2013/04/17
Phelsuma grandisには、誰もが思いつくかもしれないが、到達できた人間は他に無い、かのファナティックの産物、Blue Bloodが存在するわけですが、他の種類でも同じことやろうと思えば出来るのではないか? とは誰もが考えつくことではないでしょうか? 管理人ももちろん考えました。
まぁ半分ぐらいの期間で成熟して、たぶんイメージ的にですが産卵数も多いような気がする小型種だったら十余年ぐらいあればあるいは到達できるのでは? それに小型種だったら喧嘩をあまりしないから、スペースなども含めたコストが比較すればかからないかもしれません。
ではどの種類で行くのか? Blue Bloodの元となったgrandisは若い頃は若草色で、成長すると常磐色という感じで、だからブルーにするとスカイブルーに近いものがある。あれは綺麗ですが、折角だから違う色を追求するほうが面白そう。パステルブルーの方向ならば、いちおう生粋でそれに近いPhelsuma abbotti chekeiがいますしね。深い緑のほうが、ブルーになるかもしれません。青じゃなくて蒼みたいな。となると、何がよいか? 一般的に入手しやすい、いわゆるPhelsuma lineata,Phelsuma laticauda,Phelsuma quadriocelata,その三つの中で、ブルーにして面白そうなのは………うーん、どれも良いヤモリですが、強いて言えばPhelsuma lineata,Phelsuma laticaudaでしょうか………?
でも、Phelsuma laticaudaはやはりゴールドダストなところが魅力なので、どうせ選抜するならば、あの方向でよりゴージャスな個体を作出するほうが面白そう。もう全身金ぴかな感じとか。となると、ここはやはり一番不人気とされる(僕が買う時にいつも言われる調べ)、Phelsuma lineataか? ふむ、悪くないでかもしれない。ヘリスジは、三種類の中でいちばん昏く、深緑をしています。まぁ、CBであんまり日光を当ててないで飼ってると、緑の色がパステル調になっちゃう気がしますが………
ちょこちょこっと鱗一枚二枚分だけ散らばるブルーの配色が、もし全身に及んだら、どんな風になるのか………背中にちょびっと赤が入る感じで、でも基本、頭から尾っぽまでの全身がブルーのヒルヤモリ。ふむ………
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Σ( ̄□ ̄; ……………………それ、頭部こそ黄色だけど、Phelsuma klemmeriを飼ったら良いんじゃ………?
……………………いやほら、あれもまぁスカイブルーだしさ? 目指す方向は別だし?(汗)