Goniurosaurus catbaensis CB2015 male

いわゆる地味なほうのラインのカットバさん。去年ウチで生まれたCBです。

なんか変な感じに床材が濡れてますが、この写真の上のほうには水皿があって、どぼどぼと水を注ぐついでにこうして床材に加水しているせいです(霧吹きも別口でやりますけども)。この時期は油断するとあっという間に乾燥するのが恐ろしいですねぇ。

国産の植物素材で、この手のトカゲモドキの産卵にも向いているような床材はないものか、いろいろ試しているのですが、なにがいいのか、まだよくわかってません。

安定的かつ継続的に入手可能なものとして、杉樹皮培養土を好んでいましたが、これ単体だと、保湿性がそこまでよくはないのと、繊維が絡み合いやすく、掘るのにも今ひとつという気がするのですよね。飼育する分には問題はないのですが、産卵させるとなると、ううん、どうだろう、産卵はするのですが、ベストではない感じがあるのです。

最近はバーク堆肥(杉樹皮培養土を発酵させたやつですね)や、普通の植物性の堆肥のブレンドなど、色々試しているのですが、なかなかこれ!という感じのものは見つかっていません。

現時点では、写真は見てわかるように赤玉土を入れることで床材の通気性とかを確保しているところがあって、まだちょっと妥協が入っています。100%植物素材だと廃棄しやすいので、そうしたいのですが、でもちゃんと殖えることのほうが重要ですからねぇ……

とはいえ、カットバさんは掘らないで地表面に転がすように産むので、こいつらの場合は別にバーク堆肥だけとかで問題ないんですけどね。インドーさんとかリボさんが問題なのです。