By: C

11月 09 2015

Category: Pantherophis, Snake, 飼育全般

Aperture:f/4
Focal Length:60mm
ISO:250
Shutter:1/80 sec
Camera:DMC-GH3
Pantherophis guttatus guttatusHypo Opal Bloodred CB2015

脱皮前になっちゃったけど。

ブラッドレッドのストライプは飼育しやすいか否か? 普通と変わらないのか?

もちろんラインなどによって全然違うでしょうから一概には言えないことはわかっているし、昔と今は違うし今後もまた今とは違っていくでしょうが、去年今年と殖やしてみて、少なくとも、現時点のうちの個体では、同じクラッチから出てても、ストライプになっていると、どれもこれもが飼育しづらい、という印象はあります。

ブラッドレッドのヘテロストライプ同士の交配で、同じクラッチから生まれた兄弟姉妹で、なんとなく飼育難易度に差があるように感じるなぁ、ということなのですが。

今年はブラッドレッドストライプのうち1匹だけが飼育しやすくて、すぐ餌付いてくれたけれど、アルビノブラッドレッドストライプも、ラベンダーブラッドレッドストライプも明らかに小さいし、それに餌付きがよくない。ストライプでない個体はだいたいすぐ食べたのですが、ストライプのほうだとすんなり食べたのは6匹中2匹ぐらい。
去年のことはそんなに覚えていないのですが、すくなくともストライプ系に苦戦したのだけは覚えています。もちろん個体差もあるのだとは思うけれど、やっぱりストライプってなんか飼育しづらいかもしれない……と感じないわけではないような。若干、小さいし。

もっとも、だからまぁ、餌付いてちょっとでも育ってしまえば、問題はないのですけれど。

ただし、ブラッドレッドと被っていなければ、(すくなくとも昨今の)普通のストライプは、そんなに飼育しづらいということもなく(たぶん、ブリーダーさんたちがそういう良い個体を作ろうと試行錯誤したからでしょう)、環境さえできていれば普通に食べて消化してくれるから、必ずしもストライプだけが悪いわけではないのでしょうが。

解決の方法としては、たとえばオケーティのように卵の大きくなる傾向のある産地に絡めて行って、そういうメスを残していく、というのもあるかもですが。でも、ストライプにせよブラッドレッドにせよ、その外見的な美しさの品質が低くなってしまっては本末転倒なので、それをしながらも綺麗なのを残して行きたくなるのがひとのさというもの。そしてそういう風にセレクトすると、なかなか手ごわいことになるような、たんに僕が下手なだけであるような。

とりあえず、メスを広いところで飼育してがんがん大きくして、せめて卵が大きくなるようにする、ぐらいしかできないかな。あとはまぁ、一番餌付きがよくて丈夫なやつを種親にしていくという、至極当然な積み重ねあるのみ、ですかね。この個体もブラッドレッドとしてのクオリティは、まだ並よりちょっとよいかな??、ぐらいという気がしておりまして、まだまだ満足には遠いのでした。どっかによいアルビノブラッドレッドはいないかな〜(アルビノブラッドレッドが一番クオリティが見てわかりやすいので)。