色の雌雄差


マレーベニナメラ/Oreophis porphyraceus laticinctus(学名はどっちがよいのかよく分からないのと論文載ってる本が依然として行方不明なので取り敢えずこっちで。こちらを選んだ理由は、文字数が少ないから暗記してるというどーしょーもない理由)は、雄の方が先に赤くなるっぽい………という非常にどうでもよい情報を蓄積したりしている今日この頃です、こんばんは。(ちなみに撮影するために一緒にしたのであって、一緒に飼育しているわけではないので、あしからず)

 …………うん、まぁWCのちびっちゃい個体を飼育していた頃から、なんとなくそうじゃないかなぁと思ってました。雌のほうが心持ち、オレンジっぽさが長く残るっぽいな、と………(というか、雄が随分と早く赤くなるっぽいな、というべきか)
 しかし、個体差という可能性も捨てきれなかったので、ぼんやりと「そうかもしれないけど検証してない情報脳内フォルダ」に入れてあったのですが、今回、ほぼまぁたぶんだいたいおそらくは、雄のほうが赤くなるのが早いかも~、と思う今日この頃なわけです。だいたい、半年ちょっとぐらい雄の方が色合いの変化が早いんじゃないかなぁ………<かなりアバウトですけど

 ん~、だいたい雌だと25-30cmぐらい(モノスゴい適当な目視による数値。定規で測ってません)から緩やかに変わり始め、50-60ぐらいでほぼ均一な色になる(でも成体と比べるとオレンジっぽさがあるので、成体色ってことではない)んですけど、雄だと孵化時とそんな差がないぐらいの二回脱皮後ぐらいのサイズから変化しはじめちゃって、35-45ぐらいでほぼ均一な色になっちゃうような(当然、これも均一というだけで、成体色ほど赤くはないのですが………まぁ、長さに関してはイメージということで!)。
 時間的にいうと、雄は、生後2ヶ月ぐらいでもう色が変わり始めてしまう感じっぽい。

 ただまぁ………ちょっとどうにもこの連中のベビーの間の雌雄判定にはかなり疑問があるというか、プローブがアダルトに比してそんな入らないんですよね(特に雌)………小さい段階で無理もしたくないので、雌雄判定がそもそも間違っている場合は、この前提からして間違いで、単純に個体差でした~、という決着を見てしまうかもしれません(苦笑)<ぉぃ

 もしも雌雄で差があったとしたら、気になるのは、この雌雄差が成体になってもあるのかどうか………「アダルトになったとき、雄のほうがより赤が強くなったりするのか?」という事です。蛇の雌雄で、色がびみょ~~~~に違う傾向がある、というのは、いろいろな蛇で散見される話じゃないですか。だったら、ベニナメラでもあっておかしくはないのでは?的な。
 単純に紅くなる時期が早いというだけの差で終わってしまうのか………それとも、色合いに微妙に差があるのか………

 WCのペアでは、ぶっちゃけ差はない気がします。少なくとも色合いで判断したことはないですし……なんか違うな、と思ったこともないような………
 CBのアダルトのペアは………どうなんですかねぇ…………少なくとも、いままでペアが一緒に映っている写真を見て、気付いたことはなかったですが………

 しかしっ。写真では分からないような微妙な違いであるかもしれないですし! ここは結論を急がないでおこうかと思います。たぶん十年ぐらい以内には色々な人が殖やして色々な人が飼育して、このあたりのことも明らかになっていくことでしょう………<他人任せ!?

 ……………………まぁ、明らかになった結果が、「成長したら雌雄差殆どないです」であろうと、「成長したときに微妙に雌雄差があります」であろうと、どっちにしろ極めてどうでもいい情報である、というところは既に結論出てる気がしますけどね………(苦笑)