Phelsuma borbonica “Grand Étang” CB2017

こちらは “Grand Étang”
…………ふむ、あれですね、幼体の頃から、全然違いますね……成長するとか関係なく一目瞭然な感じですね(先日の写真も今回の写真も、孵化当日)
。そういえば、グランドエタンのベビーは最初っからすごい緑なんでした………すっかり忘れてたなー……(実は今回が初めてではなくて、なんか去年にちょろっと殖えてたんですけど、ちゃんと観察して記憶してなかったということか(汗))。
いやまぁ、ほかの産地とかありますから! すごいそっくりな産地あるかもだし! やっぱケースにラベル付けるのは大切ってことで!<いい加減だなぁ……でもまぁ、ラベルはやっぱ大事ですよね。

そういえば、このへんはこのベビーが初出しですね。いや、先日いままで出していなかったということに気づいてびっくりしました……怠けてていかんですなぁ。まぁ、出していないというよりは撮れてないんですが……(苦笑)

なんてゆ〜のかな、「何も写ってないヒルヤモリケースの写真」がフォルダにあると、「ああ、そうか……」という気分になるんですよね(註:まぁ飼ってる人はわかると思うけど、カメラを構えてピンとを合わせ、ガラス扉をスライドさせてシャッターを押したときにはもう隠れてる、ということです)

かといって捕獲したところで、この手の連中は、くらーい、どよーん、とした色になっちゃうだけですし……

Phelsuma borbonica “Grand Étang” CB2017

さて、これは壁面に産卵されたものに、こんな風に1ozカップをかぶせておいたもの。通気用の穴をあけて、シリコンでがっちり接着してしまっています。

セロテープであるとか、両面テープであるとか、いくつか試したんですが、好奇心旺盛な種類だと、そういうのでカバーしたほうがいじくりまわして外してしまうことがある、という経験から、もうシリコンで接着してしまっています。小さい種なら非力なので問題ないのですけどね。

とはいえ、これはベアタンク的な飼育方法で、壁に何もレイアウトしていないからできるのであって、綺麗にレイアウトしてあると、接着したくない云々でなく、そもそもうまく接着できない、ということになりそうですね。

カップの穴あけを内側に向けてするか、外側に向けてするかは、結構迷いました。基本的には外に向けるのが当然です。
こんな内側にトゲトゲした容器で輸送したりしたら、アイアンメイデンな感じでひどすぎでしょ、ということになるので、内側に向かって穴をあけるというのはそもそもご法度なんですが。ただ、この場合、卵から出たら基本的には1日ぐらいで気づけるはずで、トゲトゲしたほうが常に外に向いていると、同じケースにいる親にとけとげするような気がしたので、内側でいいかなぁ……と思ったんですが、うーん、こうしてみると、あまり良くなさそうですねぇ。

今回は問題は出てませんでしたけど、やっぱダメな気がする。カッターナイフで、バリを綺麗に切り取るか、高速回転するドリルかリューターで穴あけするとか、なんか方法を考えたほうがよさそうです。パンチプライヤーあればなぁと思うのですけど、国内で手軽に買えるやつは2mmの穴からなんですよね〜。せめて1mmのがほしい……。ポンチでも買って自作すべきかな〜……

Phelsuma borbonica “Grand Étang” egg (2017.03)

こういう風に産卵されると、カップの接着に四苦八苦します。

余談ですが、レユニオンは2017年の時点ではフランスの領土なので、地名はフランス語になるわけでして、これがもう発音めんどいわけ。皆さんてきとーにGrand Étangとかの地名をぐーぐる翻訳さんに叩き込んで発音を聞くがよいですよ。最後のgはほとんど聞こえないから、もう考えるのめんどいし、僕は発音するときはグランドエタン、な感じですかね。Le Brûléはル・ブリ、になるのかな……éの発音をどうするかが難しい……まぁ、表記するときはフランス語で書けばいいんですけど、会話するときがねぇ。まぁ、ほとんど会話に登場することないんですが(笑)