Amblyrhynchus cristatus mertensi (2017.01 San Cristbal Island,Galapagos islands,Ecuador.)

 
最近は、電話番号を取得できるIP電話がいろいろありますよね。whatsappや LINEのようなメッセンジャーアプリではなくて、携帯電話や固定電話からかけることができる電話番号を取得できるアプリのことです。

例えばSkypeでも番号が取得できるし、NTT Communicationsの050plusなんかもそうです。中には月額料金が無料なのもあって、fusion ip-phone smartなんかだと、通話しない場合はお金がかかりません(12ヶ月間無課金だと解約されてしまうようですが、まぁそれはしょうがない)。

そして、携帯電話は、会社にもよるでしょうが、三大キャリアですと転送サービスは無料であるようです(2017年現在)。
ともかく、このサービスを利用して、転送先の電話番号をIP電話の電話番号にすることもできます。まぁ、IP電話のサービスにもよるかもしれませんが、調べてみたところ、050plusは出来たし、fusion ip-phone smartも試しに申し込んで試してみたところ、やっぱりそれも出来るようでした。

操作方法はキャリアによって違うので、自分のキャリアで調べるのがよいでしょう。auとsoftbankは転送設定のコード+転送を希望する電話番号をコールすることで設定されるので、連絡先に転送開始&転送停止とでも名前をつけて、番号を登録しておけばよいので楽ですね。
ドコモや、ドコモ系のMVNOとか、みおふぉんとか楽天モバイルとかだと、1429をコールして、転送先番号を登録しておき、1421をコールして転送開始、という流れです。登録が一手間といえば一手間ですが、一回やっておけばいいようなので、それほど差があるわけではないでしょう。

これがなんの意味があるか、というと、旅行先で国内の携帯電話番号にかかってきた電話を受けることができる、ということです。(自分の携帯電話の番号でかけなきゃいけない!という場合はもうしらんですよ)

海外ではSIMを購入して、SIMフリーのスマートフォンを利用されている方も多いことでしょう。管理人も基本的にはそうです。

ただ、海外でSIMを入れ替えてしまうと、それまで使っていたSIMの電話番号を受信できなくります。当たり前ですが。まぁ、電話ぐらい無視してもいいや!ってことであれば問題はないし、基本的に管理人も出かけるときは色々準備した上で出かけますから、そのスタンスではあるんですけども、世の中予定外のことは起こるものであって、わかるに越したこともないと思うのですよね。

海外SIMを利用しない場合は、いわゆる国際ローミングを使うことになるのですが、これはデータ通信が定額なだけで、通話料は普通に高いです。海外だと出た電話でも着信料がかかるので、それがなかなかお高い。

ですが、IP電話に転送しておけば、国内自分の携帯電話から050番号のIP電話への転送にかかる通話料は、通話定額に入っているならば、かからないようです(auやドコモだと050のIP電話はかからないようですが、softbankはよくわからんので、各自でキャリアの契約を精査されるがよろしーかと。)。

もっとも、通話が定額にならない契約をしている場合は、普通に通話料かかりますけど、まぁそれも国内料金での金額なので、海外通話を利用するよりは安いんじゃないかな。(あと、050から携帯電話や固定電話にかければ、普通に規定の通話料がかかります。まぁ、海外通話料に比べれば普通の国内の通話料なので……。余談ですが、電話をかけてくる人が負担するのは携帯電話番号までの通話料なので、通話定額契約だったら別に定額のままだし、固定電話からだったらやっぱり普通に携帯電話への電話料金がかかるだけなので、別段なにか変わるわけではない。たぶん)

ともかく、転送設定さえしておけば、キャリアの海外データ通信を使うにせよ、海外SIMを使うにせよ、電波はないけどWifiは来てるなんて場合であっても、携帯電話番号への着信を受けられるわけで、設定しておいて損はないのではないかと思う次第です。まぁ、実質のところ、3G回線だと通話は難しいことも少なくないようなのですが、かかったことがわかるだけでも何かと便利ですしね。

……ただまぁ、実際やってみてわかったんですけど、そもそも管理人が出かけてるときって、森の中とゆーか、無人の電波圏外のエリアを彷徨いていることが多いので、あんまり意味がなかったりしましたが(笑)

でもまぁ、圏外であっても、着信通知がメールで来ますから、着信があったことがわかるのは便利じゃないかな。海外にふらりと出かけるかたは試されるとよいかもしれません。