By: C

6月 30 2014

Category: D.I.Y., 飼育全般

ゆるゆると作っていた、アルミフレーム+低発泡塩ビ板のビバリウムが先日完成したのですが、これが作ってみたら予想以上に良かったです。重さは計算でだいたい分かっていましたが、持ってみたときの体感までは予想できなかったので………(中に土入れたりした作業直後なので、ちょっと表面に泥っぽさがあるけど、そのへんはご愛敬)

素材からして、水を貯めること(アクアテラリウム)は難しいでしょうが、貯水槽を下に設置してオーバーフローという手はあるでしょう。中型ぐらいまでの生き物向けビバリウムならば、強度としてこれで十分じゃないかな。

ちなみにこれは将来的にはヤドクに使うかもしれないけれど(天板を変える必要があるでしょうが。面倒ならガラス置いちゃえばいいし。ああ、でもけっこう目の大きいアルミパンチングボード使っちゃったんだった…………)、いまはヤモリ用です。

 正確な寸法は忘れましたが、確か680*450*900ぐらいだったと思います(900以上だったと思いますが………)。これの中に発泡スチロールとウレタンフォームで造形し、ポリウレタンのシーリング材を背面と左右にほぼ塗りまくっても、まぁちょっと重いですけれど持ち上げることができるレベルでした(註:ちなみに管理人さんは成人男性としてかなり非力なほーです。腕力の無さには自信がありますからね。ミステリ小説だと「彼は非力だからこのトリックの実行は無理です」みたく容疑者から外されるレベル。あるいは、それが原因でトリックを実行できなくて間抜けに捕まるというボケ役です?)
アルミとのシーリングはプライマーを塗るか、ヤドクを入れるような場合には、べたーーーっとポリウレタン系シーリング材で塗りまくってしまえばいいんじゃないかな。或いはサンドペーパをかけてしまうか…………まぁ、そこまでやらなくても平気と思いますが、数年使ってみて調べたわけではないですからねぇ…………

パイプフレームを使うメリットは、

・精度をアルミフレームが出してくれるので(アルミフレームのカット精度がしっかりしていれば)、引き戸の隙間が生じない、薄い板を使って組み立てることができる。たわむ心配がない。
・前述の理由により、たぶん軽い

この二点でしょう。
過去にも似たようなものを作ったことがあるのですが、そのときはアクリルを貼り付けたんですよね。確か1200*600*550だったと思いますが、そのサイズで僕が動かせる限界重量という感じで、あまり魅力を感じませんでした(→もう四年前、という事実に微妙にへこむ)。なので以来、同じ構造のものを作っていませんでした(そしてコレはとあるところへ旅だった)。
しかし、今回は低発泡塩ビ板にしたので、軽いし、ちょっと安価になったし、悪くないです。

ただ、16mmパイプでは横幅がどこまで行けるかは微妙ですね。前面の横棒が三個になるようにすれば、そこそこ強度は出ると思うのですが、上下二本だけだと歪みが出る可能性があるような気がします。
どちらかというと、横幅よりも高さを出しやすいというところがメリットじゃないかな。横幅900以上のサイズの場合は、25mmパイプにしたほうが安全そうな気がします。25mmパイプで作ったことないんで、予想ですけれど。

 アルミパイプフレームというのは、角パイプ状になっていて、樹脂ジョイントをゴムハンマーで打ち付けて固定するというもので、一回組み立てるとそれきり分解できない、というシロモノですが(あとマンションでやると階下からたぶんうらまれる………)、そのかわり精度も出ますし耐久性もあります。ただ、精度を出すにはカットの精度が重要で、チップソー程度では無理なので、オーダーでカットしてもらったほうが確実に良いでしょう。
 管理人は高野軽金のP/Cパイプシステムが昔から好きですが、あんまり売っていないのが玉に瑕か(問い合わせると通販してくれますが)。昔はハンズとかで売っていたんですけどねー。

デメリットは、

・分解しづらい(廃棄するときに、金ノコでカットして………となると、けっこうたいへん。塩ビを使う場合、ダイオキシン問題があるから、地方自治体によっては廃棄するときに注意が必要、など)
・素材を複数から買うのでめんどい(ちょっち高いかもしれない?)

かなぁ………?
二番目は、ガラスとかで作ったり購入するのに比べれば、高くはないと思いますけれど。

尚、排水経路は、塩ビ素材なので塩ビ接着剤でパイプと接着できます。塩ビジョイントに、板厚ぶんより1mmほど足りないぐらい、出っ張るように塩ビパイプをカットして入れ、接着。シリコンで仕上げです(後々取り外したいなら、最初から全部シリコンでもいいですが)。

そういえば、昔、アルミフレームと板材が節約できるかも、という理由で、このアルミフレーム構造でツインタイプを作ったことがあります。450*600*600を二個繋げた900*600*600だったかな。アクリルで作っちゃったせいもあって、重くてこれは意味がなかった…………と思ったものですが、低発泡塩ビ板で作れば、まぁアリかも知れません。アルミフレームが構造を維持してくれるから、中央の板は5mmではなく、もっと薄いものでもいいし、固定さえしっかりしているなら、スタイロフォーム板だけでも問題ない筈ですから、かなり軽量化できるんじゃないかな。作り替えることを考えるとちゃんと板にしておいたほうがよい気がしますが。まぁ、もうそういうのを作っても設置するスペースないから、やんないですけど………。