Phelsuma robertmertensi CB2017

ロベルトメルテンシィ。

こやつは卵を貼り付けないようで、なんかころんと生んでいます。いまのところコルクバークの割れたところの中に生んでいるパターンが多い……っていうか、考えたら竹筒やプレコ管を入れてなかったせいかもだ……(汗)

余談ですが、プレコ管は最近試しているだけで、まだ実績のほうは未知数なので、使えるかどーかは知りません。

ともかく、こいつの卵は取り出して孵卵できました。写真の下のほうにぼやけて写っているのはアグリコラクチサケヤモリの卵であって、ヒルヤモリの卵ではないです。この手のハードシェルの卵は、パーライトなどに埋めたりはしていませんので……。

まぁスタンディンギィやグランディスの卵はころんと表面に転がしてしまいますが。でも埋めたりはしませんし、そもそも表面のパーライトは濡らしませんからね。もちろん一番したの層とかは含ませますし、途中で注水瓶とか使って、隅っこから、一番下に注水することはしますが、卵に接触するところから1-2cmぐらいは、基本そんな濡らさないような方向でやってます。セラミスグラニューとか敷いて、それの色合いの変化で水分量を把握したりとかはします。写真のは赤玉土ですけど、これはヒルヤモリとか用ではなくて普通のヤモリ用です。

Phelsuma robertmertensi egg shell

孵卵の環境はこんな感じ。つまり水分をそれなりに含む土が敷かれているケースに、水が加わっていないパーライトを入れた小さいカップを並べているわけです。真ん中凹ませて入れておく感じですね。これは1オンスカップ。デパートやスーパーマーケットで、ワインの試飲などに使われていますよね。まぁ、インキュベートだけなら、ペットボトルの蓋でいいと思いますけど(笑)

あと、水を含ませないという意味では、いわゆる園芸用スポンジの表面を指で凹ませて、そこに並べるというのも悪くない手です(以前、写真出したような気もする)。うちだと取り出せるタイプのヒルヤモリ、ゴナトデス、スファエロなんかがこの形式でしょうか。

この1オンスカップは、枝の間とかに挟んで固定できるので昔から愛用していたのですが。

余談なのですが、スドーのレプタイル・フードトレイにもよい感じではまります(ちょうどぴったりではなく、上から5-7mmぐらい出っ張るけど)