ユンナンスジオ/O taeniurus yunnanensis"CB2011" 2011.10

すっかり国内では出回らなくなったユンナンスジオですが、各ブリーダーさんたちは、捲土重来を期して、一生懸命努力をしているようです。僕もそのひとり。

 いくつかのタイプはまだ国内に生存しているようなので、そこからの復活を期待したいですね。管理人としても、血統的な意味でもっと他の個体が欲しいし、違うタイプなら尚のことなので………。

 ユンナンは、海外では、二つほどのタイプはけっこう繁殖されていますけれど、それ以上となると、あまり見ない印象があります。ということで、これは世に云うブラウンタイプのユンナンスジオです。レッドタイプ(レッドブラウン)やブラックタイプのユンナンスジオはまたいずれ。来年か、再来年か、オスの仕上がり次第かな。今年成功したのはこれだけなんです。

 幼蛇の段階では緑色系に見えるかもですが、よくよく見れば側面などが茶色系の発色であることがわかるように、成長すると肌色のような薄い茶色になるタイプです。

 …………そういえば、なんかユンナンスジオは卵の数が多い、というがセオリーになっているみたいですけど。いや、僕もけっこうそう信じていましたけど。今回のやつ、すごい大きい卵を四個産んだだけでしたから!ヽ(´ー`)ノ

 しかも一個はスラグだし。結局三個孵化した感じ。なんともなんとやらです。しかし、今回これで不足がちだったオスが確保できたので、ここから成長させて、メスばかりだったユンナンスジオたちに逐次ペアリングしていきたいところ。タイリクなどに比べて基本ベースの数が少ないだけに、ちょっとこのあたりの血統管理は意識して行く必要はありそうですが………