幻想熱帯雨林／WhiteForest

新年度あけましておめでとうございます（新挨拶）

写真はバビルサ。スラウェシ島北部のゴロンタロで見ることのできるBabyrousa babyrussa celebensisです。

亥年なので、これをネタにしようかなと思って行ったというのも理由のひとつだったのですが、１２月の後半になったらえらい風邪をひいてしまい、ぐだぐだな体たらくになっていました。まぁ頑張って年賀状にはしましたが。ちなみに年明けにも風邪をひき、治ってどうにかふらふらしてたら、またなんか重い風邪をひいて2月は倒れ、ギリギリ回復して北海道に行って夜中じゅうフクロウを待ったりしてて（さむい）、ちょっと年末から現在までの記憶がかなり曖昧な今日この頃です。スラウェシのことがよく思い出せない…。

Gorontalo,Sulawesi,Indonesia 2018,11

日本からですとバリ島を経由してスラウェシ島北部に降り立ち、自動車で6時間ぐらい揺られて、一泊して、川を歩いて渡って森の中を1時間半ぐらい歩けば見ることができます。意外と簡単です。いえ、実際のところ地中からミネラルなどが湧出している泥池にやってきてくれるので、隠れて待っていればでてきます。近寄れませんが。

ただし、保護区域内なので、立ち入るのにちゃんと許可をとる必要があります。そうした許可はいきなり行っても取れないので、前もってとっておく必要があります。森にあるのは監視用の出張所みたいなところであって、許可証を出すのは別の場所にあるので。管理人が訪れた1週間前にイギリスからの旅行者がパーミットなしに森に入り捕まったとかで、管理人が行くときには、なにやらピリピリしてました。どうにか昼間に入って見る許可は出て、バビルサは見られたのですが、夜にハブを探したりはできなかったのは残念でした（この周辺で見つかったハブがとても綺麗なのです）。

Babyrousa babyrussa celebensis Gorontalo,Sulawesi,Indonesia 2018,11

この度の余興としては、ゴロンタロではなく、そのひとつ前に立ち寄ったタンゴコでの話なのですが、同行氏のひとりが腸チフスに罹患したようで、帰国してから即日入院になったのだそうです（タンゴコだろうというのは、潜伏期を考えると罹患した場所は、ゴロンタロではなかろうということですね。ちなみに日本人ではないのですが）。

管理人は腸チフスのワクチン接種をしていますが（タイムリーに2018年の四月に接種してました。日本で承認されたものはないので、輸入ワクチンですね）、それでもパラチフスなどのワクチンはないので、このへんは気をつけないといけないんだな、やっぱり、と思ったのでした。

まぁ、風邪にはしょっちゅう負けているというか、昨年末とかすっかり倒れていましたから、もともと体力はないのはわかりきっていることですが、だからこそワクチンなどの対策は必要というものです。打っておくだけで助かりますので、お出かけの際には、どんどん打つがよいかと思います。破傷風は必須、黄熱や狂犬病もオススメです。あと該当する年齢層の人は麻疹風疹もさっさと打つのです。まとめて打てますからね！（何本まで行けるかはしらないけど、管理人はとりあえずなんか一度に３本打ったので、少なくとも3本まではいける）

インフルエンザワクチンは11月に接種してたんですけど年末年始倒れましたが、だからインフルエンザじゃない別のものにかかったのでしょう。打ってなかったらインフルエンザにかかってたかもしれません。

ちなみに、このインフルエンザワクチンは、スラウェシに行く1週間前に3回目のA型肝炎とB型肝炎のワクチンを接種したとき、「ついでにインフルエンザも打っていきますか？」と当日に言われてなんとなく打ったのですが、翌日から副反応でだるく、「出かける前に打ったのは失敗だったかもしれん…」とか思ったので、まぁもう少しスケジュールに余裕を持って打つのがいいとは思います。

ちなみに更新をさぼっている間、管理人は北極へ行きシロクマを追いかけたり、ベトナムで岩壁を登って新しく買った良い感じのゴアテックスのジャケットをトゲトゲ植物に刺され、僕が距離をとって雨傘を撮影しているところを眺めていたら、リリースする前に持っているところ撮影してください！と言われたので戦慄しながら距離をあけて撮影してたら「なんでそんな離れてるんですか」と言われたりしてました。理不尽。

そのへんのネタで今後更新していくのかは定かではありませんが、まぁまだもうちょっとこのサイトもぼんやり更新していきたいと思います。あまりに長く更新していなかったので当日これを閲覧している人がいるのだろうかという気はしますが、そういえば、今日はエイプリルフールだそうですね？