ライノラットが卵から顔を出しているところを、今回初めてみたのですが(以前のは気付いたときには卵から出ちゃってた)、なんか鼻先の角が、顔を出した直後は横にへにょっとなって、ぺちっとくっついているのに気付きました。一時的にちょっと曲がり癖つきましたとかそういうのではなく、明らかにこれはもう曲がってくっついているように見えます。
たしかに、卵を切るときに鱗の位置からするとツノは邪魔なんじゃないかなぁ、どうやって切っているのかなぁと、ちょっと不思議には思っていましたが、あまり深く考えていませんでした。ネット上で見掛けた写真だと、ツノが伸びているものが多かったせいかもしれません。なんか上手いこと、一端こう、下に曲がるようにして押しつけてから切るのだろうとか思ったりはしたものの、それ以上は考えていなかったのです。少なくとも、横にこうぴちっとくっついているというのを想像したことはなかった。
そこに注目してネットで検索してみると、確かに横にくっついている写真を数点見つけることができました。いままでこうなっている写真を見たことがあったのではないかと思うのですが、気付いてなかったな………。
もっとも、今回観察していて気付きましたけど、全身あるいは半身が卵から出てこなくても、卵を切ってしばらく、顔を出したり潜ったりしていると、顔を出しているだけの状態でも、ツノは案外すぐにぴしっと立ってしまうので、だから気づけなかったのかもしれません。切った後に顔をあまり出したりせず、すぐ潜っちゃっていると、顔を出したときには既に立った状態になっているかもしれませんね。(そもそも、孵化してるのを見つけたときって、写真を数枚撮影したら、あとはそっとしておいて出てくるの待つことが多いし………)
しかしまぁ、見事なまでに横にぺちょっとくっついていますね………どういう理屈で横にくっついているんでしょうか。不思議です。
というか、どういう風に形成されるんでしょうかね、この部分………
ふと他の、生まれつきツノのある生き物ってどうなのかなぁと、なんとなくLangaha属の連中を検索してみたら、孵化の写真は一枚しか見つからなかったのですが、そこにはツノがそっくりかえって頭のうえにくっついているようなのが写っていました。…………そうか、左でも右でもなく、反っくり返りましたか………しかも長いし…………そのパターンは、ないかと思っていたのですが………
くわえて思い浮かんだのは、ヘビじゃないですが、Ceratophora属の連中なのですが、さすがにネット上で孵化写真を見つけることは出来ませんでした。産まれたときからツノがありそうですが……………うーむ、気になる…………とはいえ、このへんは、なかなかそういう写真は出回らないのでしょうね。いずれどこかの誰かが成功して、ネットに上げてくれることに期待しておきますか………。
(あるいは、シンハラ語とかタミル語でトカゲとかいう単語で検索したら出てきたりするんですかね。生き物に興味が無い、普通のひとがなんとなく例えば旅行先とかで撮影した写真が、凄く面白かったりすることはけっこうあって、そういう場合は、学名以外でないとヒットしないこともしばしば。例えば中国のサイトとかは、簡体字や繁体字でないとヒットしないサイトけっこうあるので、各言語で検索するのはけっこう大事なことがあるような気が。とはいえ、管理人は日本語以外はさっぱりなのですが………)