[アルビノアオダイショウ(九州産2016捕獲の個体)2017撮影]

こんにちは、今日はエイプリルフールですね。ですがあまりエイプリルフールとは関係ない話をしたいと思います。まあ今日はエイプリルフールではありますが。

時はさかのぼること2016年8月、九州島は福岡のどこぞで、アルビノのアオダイショウが見つかったのですが、という話が管理人のところに来ました。

ペットトレードのアルビノのアオダイショウの由来がどこにあるのか、管理人は知らないのですが、2016年当時、ペットトレードにおいてアルビノのアオダイショウというのは既にそれなりにポピュラーな存在でした。最初にペットとして売られたのが何年かは知らないのですが、きっとかなり前だったのだろうと思います。管理人が最初に見た頃は、そこそこレアな感じの扱いでしたが、既にCBが複数のショップで売られている、というような感じでした。そこから、色んな人が繁殖させた時代を経て、普通に見られるようになって値段もすっかり手頃になって、ストライプやパターンレスとのコンボなども普通に作られていましたよね。

ただまあ、アルビノが普通に見られるようになっても、野生下で捕獲されたアルビノというのは、同じアルビノでもちょっと面白い感じがありませんか?

同じ遺伝子変異が見つかるというのは、稀有ではあるのでしょうが、そこそこ耳にしますよね。これは、アルビノになる遺伝子変異はいくつかありますが、遺伝子は有限ですから、同じ部分に変異が生じることもあるから、ということなんでしょうか?

例えば、アルビノのシュウダのうち、日本で最初に固定された、桔梗屋さんで殖やされたものはワイルドのアルビノのペアから固定されたものでした。つまり、同じ遺伝子だったということです。
まぁ、どこぞでは、普通に違うアルビノだったということもあったりしたようですが?

アルビノのアオダイショウにしても、二十年ぐらいのスパンでみれば、たまに見つかることもあるそうで、管理人はその時点で何年か前に、北関東のほうでアルビノのアオダイショウが捕獲されたことがあり、それをペットトレードのアルビノのアオダイショウとペアリングしたら、全部アルビノだったという話を聞いたことがありました。
(余談ですが、2021に宮崎のほうでアルビノのアオダイショウがまだ別途見つかったりとかしてて、まぁ数年から十年に一匹ぐらい、日本のどこかで見つかるものなのかなという気がしますね?)

ただ、それが、ちゃんと飼育繁殖できる人の手に渡った国産となると、まあ多いわけではない。それが自分の知り合いともなるとなお珍しい……のかな?(知り合いを思い浮かべるとけっこういるかも?と気づいたり?)

より正確には、知り合いが見つけたわけではなく、彼の知り合いがということだったようですが、ともかく、彼の知り合いの中でヘビの繁殖をやっている管理人のところに声がかかり、「アルビノをもし飼ってるなら殖やしてみませんか?」てきな話だったわけです。

まぁ、ワイルドとCBをペアリングするのは基本的にはやらないのですが(というのも、特に問題がないように見えても、CBのほうがそののちに体調を崩して死んでしまったりすることがあるからです)、ケースバイケースではあります。今回のやつは、まぁ面白そうだし、いけるのではないか、とも考えました。
(そうでないなら同じ産地のワイルド同士で、とかやるのが王道ですが、それでも、ちゃんと飼育できてるワイルド同士でも、問題が起こることはあり得ますよね…(遠い目))

というのも、捕獲されたのは孵化して間もないと思しき幼蛇だったのです。まだ何も食べてないとかもありそう?

アルビノアオダイショウ(九州産2016)捕獲されて間もなくの頃。雨傘屋さん撮影。

そんなわけで、アルビノアオダイショウを預かることになりました。なかなかに黄色が強めで綺麗です。最初から餌食いのよいところは流石アオダイショウ。らくらくです。雌雄はオスで、これならアルビノのメスを用意すればいいだけ。まぁ家にいるやつを使えばいいからウチに話が来たのですが。

かと思ったのですが、半年程度育てていて問題が。どうも成長がよろしくない。食べてはいるが、ぐんぐんは伸びていかない。
というのも、ダニとかのチェックというか、いるかわからないのでフロントラインでの処置とかはしていましたが、あまりに小さいので、駆虫はどうするかな、と思いつつ様子見していたのですね。

賭けに外れたというか、これは寄生虫とかがいるパターンかな、、、ということで、原虫、線虫あたりの駆虫薬を投与したり紆余曲折あったりしたのでした。

(ここから一年くらい経過・2017)

さて、一年ほどが経ちました。初動の遅れから、すこし伸び悩んでいる気はするものの、成長してはいます。模様のコントラストのはっきりした綺麗なアルビノですね。オスなので、そこまで大きく育てる前に使うこともできるでしょう。でも、最初のこともあったし、二年ではなく、しっかり三年は様子を見ることにしたのでした。

(あっという間に時間は過ぎて2020)

成長したアルビノを見て、管理人はふと思いました。

ふーむ……( ー̀_ー́ )……

ところで管理人はその当時、アルビノのメスを一匹しか持っていませんでした。ヘテロはいたんですけど。
とりあえず、その雌とペアリングをしたのですが、残念なことに、この年は卵詰まりになってしまい、卵は取り出せて、メスは回復したのですが、しかし来年にもう一回チャレンジというのは難しいな、と思いました。
(だいたいこれが九月ぐらい)

ヘテロのメスはいたのですが、ただ、この時点で、管理人は、ヘテロではなくてホモのアルビノを使いたいなぁ、と思っていたので、困りました。

そこで、アオダイショウで有名なD-Reptileさんにメールをすることにしました。氏にはアルビノのアオダイショウを預かってる話をしたこともあったし、T+アルビノのヘテロを売ってもらったこともあったし。なので経緯と理由を説明し、九州のアルビノの相手にアルビノの当年でもイヤリングでも、メスで手放していいものがあったら売ってほしい、とお願いしたわけです。
この時点で、メスの育成のために追加でもう数年かかる可能性もありました。
同氏に連絡をしたのには幾つか理由があって、お店で売っている由来の良くわからない育ったアオダイショウは使いたくなかった。もしもそれなりのサイズで入手できるとしても素性が明らかにでなければならないし、もし大きい個体を入手できるなら、まだペアリングしたことのないメスが欲しかったのです。

すると、同氏はなんと、それなりに育って来年または再来年には使えるかもしれないぐらいのサイズの個体を譲ってくれるというのです。管理人はこれ幸いと、うち一匹を九月下旬に譲ってもらったのでした。だいたいのちの成功の半分は同氏のおかげですな。

そしてそこから、最適環境を用意(広いケースで温度勾配も万全)して、12月まで一生懸命、餌をやって少しでも大きく育てたりして迎えました2021年!

メスは使えるサイズには仕上がりましたので、なるべく春から餌をよく与えてからペアリングに挑みました。

上がオスで下がメス。これはペアリング用のケース。チップなのはそのときどきでいろいろ使うからというだけ。チップではなくクッキングペーパーを使うこともあるし。

そして、

ヽ(´▽`)ノ♪♪♪

ついに足掛け五年目にして、良さそうな卵を得ることに成功! 初産でしたが卵の数は六個で、色艶も完璧です。まぁ、このメスを育てたのは殆んどD-Reptilesさんですが、最後の半年は管理人が育てたし冬眠させたのも管理人なのでちょびっとは貢献してるし良しってことにしましょう!(笑)

あとは孵化を待つだけの簡単なお仕事ってものですよ。

わーい、孵化し

( ゚д゚)!?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)!?!?!?!?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシ

  , .
(;゚ Д゚) …?!?!?!?!