Correlophus ciliatus egg (left)Correlophus sarasinorum egg (right)

インキュベートの環境は、今回の写真のものは、かなり適当なので、参考にはならないと思う、と予め書いておきたいと思います。

もうちょっと埋めたりすることもありますしね。床材によりこのへんはけっこう変えてます。孵化環境というのは、案外、飼育環境に類したもののほうが上手く行くことも確かなので、よく分かりませんね。以前、バーミキュライトとヤシガラを混ぜたものや、パーライトでインキュベートしていましたが、ソフトシェルのヤモリに関しては殆ど孵化率が変化しなかったので、最近はヤシガラや、杉樹皮培養土、及びその混合などで、感覚に任せています。(埋めるか否かでもあまり変わらなかったですね…………もちろん、そうでないヤモリもごまんといて、ウチにいるやつだとEbenavia inunguisなんかは気むずかし屋で、工夫が必要かなという気がしています。ハードの場合は、全然別の方法論になりますし、同属でも全然違うこともいくらでもありますが、まぁ僕はそんなに種類数を飼育していないというか、同属で似たようなのが多いので、あまりこのへん気にしないでも上手くいけているのでしょう。ハードシェルの連中は、なにかと気を遣いますね………日々勉強と経験、ですかね…………)

コレばっかりは、経験と好みで選ぶのがよいでしょう………床材だけじゃなく、どようなケースか、部屋の何処に置くか、いろいろなものがあるわけですしね。

はてさて、そんな訳で、Correlophus sarasinorumの卵として初めて、発生してくれてそうなものが得られた訳ですが、上手く孵化させられるのかどうか……………個人的にはオスとメスがそれぞれ欲しいので、そのあたりが出るのかな?と期待される温度帯でインキュベートしてみましょうか…………といっても、この温度帯だとそうなるってデータはざっと持ってる関連する本をを読み返しても見当たらなかったので、クレステッドゲッコーのデータを参考に、それに揃えてみるだけですが。そんなこんなで同じケースでインキュベートしてみることにしてみました。はてさて、どうなることやら。もちろん、孵化しなかったら特に何も書きませんし、孵化しても何も書かないことがあるのはこのサイトではよくあることであるような? でも去年は書かなかったこと甚だしいので、ちょっとは今年は書いてみてもいいかな………。