2013/01/08
少し前に書きましたように、この手のは十年ちょとやっているとはいえ(色変からいろいろやろう!と思ったのがそのぐらいという意味で、ヘビ自体はそれ以前からやってましたけど)、先達の話を聞くと、この手の固定や選抜育種に於いては十年は最低限の基本単位のよーなものなので、そう考えると計画的にやらないとなぁと、ほとほと思います。
もっとも、カメとか、植物とか、それこそ家畜とかになったら、それこそもっとずっと長期の計画と視座が必要になるのでしょうけども、まぁそういうのは比べてもしょーもないことなので比べないでおきましょう。僕がやっているのはコレしかないのだし。
例えば上の変異は、二年ほどかけて立ち上げたもの、今年寝かせるか、あと一年様子を見るか悩みましたが、今年は寝かせられそうなので、様子見をしつつ寝かしてみることにしました(これはかなり順調な例かと。普通なら三年は欲しいところ)。これを使って何をするか、と考えたとき、幾つか候補がありますが、取り敢えず選抜育種の方向性としてぱっと思いついてやろうと思っているのが、全身が黒いタイプのシュウダとペアリングして、最終的に全身が真っ黒いタイプでのパープルハイポ変異を作り出すこと。(単純に選抜交配でやろうということ。アネリスリスティックは入手出来ていないってのもありますが)
写真のは見ての通り、南方系で黄色い部分が多いですから、数世代は必要そうです。最低でも三世代は要るんじゃないかな………いま採れている第一世代をブリーディングに使えるのが来年だとして(三年、立ち上げを考えると、ここまでで六年とか普通にかかる)、そこから再作出、それを二年育てて、黒いタイプのメスに当て(八年)、その子供を育てることさらに三年、そこから選抜した個体を使って再作出(11年)、その色彩変異の中から、選抜してさらに黒いタイプに戻して(以下略)………………………まぁ、現時点から考えても、よゆーであと12-13年ぐらいかかりそうですねぇ………シュウダの場合、見極めるといっても、黒が出るまでに、最速でも一年ぐらいは育てる必要があるので、選抜は相応のコストの嵐………(スペースとか餌とかまぁトータル的な)。毎年八匹ずつぐらい採ったとして選抜を考慮すると五年でうがががががという数に。
もちろん、逆の方向、つまりは黒をどんどん消していく方面も考えています。というか、元々このタイプは上半身の黒と黄のコントラストが美しいので、その方向性でセレクトして、全身の黒と黄色が半々ぐらいのも良いかもなぁ、とか。可能であれば、上半身は殆ど真っ黄色、下半身だけ黒いってのも作ってみたいな………
ナミヘビをやっている人は、成果が出るまでの数年間、このような妄想ばっかりしているのか………と思われるかもしれませんが、これはあくまで管理人の例ですよ。他のナミヘビブリーダーがどうなのかは知りません。
でも、もちろん影も形もないところで妄想しているわけではありません。ちゃーんと、黄色い方向でブリーディングする日のために、ハイイエローという名で売り出されていた、まぁ確かにちょっとは黄色いかもしれないけどぶっちゃけノーマルでしかなく、しかもそういうのはたいてい1メーターぐらいなので、そのうち半分ぐらいは成長したら普通になったわ!みたいな、そういうシュウダをちびちび集めて来ているわけです(過去に写真出したことあったはず。二年か三年ぐらい前かなぁ?)。…………まぁ、中にはホントに、これはハイイエローだわー、すごい綺麗だわー、みたいのもいたんですけど、そういうのに限って状態が良くなかったりするんだよね…………………状態良くないと分かっていても、「これなら立て直せるかも………!」と思って入手しちゃうんだよね………
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………………………………………まぁ、アジアンラットの神も、爬虫類飼育は、諦めなかったものが勝つ!みたいな感じなことをゆってたよーなゆってなかったよーな、まぁぶっちゃけ良く覚えていないんですけども?<なんなの
まぁ、燃え尽きるまではやってみましょう………<既に半ば灰人←燃え尽きた人の意。もちろん今てきとーに思いついた。明日にはわすれます?