コモド島旅行記第三回/旅行記、一枚ずつだと10年かかっても終わらないなぁということに前々から気づいてはいたけど、まぁなんとなく一枚ずつ出していたのだけど、別に意味があってやってた訳じゃないから何枚も一気に出して行こうと思った回
そんなわけで、今後、トップページが重い日がありますよー。今回は2MBぐらいあります。でもですね、海外のブログで一つの記事に一気に150枚ぐらいを表示しているページを見て、なんかこう「ブロードバンド以外はもう知らないよ」って感じが新鮮だったので、真似をしてがんがん行きます。記憶ではISDNの知り合いが見ていたような記憶がありますが、ご容赦ください。なにしろこのサイト、ADSL1.5MB以上を五年ぐらい前から推奨していますし・・・。
ていうか、此処最近の更新ペースだと本気で十年どころか百年かかるから!<毎日書けや
さてそんなわけで、ガイドのヴィクターに案内されてリンチャ島に上陸した管理人さんは、青空の下、取り敢えず、入り口となる集落を目指して乾燥しきった大地の上を歩いておりました。道の終わりに、集落の入り口が見えます。そのあたりにガイド小屋みたいなところがあり、そこから森へ入るのです。
…………果たして見られるのか………見られなかったらどうしよう………ここまで乾燥しているのは予想外………もっと早くに来るべきだったかなぁ……………むぅ…………と、思っていたそのとき、ガイドのヴィクターが言いました(前回の写真からものの数分後)。
「おお、あそこにコモドいるよー! コモド、コモド!(英語です)」
「ええっ!? ど、どこに!?(謎の言語。聞こうとしてくれる人には、カタコトの英語に聞こえるかもしれない)」
「あそこー、木の下。水たまりがあるところ(英語)」
「…………おおぅ? (←木のところまで近づき、木陰を覗き込む)」
おや…………?
…………確かに、いますな。
………………………………いや、いるんですが…………ええと…………これは、コモドドラゴンだよねぇ?(この島に他にオオトカゲはいないし………)
…………………………………………な、なんでしょう…………これから探すぞ!と意気込むより前に目の前に出てこられると、なんか、こう、感動とかそういうのがないっていうか…………玄関開けたら向かいの家のブロック塀の上に鎮座する野良猫みたいに現れられても…………………
…………微妙に釈然としない。っていうか、これから数時間、リンチャ島の道を歩き回る覚悟を固めたところだったのです。それが、ガイドと合流するよりも前、その道程が始まるよりも前に、こうして見られてしまうというのは………いや、集落の中で見られるかも、というのは期待していたけど、集落より手前ってのは、完全に予想外………
しかしまぁ、それは贅沢というものでしょう。取り敢えず見られたのですから、ここは喜ぶべき!と気持ちを切り替え、写真を撮影します。木陰な上に遠いので撮りにくいけど。
ただ、この個体、そんなに大きくない。小さいわけではないけれど、この程度なら、マレーシアで見たミズオオトカゲのほうが大きかったし、円山動物園で見たもののほうがもっと大きかったような気がする。でもまぁ、見たことに違いはないので、これで「出掛けた上に見られなかった」というのは回避できました。同行氏も巻き込んでの旅行なので、ほっと一安心です。
そんなわけで、無事に管理人はコモドドラゴンを見られたのでした。めでたしめでたし。
………いや、流石にこれで終わりではないってか、まだネタはあるので、続くのではないかと?
木陰の水たまりで(もはや、水たまりの跡だろうか)、蝶が給水しているところ。泥には色々な生き物の足跡が刻まれているのが見て取れる。ただ、蝶の足跡を見ることはできない。