どうもどうも、こんばんわ。今年二回目の更新となります。いやぁ、なかなかさぼってしまいましたね。いけませんね、ちょっとさぼるとずるずるとさぼってしまう……。
さぼりが長くなると、再開の言い訳をどういうネタにするか?という風に考え始めるものでして、三月ぐらいには「冬眠してました」とかで再開しようかな、とか思ってたのですが、4/1が近づくにつれて、「なんかエイプリルフールネタで更新するか」とか思っていました。
その中の一つとして、エイプリルフールネタとはちょっと違うんですが、一見、エイプリルフールなのか?と思ってしまうネタとかどうかなーとか考えたりしてました。今まで特にラフスケールパイソンについて何も書いてこなかったこのサイトで、抱卵している写真が出たら、ちょっとそれぽいかも、みたいな感じです。
というのも、折しも、三月の中頃、ちょうどラフルケースパイソンが脱皮したのです。ナミヘビの感覚で最初考えてしまい、4/1に産卵間に合ったりしないかな、とか思っていたのです。
もちろん、そんなことは全然なくて、ちょうどその頃は排卵したぐらいだったのでしょうかね。あまりパイソンを殖やした経験がないのですっかり忘れていたのですが、パイソンは産卵前になると、お腹を上にするようなひっくり返ったポーズになるというか(すべてのパイソンがそうなのかは知りませんが)、少なくともラフスケールパイソンもその例に漏れないようです。そうした行動を見せるようになったのは、四月の中頃のことでした。
結局、産卵は四月の下旬となりました。ちなみに、交尾は確認していないので、いつぐらいに交尾したのか?というのはわかっていなかったりします。オス自体は友人に借りたもので、借りたのは……ええと、いつだったかな……2017の2月だったかな……? ただ、見合わせたのは去年の夏前ぐらいからだったと思います。
流れとして、冬眠というほどのことはしませんでした。もちろん全くしなかったわけではありません。管理人の家は、夏は冷房、冬は暖房となる関係上、「冬のほうが室温が高く」なります(だいたい、ケージ内温度ではなくて室温が、夏は24-26度なのに対して、冬は25-27度。ここからヒーターを使ってちょっとあげたりするわけです)。
このため、もともと、夏はむしろ冷やしてしまうほうに使おう、と考えました。夏になったら、暖穴(ダントツ)を付けていちおう温めるようにしたものの、照明はLEDのみ、プレートヒーターの類はなし。
そして、暖房を付け始める10月ぐらいから、昼間にはバスキングライトを点けるようにし、気温が高くなるように努めました。湿度に関しても、意識して霧吹きをするようにしたりしましたが、これは暖房を使うので湿度が低下しがちだから、それを相殺するという目的もあり、トータルとして彼らが乾燥を感じていたか、多湿を感じていたかは定かではありません。ただ、この暖かくしていた時期は、餌をよく食べていましたので、なるべく食べるだけ与えることにしました。ちなみに管理人は餌はマウスを使っていて、ラットは与えてなかったりします。特に深いこだわりがあるわけではないですが、別にマウスで問題ないような気がしますので。
そして1月に産卵用木箱を作り、それを飼育ケージに入れるとともに、2月になる頃には、このバスキングライトをつけるのもやめました。(ちなみに飼育ケージは自作なので正確な寸法ではないのですが、850*600*650とかだったような。高さもうちょっとあったかな?
産卵箱は柿渋仕上げ。といっても今回のものを作るために仕上げたのではなくて、余った板に柿渋を塗ったものです。たまに日に当てたりして、いつか何かに使えるかもしれない、とか思っていたやつを使いました。背面には上のほうに、ちゃんと通風孔があります。)
この頃にはどうもメスが随分と太くなってきている気がしていたので、2月末ぐらいからは、オスを別のところに移動させることにしました。とはいえ、正直、この頃は「本当に交尾が上手くいってて、産卵するのかな??」という半信半疑だったこともありますが、とにかく刺激したくなくて、ほとんど写真も撮影していません(スマートフォンでさっと撮影したぐらい)。まぁ、撮影しておけばよかったかなと思わなくもないですが(苦笑)
もちろん、綺麗にとぐろを巻いて卵を抱いていますから、普通のときは卵は外からは見えません。最初の写真は、つついて体を動かして撮影したものです。
ちなみに、インキュベートで難儀していて、果たして何個孵化させることができるのか、ちょっとわからない感じなところがあります。今回書いたのは、なんだ、この先、失敗するかもしれないから、とりあえずここまでネタにしておこう、ということなわけです(苦笑)
もちろん、そりゃ上手く行って欲しいのですが……ううん、毎年毎年、まだまだ経験が足りていないなと思うことしきりです。