管理人が好んで使っているエアダスターにスプレーノズルを接続した散水用スプレー(水道直結)ですが、一年経たずに壊れちゃいました。といっても、壊れることは予想の範囲ではありましたが。

 壊れたのは弁の部分のバネです。レバーが弁に接続されているシャフトを押すことで経路が通じてエアが、この場合は水が通るのですが(ちなみに、ボタン式ではなくレバー式のほうが押しやすいし調整が利くのでレバー式にすべき。ただしレバーが錆びやすいので、塗装するなど対策はしておきたい)、レバーを放すとバネにより戻されて弁が閉じます。

 このバネが錆びてしまったわけですな。ちなみにある日握ったとき、ぱきっと行って戻らなくなる感じな壊れかたでした。
 最初、使うに当たって分解してみたときに見た感じ、硬鋼線のクロムメッキあたりっぽかったので(正確なところは分かりませんが)、どれぐらいで錆びるのかな、と思いながら使っていました。メーカーにしてみれば「いや空気を通すものだから水通さないでよ…………」というところでしょう。

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 というわけでバネを交換。(下のが錆びたバネ。よく錆びております)
 線径0.7mm外径7.5mm長さ23mmのSUSのバネを購入。サンハヤトのハヤコートを吹き付け乾燥させること三回。その上で、アルミダイカストの本体と接触する部分には、シリコンを約1mmの厚さにポリプロピレン製品に塗ってかためてつくったシート状のシリコンを丸くカットしたものを埋め込み、バネと直接接触しないようにします(バネにシリコンで貼りつけてもいいかもしれないけど、めんどうだったのでw)。緩衝材でもあり、塗装が剥げるのを防いでくれるかな、ということ。

 うーん、こうしてみると、やっぱり本体はアルミダイカストではなくて、ポリアセタール製のほうが良かったのかなぁ(あっちがどういう構造なのか知りませんが)。でもこれは以前も書きましたが、通水している水の温度を感じながらやりたいという理由がいちおうあるんですよね………というわけで、さてさて、今回のはどれぐらいで壊れるのかな。三年ぐらいは保って欲しいところです。

 なんにせよ、やはり水道からチーズで分岐したところにボールコックなりなんなりを付けて、その上でチューブに接続し、使わないときはちゃんとコックを閉めておくことが大切ですね。コック閉め忘れて、置いておいたスプレーが何かの拍子に落ちた衝撃でハンドルが押された瞬間にバネが破損したら、それはもう…………………