マレーシア旅行2008・第二回:旅行計画立案中
僕が最初に「水曜どうでしょう」を見たのは、2002年とか、2003年とかそのぐらいだったと思うのですが………正確なところはよく覚えておりません。もともとかの番組は北海道ローカル番組だったのですけども、その北の人から、「いや、こういう面白い番組があるのだよ!」とやたらプッシュがありまして………
ちょーど、どこだったか忘れましたが(たぶん、今年の九月で閉鎖されるというインプレスTVさんだったと思うのだけどもー)、ユーコン川に行く回がネットで無料視聴できるようになってた頃合いでしたか………
そのときに観たユーコン川が面白かったこともあり、その当時ビデオを貸してもらったりした結果(借りたのが放送時の番組を録画した”ビデオカセット”だったところに思えば時代性を感じますねぇ………(遠い目))、あっさりと洗脳(?)されまして、現在も着々とDVDを買い揃えている管理人だったりするのですが………まぁ、それはさておき。
そんな中の一つで、どうでしょう一行が赴いたのが、そう……マレーシア、タマンネガラ国立公園。
Taman Negara………というのは、えーと、Negaraが”国立”という意味だったと思うので、Tamanが”公園”という意味だと思われます<好い加減すぎる………
ネット上では、タマンヌガラ、タマンネガラ、タマン・ネガラ、タマン・ヌガラと色々ありますが、これは発音が原因でしょうかね。地球の歩き方なんかだとタマンヌガラですが、別のなんかの雑誌ではタマンネガラでしたね。英語表記を見てみれば、タマンネガラかな?という気がしますね?
現地で発音を聞いてみると、タマンとネガラがくっついて、つまりンからネに変化するところが微妙に溶け合ってヌが混ざって聞こえるのです。やや強引ですが、タマンヌェガラ、みたくなっており、このヌェのところが短縮されているので限りなくネに聞こえる感じであり、タマンヌガラと書きたくなるであろうし、英語表記からならタマンネガラになるだろうな………というなんとも言えぬ感じなんですよね………
まぁ、それはさておき、国立公園という意味なので、タマンヌガラ国立公園、と言うと、Mt.
Hujiyamaやキリマンジャロ山みたいなことになりますな。
でもまぁ、タマンヌガラ国立公園と呼んだところで、別に大した問題でもないと思いますけども………それ以外に呼びようがないし。同様に、タマンヌガラでもタマンネガラでもどっちでもよいような気もします。
では、そんな実にどうでもよい(と、少なくとも僕が思っている)問題をどうしてこう長々書いたかというと、僕は非常に好い加減なので今後タマンヌガラとタマンネガラが両方出てくるかもしれないけど気にしないでください、ということです(苦笑)。
まぁ、水曜どうでしょうでは、そんなに色々な生き物が出ていたわけではありませんが、幾つか出ていました<どっちだよ。
ものの本によれば、タマンネガラでは、なんかマレーガビアルが近くの川に出る(ことがある)とか、マレートラが出る(一番奥のほうとか)とか、マレーバクが出る(こともあるらしい。虎よりは出る)とか聞きます。
ヨクワカランが、なんかきっと他にも色々出るに違いない!<勝手に決定
なんか、あの辺にはベンガルオオトカゲは出るそうですし………まぁ、別に僕はベンガルオオトカゲが好きということもないのですが、別に嫌いでもないし、見て面白いかもしれないし………
まぁ、だいたいこのような事を考えて旅行先を決定してみた僕なわけですが、はい、ここまで読んだだけで、実に「ものすごい前情報なしで、好い加減に出発しようとしているな………」という事が分かって頂けるでしょう! それが分かっていただければオーケイです。
…………しかしまぁ、宿とか、交通機関とかは必要ですから、或る程度の手配は必要………キャメロンハイランドを先に行くか、タマンネガラ国立公園を先に行くか。まぁ、ここは、
日本→クアラルンプール→タマンネガラ国立公園→キャメロンハイランド→クアラルンプール→日本
かなーとボンヤリ考えました。
そしてスケジュールを立ててみると………ふと気付くのですが、日本→クアラルンプール、というだけで、一日消費してしまうのです。当然、クアラルンプール→日本でも、一日消費します。
さらに、タマンヌガラ国立公園も、キャメロンハイランドも、クアラルンプールからそんな近くないです。
地図で見て頂けると分かりますが、タマンネガラ国立公園はクアラルンプールから北北東にあります。
クアラルンプールから、バスで五時間から六時間(交通事情次第)かけ、クアラ・テンベリンという場所に行きます。そこから更にボートで一時間半から二時間ぐらい遡上しまして、タマンヌガラです。
キャメロンハイランドは、クアラルンプールから北北西にあり、時間もほぼ同じ、バスで六時間から六時間半程度です。
つまり、クアラルンプール→タマンヌガラ国立公園でも、半日を消費してしまう。帰りも同じ。一カ所行く為には、行き帰りで一日潰れる、ということです。
今回は八日間を確保しましたが、そのうち二日は移動。残り六日のうち、クアラルンプール→タマンヌガラや、キャメロンハイランド→クアラルンプールも半日以上を使います。さらに、タマンヌガラからキャメロンハイランド、或いはその逆というのは、どのようにして移動すればよいのか?
いずれにせよ、最短で移動できたとして、
一日目:移動
二日目:移動、夕方から行動可能
三日目:一日使用可能
四日目:一日使用可能
五日目:移動、夜に活動可能?
六日目:一日使用可能
七日目:午後から移動
八日目:移動
というスケジュール。
…………八日間というと長いように思えますが、こうして観ると、内実その大半は移動ですな ( ̄_ ̄ ;
まぁ、旅行なんてそんなものかもしれませんがー。
本来なら、タマンヌガラか、キャメロンか、どちらかに絞ったほうが良いのでしょう………そもそも初めてなのだし。
余談ですが、少々強引な方法として、キャメロンハイランドならば、空港にキャメロンハイランドのタクシーを予約して呼び寄せ、空港からキャメロンハイランドを目指す、という方法があると言います(クアラルンプールのタクシーでは、そんな時刻にキャメロンに行ったら帰り何時だよ!ということになるのでやってくれないそうです)。飛行機の到着にもよりますが、当然、キャメロンハイランドの到着は真夜中になります。山道もぐねぐねなので、やや危険………という問題もありますが、体力的にも厳しそうですね。しかしまぁ、方法次第では可能なのだそうです。
当初考えたのは、前述の通り、タマンヌガラ国立公園→クアラルンプールと戻って、さらにクアラルンプール→キャメロンハイランドと行くことでした。理由は、タマンヌガラ→クアラルンプールや、クアラルンプール→キャメロンハイランドというルートならばシャトルバスなどの定期移動手段があるからです。電車ではこの辺には行けません。
が、しかし、これはどう考えても時間を無駄にしている気がします………勿論、地図上では近くても、道が通ってませんから、タマンヌガラから真西に向かって移動してキャメロンハイランドには行けません。ですが、上記の方法では、多少被っている部分がある。
高速道路でいうと被っている距離はそんなでもないのですが、いずれにしろ時間の無駄です。キャメロンハイランドへのシャトルバスも、日に十本しかありません。タマンヌガラ国立公園から午前9:30に出発する経路でクアラルンプールへ戻ると、早くて二時、遅いと三時ぐらいになることもあるという………そこからバスを使ってキャメロンハイランド入りすると、夜の十時を回る可能性も高い………
しかし、それしかないかなぁ…………と思いつつ、取り敢えず、タマンヌガラ国立公園への予約をとることにしました。クラウンプラザホテルの地下ロビー(lower
lobby)から出るバスがあり、これがクアラ・テンベリンに行くのですが、これも、ボートも、予約しないと乗れないという話ですから、まー、この予約取れてから後詰めしていけばいいか、と。
言ってはなんですが、僕は英語がしゃべれませんヽ(´ー`)ノ
誰かに頼れるものならば頼ってしまいたい………とまぁ、こういう姿勢でいるからこそ、いつまでたっても英語が使えないのでしょうが。
どうやって予約とったものかな………と思いつつ、ぐーぐるさんに訊ねてみたところ、あっさり到達したのが
こちらにですねー、タマンネガラ国立公園へのツアーの申し込みみたいのがあるわけですよー。こちらにお願いできたら色々楽で助かるな~……と思いました僕は、問い合わせをしてみることに。既に航空券の予約はとっていたので、行く日付は決まっていました。
そこで、予約とれるかな、という感じで問い合わせをしてみたところ、ちょっと日数があまりないので、問い合わせてみないと分かりません、とのこと(ざっと流れていますが、三月末のスケジュールを確保したりといった調整に時間が掛かったので、既にこの時点で一月ではなくて二月の下旬。問い合わせ当時、出発の一ヶ月前を切ってるという日付の近さです。やっぱり、二ヶ月前には予約とるのがベターでありましょう<当たり前すぎる話ですね?)
その話の流れの中で、ダメもとで、タマンヌガラ国立公園→キャメロンハイランドと行くつもりなのですが、タクシーの予約手配って、お願いできませんか?と伺ったところ、それはおそらく可能だと思いますのでやってみます、という返答が。
ダメもとで言ってみるものですねーヽ(´ー`)ノ
ということで、紆余曲折を経ましたが、どうにかクアラルンプール→タマンヌガラ国立公園→キャメロンハイランドという行程の足が確保できたのでありましたー(別に僕が確保したわけでもなく、確保してもらったのですがw)。
後日談としては、当初はクアラ・テンベリンでタクシーを待つという計画でしたが、タマンヌガラの対岸にある場所にタクシーが来てくれるので、そこへ渡し船で移動して合流し、キャメロンハイランドへ向かうほうが時間的に早い、ということで、ボートは片道、ということになりました。これが、後でちょっとオソロシイ事件(未遂)を発生させる要因となるのですが………(笑)
ちなみに、自然と文化の旅さんでは手配料がRM30となっており、まー、だいたい1000円ぐらいです。一件とかではなく、全部にプラスアルファで乗るのがこれだけ。
…………うーん、まぁ、予約の段階でバスとかホテル側とかから、或る程度マージンがあるのだとは思いますが、自然と文化旅さんはこんな安い料金で大丈夫なのでしょうか………(汗)
とても助かったので、余計な心配をしてしまいたくなります………。
ま、タマンヌガラのホテルはお任せしてしまいましたのでネット経由で可能なのかどうか知りませんが、それ以外のクアラルンプールやキャメロンハイランドのホテルとかは、素晴らしきかなインターネット、ということでネットから各ホテルへの予約が可能です(まぁ、英語ですが、様式が整ってるので、比較的簡単かと。URLは地球の歩き方とか、まぁ検索するとかで見付けられます)。
タマンネガラで、さらに格安を目指すならば、公園外の宿屋に泊まるという事も可能なようですし、最初から動物観察小屋に泊まるぜ!というなら、いろいろ安くできるでしょう………ただ、エアコンのない熱帯ほど救いのないものはないと思いますけどね……(遠い目)
航空券ですが、マレーシア航空の公式サイトからも予約できますが、H.I.S.のほうが便利なことがあります。H.I.S.の始まりは、団体格安旅行券を一括で購入し、それを個人に格安航空券としてばら売りし始めたことだ………というのを、真偽の程は知りませんが、ものの本で読みました(世界一周堂さんの本だったかと思う)。
だからかどうかは分かりませんが、マレーシア航空で既に完売となっている便でも、H.I.S.のサイトからは購入できることがあるようです。今回がそうで、マレーシア航空では満席だったのですが、H.I.S.では普通にとれました。価格も殆ど同じか、ちょっと安いぐらいだったような気が(既にうろ覚え)。
と、このように、だいたい何処へいくのもそうですが、なるべくコストを抑えつつも、手間暇の掛からない楽さも重要だなぁということで、各種サービスに頼り切った感じで、僕の旅行は構成されております(中々旅に出ないままに、つづく)