Geckoella albofasciata CB male

 これの相手は、見つかるのかな…………まぁ、気長に探すしかないですか。

 そういえば、これも随分と孵化に日数が掛かるようですね。昨今殖やそうとしているヤモリは、どれもこれも孵化日数が六ヶ月とか九ヶ月とか十ヶ月とか、そんな情報ばっかりで、もういったいなんなのさ!という感じではあります。だいたいあれですよ、つまり先日産卵のあった卵は、孵化するときはもう来年ってことじゃないですか! それはCB2013なのか、それともCB2014なのかっ(まぁ、法律的には、産卵のあった日ではなく、孵化した日らしいですが)

 それまでの間、まぁそんなに手間暇ではないですが、それなりに一応、水分のチェックとか怠らず観察しつづける必要があるわけで…………………タランチュラとか、潜ってて見てもあまり変化しないものを飼育することを比喩的に土を飼うとか表現しますが、あれだってもうちょっと脱皮とか巣穴が動いたりとか餌あげたりとかイベントがあろうというものです。それすらないというのは、かなり上級ですね…………まぁ孵化すると信じていればこそ、ですけれども………。

 たいてい、孵化日数を知識として知っているならば(もちろん分かっていない種類に挑むこともあるわけですが)、そろそろか?と毎日覗き込むでしょうけれど、九ヶ月とかになるとズレの幅も大きくなりがちで、予想よりズレてくるようだと、チェックするのがたいへんです。(失敗しているのかどうかの見極めもむずかしい………)
 上に登ってくる樹上棲の連中とかならまだよいですが、ちびっちゃいやつで、しかもランドゲッコーなどのちょっとでも潜るようなやつだと、孵化に気付かないとかそういう危険すらあるやもしれません……………………(もちろん、ペットボトルキャップとかに水を入れておくとか、そういう安全策はとってはいますけど)

 そう考えると、いままで思い至りませんでしたが、小さい種類とかでセラミスグラニューや園芸用スポンジなどを使って卵が見える状態でインキュベートしている例を散見するのは、孵化したかどうかをぱっと見で分かるようにするという意味で、メリットがあるってことなのかな。