今日はミスティングシステムのお話です。
いや、写真のシュウダについてぼやぼやなんかぼやこうと思ったりしたのですが、まぁ、なんとなく、どうでも良くなってきたので、その話は無しにしよーかと。。
実は、我が家で使用しておりますミスティングシステムのノズルがえらいことになりましたのです。
写真はノズルですが、ネジを止めてあるところで破断しています。完全に取れたわけではなくて、ノズルの端っこでちょこっと出てる部分があると思うのですが、ここが繋がっていたものの、残りがすべて破断してました(取り外そうと思ったら、こうなっていたので、えいやと引っ張って切ってしまいました)。。
この状態では、周囲に散水するかのように水が破断部分から傘状に広がるので、斜め方向にある前面窓から漏れること漏れること………(遠い目)
いえ、そこまで深刻な事態にはなりませんでしたけど、かなり凹みながら床を拭きましたですよ? まぁ、もし絨毯だったらとても切ないことになっていたでしょう(階下から怒られます)。
記憶では、ノズルには、シーリングとして、シールテープを巻いたものと、Oリングを咬ませたもの、シリコンOリングを二個(一個では足りなかった)ものの三種類を作りました。
ノズルの種類を加えると、さらに三種類、すなわち、
・Vivaria Projectsから流用したもの(おそらくコニカル スプレーノズルで、中にステンレスメッシュが詰まり防止用に入っている)
・コニカル スプレーノズル (Conical Spray Nozzle 1/8"NPT)
・ノードレン コニカル スプレーノズル (NON DROP CONICAL SPRAY NOZZLES 1/8” NPT)
加えて写真にあるリング………これはおそらくポリカーボネートあたりだと思いますが、これをVivaria Projectsのネジから流用したものと、自分でABS樹脂パイプを切断して作ったもの。
分解して調べたところ、破断していたものの共通点は、
・ノズルの余分な部分をカバーするリングパーツを、Vivaria Projectsから流用している。
・コニカル スプレーノズル(Vivaria Projectsからの流用である)
・ケース内部で、T字エルボを使って分岐させて、二個のノズルを付けている。↓こんな感じ。
ここから考えるに、おそらく、振動とリングに関係があるのだと思われます。
というのも、このリング、被せてあるのですが、ノズルのピッチに対してぴったりではなく、僅かに余裕があるのです(コンマ数ミリの話ですが)。すなわち、極々僅かではありますが、振動することでリング自体が揺れて、高速でプラスティックノズルにぶつかるのではないか、と思われます。
もともとVivaria Projectsのものは、メスストレートの部分がプラスティックで出来ていることもあり、ネジをぐっと締めれば、プラスティックのノズルとメスストレートの間にぎゅっと挟まれることになります。予想でしかありませんが、これによりしっかり固定されるので、問題にならないのでしょう。
対して、此処で使用しているメスストレートは真鍮のメッキ製品、つまり金属ですから、いくら締めてもプラスティックとの間の摩擦力は小さい。だから、固定には至らない。
加えていうならば、今回のノズルはT字エルボを使って分岐させていることも一因となっているのでしょう。明らかに、このように接続するとノズル自体が細かく振動します。一個のみの場合問題にならなくても、両側から水が噴出されることで、互いに振動が伝わり合う二分岐の場合、これが問題になってくるのではないかと。
ただ、T字エルボで分岐させたことは、過去なかったかというと、あったんですよね。だから、T字エルボで二方向分岐させることだけが原因ではないと思います(そもそも、海外でそうして使用している例は枚挙に暇がない)。
と、いうわけで、少なくとも、T字エルボを使って、二方向分岐をする場合には、
・Vivaria Projectsのリングに限らず、ノズルに被せるリングには、間にシールテープなどを咬ますようにして、隙間をなくして動かないように固定する
・金属製ストレートにノズルを繋ぐ場合は、ゴムワッシャーを咬ます(?←試してないので不明)
といった対策が必要だと思います。同じノズルでも、天板から一個だけ接続するタイプの場合は、少なくとも現在までに問題は起こっていません。
ま、そもそもこのリングは、ネジ部分の露出が見映え的に宜しくないからというだけで被せているだけなので、その辺を気にしないで被せない、ネジを短くカットしてしまう、といった手もあるかと思いますが………(メンドクてカットを試していなかったけれど………いやねー、一個切断とバリ取りに六分かかったとして、十個やると一時間なんですよ?)
実際、古いものはネジ幅が短いバージョンのノズルがあったんですよね………
この辺のことは、まぁ近々、ミスティングシステムの頁に追記します。もし同じような条件で使用している人がいたら、ご注意あれ。ま、おそらくポンプにパワーありすぎるのも一因であろうとは思うので、エスプレッソマシンから取り出したポンプを使っている場合には、問題ないんじゃないかという気がしなくもないですが。