Gonatodes daudini CB2016 (2016.10)

よくよく考えてみると、このサイトではっきりと出すのは初めてなのですね。いちおう数年前から飼育はしていました。

とはいえ、このトップページとかで出すのが初めてというだけで、実はマダシミの飼育方法のページの五枚目に、さらりと使っているのですが。もっとも、暗く写りすぎているからぱっと見よくわからないですよね。あれは確か、うちで初めて孵化したダウディニーだったと思います。
ていうか、マラダシミ書いたのもう2年以上前なのですか。なんとまぁ。けっこう飼育しているのに、マダラシミさっぱり使っていませんね!(笑) まぁ、飼育するだけで楽しいから、別に構いませんけども。

それはさておきダウディニーです。ダウディンイロワケヤモリとも言うそうですな。ダウディンと略するのかダウディニーと略すのか。管理人はダウディニーと呼んでいます。みんな好きに呼んだら良いと思うです。(ではなんでわざわざ書いたかっていうと、両方のキーワードで検索できるよーにということだったり)。

卵の破片と一緒に撮影したことなかったなぁと思って撮影してみました。ハードシェルなので、卵が接触している部分のパーライトは濡らしていません。容器の一番端から注水ボトルで水を注いて終わり、という感じですね。取り出せる分だけ一部のヒルヤモリより楽ですね。ボルボニカとかボルボニカとかボルボニカとかインエクスペクタータとか。

以前は、セラミスグラニューを敷いて濡らし、その上に数センチ四方、厚さ1cmほどにカットした園芸用スポンジをちょっと凹ませて、そこに置いて孵卵したりとかしましたが、普通に腐葉土に置いておくのでも孵化します。ただ、背景が黒いと孵化したのがぱっとわからないかも、というのも、現在は取り出してパーライト方式にしています。入れているケースも培養基も白にしておけば、どれだけちっちゃくても孵化してればすぐわかりますからね。

……と、考えていたのですが、うん、潜ってしまった場合は別かもしれませんねぇ(汗) いや、今日これを取り出そうとしたら、しゃかしゃかしゃかっとやって潜っちゃったんですよ。パーライト乾燥してたからってこともあるかもですけど。完全には潜り切りませんでしたが、頑張ったら潜ってしまうのかも。ううむ……ちょっと困った……

 というわけで、ペットボトルの蓋に水を入れて、空中湿度を補うとともに、孵化したときに気づくのが万が一遅れたとしても渇いて死ぬことのないうにしておくと、よいかもしれませんね。水を加えるために見るでしょうし。
 とはいえ、開ける回数が多くなるとミスの可能性が増えるということでもあるので(管理人は自分を一番信用しておりませぬ?)、難しいところですね。一番良いのは、孵化した仔は出られないけど注水瓶の先はハマる、というぐらいの穴を開けて、そのしたにペットボトルの蓋が来るようにしておくことでしょうか(ゴナトデスは登れないけど、スファエロは登れます)。

 生まれたときからヨーロッパイエコロオギのピンヘッドを食べることが出来るので、育成はそこまでたいへんではありません。ただ、生まれたばかりの個体に、フタホシはちょっと大きそうです。
 ちょっと育った個体にイエコとフタホシを両方あげてみると、フタホシコオロギよりもイエコロオギのほうをよく食べるのは、白さに反応しているのでしょうか(ピンヘッドにはカルシウムを塗さないので、色の違いかどうかはよく分からない)。でも、ショウジョウバエよりもコオロギのほうに明らかに反応は良いような。気のせいかな。
孵化直後の個体でも、フタホシのピンヘッドを食べられないってこともないでしょうが、そんな気がするので、手元にいればイエコを与えてしまっています。

 ほかにも、トビムシ、それからそれこそマダラシミ、ノシメマダメイガの幼虫もよく食べますが(ハニーワームも食べるそうです。そりゃまぁそうですな)、これらと比べると、栄養価としてはピンヘッドに軍配が上がりそうですよね。

 マダラシミやトビムシの栄養価って、どうなっているのか知らないので、それだけで行けるかまではわかりませんが、トビムシはそれだけでヤドクガエルの小型種の上陸直後個体の育成に使えるのですから、そこまで栄養価が低いってこともなかったりするのかな……