先日(といっても、もう去年の10月頃の話ですが)、0.1mm線のステンレス金網というのが販売されていたので購入してみました。なにしろ、当たり前ですが0.5mm線より格段に安かったのです。
近くのホームセンタでは、この手の細さでステンレスが販売されていたことがなかったので使っていなかったのですが、これはなかなか良い感じです。金網屋に注文することができることはしっていましたが、なかなか金網を注文するのはね………。
蛇にはまったくダメでしょうが、非力なヤモリなどにはよさそうです。もっとも、ちゃんとテンションを利かせて貼り付けねば、好奇心のあるヤモリでは吻部を傷つけてしまうかもしれませんけれど(そういいう経験があったという訳ではありません)。
ただ、ここまで細い線を使っていると、工作の前後の掃除がなかなかやっかいです。できれば、ベランダなどで工作をしたほうがよいでしょう。先日、新聞紙を敷いて工作をし、まるめてその後掃除機もかけたのですが、数日後、服に2mm程の長さの線が刺さっているのを見つけました。ステンレスメッシュなどもそうですが、これが目に入るととても痛いことになりますから、気を付ける必要があるでしょう。管理人は数年前、ディスクグラインダを使っていて、植木鉢の破片が目の白目の部分に刺さったことがあります。眼科で簡単に除去してもらえましたが、そのあいだずっと痛くて涙が止まらず眠れもしないという状況でした。
ステンレスメッシュは、セロファンテープでくっつけておく、などの対処方法があったり、ざっくり切るときはそもそもかなり強めに織られているので破片が散るということは少ないのですがステンレスのごくごく細かい線も、取り扱いはかなり要注意、ですね。目は大切にしないといけません。痛みを感じたら、絶対にさわらず、すぐに眼科にかかることです。
ちなみに写真はグランディス。クリムゾンなどと称されるタイプ。その金網を使ってコンテナを改造した簡易ビバリウムで飼育中です。これは欧州から輸入されたものだそうですが、独自に欧州で作られたものなのか、それともアメリカで作られたものが、欧州に流れてそちらで繁殖がなされたのか、そのあたりは定かではありません。でもまぁ、欧州に流れてたのなら、こちらより先にブルーブラッドも流れていておかしくないはずで、その話を聞かないから、違うのでしょうかね。
………ああ、そういえば、このサイトでヒルヤモリが出るのってすごい久しぶりではないでしょうか? 過去のログにはヒルヤモリの写真、残っていたかなぁ。ヒルヤモリページってのが、このサイトにも、おおよそ九年ぐらい前にはあったのですが………そのページは内容が微妙だなぁと感じて消しちゃったんですが………トークログの部分には写真残ってなかったかなぁ。バーバーヒルヤモリとか、キガシラヒルヤモリとか、そういうの飼育についてぼやぼや書いたことがあったんですけれど………あとヘリスジのページもあったようななかったような………無かったか?w
ヒルヤモリは欧州ではヤドクに並ぶといいますか、ヤドクキーパーはなんとなく同時にヒルヤモリをやる、なんて人も少なくないようで(どっちも好きなんでしょうね)、僕もそのご多分に漏れず、ちびっこいヤモリをちょろちょろ飼っているのです。慣れてくれば物怖じしないし、日中も動き回って、見ていて楽しいですしね。よいヤモリだと思います。種類によっては、慣れれば(手から果実ペーストとか与えて慣らすとかあるらしいです)、ハンドリングしても平気って話も聞きますが、そういう努力を一切しない(爆)管理人のような人間には、こいつらほど撮影したくなくなる生き物もいないです………迅いですから………。だから、撮影なんかしないのです(笑)
個人的には、ケースから取り出しての撮影とかだったら、Poecilotheriaより取り扱いしたくないし撮影したくないかな~…………アダルトサイズでは、ヒルヤモリよりPoecilotheriaのほうがまだずっと扱いやすい気がする………まー、いっちゃなんですが、所詮クモなので、目が利かないですからねー。止まっていて場所さえ分かっていれば、簡単に寄れる。ヒルヤモリは目がいいので………まぁ、そこが弱点で、慣れてくれば誘導もできなくはないのですけれど、疲れることに違いはないといいますか(まぁ、だから撮影してないのですw 最近クモの写真がないのも、撮影するのがめんどいなー、疲れたから今日はやめておこう………というだけの理由ですから!<去年もそれなりにクモを買ったり飼ったりしている)
まぁ、過去管理人が経験した中で、取り扱いの難しさという意味で最悪だったのはセイシェル・ブロンズゲッコーで、概ね、このヤモリを扱ったことのある人は、皆これが最悪だという意見で一致しているようですけれど(笑) 確かに、あれに比べればヒルヤモリは遙かに可愛い……