういうのなら問題なかろうと思ったのですが、写真のパーライトだとやっぱ保水力に不安があったので(はやく写真のを使い尽くして真珠岩パーライト買いたいな)、あまり使いどころがなくて袋で買ったはいいけど、何年にも分けて使っている赤玉土(小粒)を入れてみました。赤玉土じたいは、含んでいる水分で色が変わって見た目だけで保水量の把握の参考になるし、便利だからけっこう好きなのですけど(でも重いのが玉に瑕ですねー。だからうちではあんまり活躍しない)、インキュベートするときに使うなら、洗い直せるセラミスグラニューとかのほうがよいような気もするですね。あれって煮てもいけるのかな。

なんにせよ、この組み合わせで孵化させるのは初めてだったんですけど、まぁ普通に孵化しましたですね。そりゃまぁするよね……。写真のは54日で孵化しました。ただ、卵を得てからインキュベーター買ったんで、最初の一週間ぐらいは室温で、まぁ暖かいかな、というところに置いてたやつですが。一番そこの期間重要なんじゃない?という気がしますね。まぁ、別に雌雄はどっちでもよいっちゃよかったですけど。

ところで、ふと思ったんですけど、29度の環境で孵化させたものを、24-26度の環境で飼育するのはどうなんでしょう。いきなり4-5度は下がりすぎじゃないですかね。生まれたばかりなのに、平気なんだろうか。ユーブレとかはもともと飼育温度も高いし大丈夫そうなイメージありますが……ゴニウロは、そもそもなんだろう、29度でのインキュベートとかやったことなかったですからね………うちは基本、涼しいしな………来年は27度とかにしとこう………

ともかく気になったので、とりあえず27-28度(夜間25-26度)になってる場所において(そゆのはだいたい把握している)、ゆっくりと数日おきに温度を下げることにしました。気にしすぎかもですけど、万が一があったらやですしね………手間は惜しまないに越したことはない。

……………しかし、ゴニウロさんの卵がまだけっこうあるんだけど、それ全部をそうするの、けっこうめんどいな………<ぉぃ