Dendrobates tinctorius “azureus – Sky Blue” (2014.07)

 
久々に風邪でひどい目に遭ってました。すごいひどかった…………去年はここまでのはなかったと思うから、二年ぶりぐらいでしょうか。ていうか、風邪って表現でいいのかな………まぁ、なんかひどい風邪でした?(まだ完治はしてないんですけど)
 毎度具合が悪くなるたびに、薬って偉大だなぁと思います。常日頃からそう思ってますけど、それでも毎回思います。耐性菌の問題は確かにあるけど、やっぱり抗生物質って素晴らしい。管理人が飼育動物にも(特にWCには)、さくさくと薬を使うようにしているのは、実体験が一因かもしれませんね。やっぱり、自然治癒で治るものと治らないものがあると思うです。

 閑話休題。それはさておき、写真は最近やたら登場する傾向のあるアズレウスです(何故なら、同じ機会に何枚も写真撮ったからですな)
 これは背中のブラックのドットがけっこう目立つ個体です。地肌の色合いは同じような感じですが。この品種にしても、もとのやつにしても幅広く暗いものもいれば明るいものもいて面白く、そのどれもが、まさに瑠璃色と言ってよい美しさですね。

 背中のブルーを特に写したいと思ってアンダー気味に撮影してみた、というと格好いいですが、まぁテキトーに色々条件変えて撮影したうちの一枚ってだけです。下からのライティングが不足して顔が見えませんが、気にしない方向でどうぞ。

 アズレウスは単色の青って訳ではなく、そこに内包される青の様相の美しさが魅力的なわけで、まさしく瑠璃を彷彿とさせる気がします。
 誰かラピスラズリから削りだした彫刻とか作ってくれないかな…………“翠玉白菜”みたいな感じで、こう、ちょうど良い感じに暗い青と鮮やかな青が混ざり合う部分から削りだして、手足と胴体部分で色合いを使い分けるみたいな感じで………まぁ、ちょっと買えない価格になっちゃうでしょうけど…………

 もともとの学名の”azureus“はもちろんその体色から来ているそうですが、azureusがazurから来ているなら、語源を辿るとラピスラズリ(瑠璃)と同源と言えるわけで、だったら日本語で瑠璃色とするのも、わるくないんじゃないかな、とか適当に考えて勝手に言ってみたり。

 昔は紺瑠璃かなぁと思っていましたが、昨今はシンプルにルリヤドクガエルのが格好いいな、と思っています。もちろん勝手に管理人が思っているだけですが(苦笑)
 でもほら、ルリカケスとかルリチョウとか、ルリコンゴウインコとか、ルリタテハとか、その系統の名前のやつは他にもいますし、ルリヤドクガエルって響きがよいと思うのですが。

 ちなみに、十年ぐらい前にこのサイトにあった(とうろ覚えする)、たぶんHDDのどこかに埋もれたきりになってる、書き直すつもりだったヤドクページが存在したとき(いや、まぁまだ書くつもりはあるんですけど…………。その一環みたいな感じで、ミスティングシステムのページや、ビバリウムの作り方、のページを書いているような…………)、アズレウスの紹介文章で同じようなこと書いてたと思うので、覚えている人がいたりするかも、まぁいないかも。

 そんな次第で、ひとり勝手に、ルリヤドクガエルを推していきたい!と思ったりしたのですが、でも、もう独立種じゃなくてtinctoriusのシノニムになっているのだから、シンプルにアズレウスと呼んでおくのが、やっぱり一番わかりやすいですよね。うーむ、ちょっとざんねん…………