Psalmopoeus cambridgei WC male

 楽天に出店してるショップさんで、アイリスオーヤマの飼育ケース深型をまとめ買いすると、本家より安いということに気付いてまとめ買いしてみる(RA)。まだ届いてないけど(週末に受け取る予定)
 これを読んでる時点でまだ安いかどーかは知りませんけども(管理人が買ったときは6個で6,354円プラス送料でした。12個買うと送料すら無くなる。いや、12個も普通いらんですけど………)。アイリスプラザも20日までは送料無料キャンペーンだから、少ない個数ならそっちのがお買い得やもしれません。

 樹上棲種には最適なので、管理人はこのプラケを愛用しているのですが(古いやつは、もう十年近く使ってるんじゃないかな…………と思ってふと見てみたところ、2003年verのタランチュラページに既に写真が存在するので、10年越えてましたねぇ……………写真のやつ、かなり昔にだけ生産されていた緑色の透明蓋だから、まだ使ってるやつだと分かる。というか、たしかまだ一個も捨ててないと思う)、ひとつ注意事項があって、これ数年前にマイナーチェンジしたんですよね。

 リンク先などの写真では本体の上部にスリットが入っていると思うのですが、数年前にこのスリット、廃止されちゃったんですよね。あるときを境に写真はそのままだったのに購入したらスリット入っていないのが来てびっくりしたことがあります。まぁ、「スリットあったらハエ侵入防止シートの意味ないだろ…………」というツッコミ満載ではあったんですが。変更したのは、正確にはおぼえてませんが、もう五年とか、ヘタすると七年とか前だったような気がするんですが、いまだに写真はスリットあり……

 今回の購入にあたって、スリット復活したのかも!という期待を持ってメーカのほうに問い合わせてみましたけど、やっぱり現行ロットはスリットがないようです。まあ、ないものはしょうがないし、ないならないなりにメリットあるかもです。少なくとも蓋は昔の半透明のやつより、今の黒いやつのほうが心持ち丈夫かも? 前のも10年もつのだから十分ではありましたが、少しやわいから蓋の窓が開きやすい傾向はありました。

 なんにしろ樹上棲種には最適なので、我が家のポエキロさんは、基本皆コレで飼育しています(写真のトリニダットシェブロンは一般的なNISSOプラケのMで飼育していますが(笑) )。そして樹上棲種というのはタランチュラに限らずヤモリにも言えて、ヒルヤモリの余ったオス個体とか、避難させているメスとかも、だいたいコレで飼育しているのでした。やつら種類によっては殺し合うからオスは基本単独飼育ですから…………。

 いろいろと部屋の模様替えもあってプラケの整理とかしまして、追加で欲しくなったので、今回注文したという次第。

 コレと同じような、そんなに大きくはないけど高さがある、そこそこ安価な飼育向きの容器というのをあんまり知らないのですが、なんか良いのないですかね。食品のストッカーとかは注視はしてますが。飼育に転用となると、蓋がロック式とかが向いている気がします。でも、いまのとここれ!というのは見つけられてないかなあ。
ぱっと思い出せるやつでは、無印良品の『ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付・小・深型』というのは使ってます。これは255×370×330なので、高さはほぼ同じですが幅と奥行きがアイリスのよりも一廻りは大きいものです(アイリスのは183×293×H325)。
 ラコダクやクチサケさんには愛用してますが、改造しなければいけませんし、中はぼんやりとしか見通せませんからタランチュラにはオススメしかねますけど、逆に、動きのそんなに早くないヤモリで、センシティブな連中にはこちらのほうが良いかもしれません。蓋の問題があるので、ヒルヤモリのような速い連中にはアイリスのケースのほうが良いと思いますが(角材で蝶番タイプの扉を作ったこともありますけど…………うーん………まぁ、そこそこメンドイですよねー……)。

 ちなみに、セイシェルブロンズゲッコーを預かって飼育していたとき、このアイリスのプラケに入れていたのですが、奥のほうにいるので大丈夫だろう………と蓋の扉を開けた瞬間、輪ゴムで撃ち出されたおもちゃの飛行機のような勢いで飛び出したかと思った瞬間には着地音と疾走音だけを残し姿を視認させぬままにラックの裏側に消えたことがありますので、ヤモリって言っても、あいつらとかアリステリガーとかはやめたほうがいいんじゃないかな………いやまぁ、アレはもう、何で飼育してもどうしょうもない連中ではありますが………(遠い目)

 ちなみに、あれはどうやって捕獲したんだったかなぁ…………うーん、コオロギ+カルシウムトラップじゃなくて、置きプラケに走り込ませたところをプラケをぱっと倒して捕獲したんだったような気がする…………

 ともかく、アイリスの深型プラケは、土を半分ぐらいまで入れて地中棲種も飼育できますし、これはクワガタ飼育用とかじゃなくて、タランチュラ飼育のためにあるんじゃないの感があります。もちろん、設計者は絶対に想定していないでしょうけど。