話によると、クアラルンプールの北方にあるBatu Caveだとか(*1)、幾つかの場所でこの黄色いリドレイは確認されているそうですが、どういう風になってんのかなぁ、遺伝……正直、これをキャメロンハイランドと呼ぶだけで良いのか、という気が最近しなくもないようなしないようなするようなしないような? いや、まぁ、もともとの産地はそこらしいし、他にいるとしても、代表的な産地だっていうことで!というのもありなのかなぁ……?
………まぁ、そのへんは来年にぜんぶ丸投げする方向で!ヽ( ̄_ ̄)ノ
マリオの同業だという方がきっと頑張ってくれることでしょう! 僕はそれに倣う方向で!<基本的にこのサイトは開設当初からそういうスタンスですよ?
ちなみに、ひとくちに黄色と言いましても、実は中々に風合いに違いがあるので、現在なんとなく選抜中。
上は結構、濃いめの黄色ですが、もうちょっと薄いパステル調のもいるし、これよりも、もっと明るく黄色の強いものもいたり………けっこう綺麗さのグレードに差があるような気がします。ってかあるっぽい。対比の写真とかはないですが!(だって荒いんだもんよ……)
この黄色の質というのが、生来決まっているのか、後天的要素も絡むのかまでは、分からないですけれど、なんとなく生来決まっているような気がしますね。だって、同じ親から生まれて、そこから殆ど同じ環境で育ててみてもばらつきが出るのです。栄養状態とか光とか、そういうのはあまり関係ないようで、そだちが悪かった(吐き癖があったから小さいエサばかり与えてたので大きくならなかった)やつが、やたら綺麗だったのもあったし、よく育ったけど色合いが(個人的な趣味として)今ひとつなのもいたから、関係ないのでしょう。もちろんよく育って綺麗だったのもいます。
問題は、これを幼少期に見極められるか、ということでしょうかね……うーん、見分けられるのかな?
綺麗なのは、オスか、メスか、これは難しいです。個人的には、綺麗さでいうと、オスのほうが上かなぁという気がしなくもありません。なんか、黄色が明るいのはオスのほうなような気が……でも、まぁ、個体差があるので、選抜次第で、幾らでも綺麗なメスも作れるのではないかと思いますけれど……。
スジオ全般は、亜種によって差はありますが、顔立ちがスマートで格好いいのはメスよりもオスのほうという傾向があるのはご周知の通りですから(周知ってことで進めますよ!)、重量感のあるナミヘビのフォルムが好きなら、やはりメスでしょう。
オスは太くなるというよりも長くなるという印象で、すらりとした、日本刀の刀身を思わせる流麗さにこそ魅力があるのではないかと。だから、管理人はオスのほうが結構好きだったりするんで、ホント、好み次第でしょう、このへんは…………。
………荒いのが玉に瑕、ですか? いやいや、この荒さこそが玉ってものですよ。
*1 Ubersicht der Variationen des Orthriophis taeniurus Unterarten-Komplexes
mit Anmerkungen zum Status von Coluber taeniurus pallidus RENDAHL, 1937
und der Beschreibung einer neuen Unterart (Reptilia:Squamata: Serpentes:
Colubridae) : Klaus-Dieter SCHULZ