コロコロしているのは、デイゲッコーフードを食べ過ぎたからで、こういう体型だという訳ではないと思う。成長期だし、まぁ食べ過ぎてもいいかなとか(別に不用意に冷やしたりしませんし)。
borbonicaは、扱ってみた感じ、扱いやすいカテゴリのヒルヤモリですね。扱いづらくはない。しかし、まぁ、ふと思ったのですが、タランチュラとか扱っている人は、このへんのに結構耐性があるような気がしますね。脱走した! 隙間に入った!とかいう場合も、「まぁ、まだ慌てる時間ではない」という明鏡止水の心持ちでデリカップで捕獲する準備を開始すればいいわけで。ヤモリにしたって、手で捕まえようとか考えなければ、宮尾落ちの心配もないですし(←こいつ本気でこの表現を使い続ける気か!? 羞恥心はないのか!?) そもそも、手で捕まえる必要性があんまりないですよね。屋外ならばともかく(野生下って意味ですよ)、室内だったら、突っつきだして、カップとかプラケで捕獲すればいいじゃないですか。素早いやつは、ペットボトル的なのの口にビニール袋を結んだやつで捕獲すれば簡単だし(ビニール越しにはさむと、おとなしくなります。だから、でかでかと壁にビニール袋を貼って、ふんわりと口を広げておいて、そこに追い込むというのもアリ)。ラックやらなにやらでごちゃごちゃしている部屋の場合、面倒と言えば面倒ではありますが、棚の陰で止まってくれるので、罠も仕掛けやすいという側面もあります。
ここで、管理人がざっと扱ったことのあるヒルヤモリを突発的に意味も無く階級分け。ちなみに、コレより上にセイシェルブロンズゲッコーとかいるから、別にヒルヤモリが扱いづらい!という訳ではないですよ。
Phelsuma ornata ← トーゴスターバースト級。いまのところ、コレが最悪。なにが最悪かって、他にない綺麗さを持っているのが赦しがたい(苦笑)。逸般人でも面倒なレベル。いつも隠れている。隠れているところから出そうとすると疾走する。フェイントなどは使わず、純粋な速度と旋回テクニックで相手を圧倒するタイプ。
≒
Phelsuma inexpectata ←動きはPoecilotheria程度なのだが、視覚がある分、ポエキロよりメンドイ。速度だけでいえば、ornataよりは遅い。しかし、トリッキーな挙動で精神的揺さぶりをかけてくるので、これを逃がすと疲労が大きい。ornataは、蓋をあけたときに、ささっと隠れるが、こっちは飛び出してきてしまうことがあるような。対策は、ケースの奥のほうに、たくさんのコルクバーグや竹といった、隠れ家を用意しておき、開ける前に十分に隠れさせておくこと、ぐらい?
↓↓↓↓↓逸般人ならへいき。アースタイガーとかそのへんレベル↓↓↓↓↓↓↓
Phelsuma cepediana
↓↓↓↓↓一般人でもよゆう。ちっちゃいから素手だとメンドイだけ↓↓↓↓↓↓
Phelsuma borbonica ≒ Phelsuma laticauda ≒ Phelsuma quadriocellata ≒ Phelsuma lineata
↓↓↓↓↓人類の敵ではない。でも傷つけない為にデリカップを使いましょう↓↓↓↓↓
Phelsuma grandis ≒ Phelsuma kochi >> Phelsuma klemmeri(じつはかなり扱いやすい。ちっちゃいから手で扱うのにコツがいるだけ) ≒ Phelsuma standingi(ちっちゃいころメンドイだけ。大きくなると、けっこうよゆう)
う~ん、Phelsuma abbotiとかはどのへんだろう………Phelsuma guttatusとかは、まぁPhelsuma laticaudaと似たようなレベルだったかな。あとなんか扱ったことあったのあったかな……よく覚えていないや………
まぁ、こんなこと書くと、ヒルヤモリって扱いにくい!と思うかも知れませんけど、そのへんは、人間側が技術で対応できるレベルだと思ってます。所詮ねぇ、やつらはヤモリですから。知性ある我々の敵ではないのです。
ま、餌を入れるときなんかは、シェルタがちゃと入っていれば出てこないので、掃除とか移動したいときだけが面倒なわけじゃないですか?
ですから、移動したいときは、ケースごと、あるいはケースの入り口を、ビニール袋(ゴミ袋とかね)で覆ってしまえばいいのですよ! 固定にはマスキングテープがオススメ(でないと剥がすときにゴミ袋が破けちゃう)です。
…………アレ、なんか要求される扱い方が、殆どタランチュラ(ポエキロ)みたいですね………?(そりゃ、敬遠されるよね………)