アンバー／Amber
Amber＝Hypomelanistic+Caramel
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Amberは英語で琥珀、或いは翻って、琥珀の色を指す。琥珀は樹液が化石となったもの。一般的には透明な黄褐色をしているが、幅広い濃淡のものが存在する。紅茶やウイスキーの色を琥珀色の、という表現をすることがあるが、紅茶は葉の種類によって色合いに幅があるものの、琥珀のほうも濃淡に幅があるので、どのような紅茶の色であっても、琥珀色の、と表現しても誤謬にはならないのかもしれない。そう考えると便利な表現ですね、琥珀色。玉虫色的な？
比重は宝石としては軽く、水に近い。場所によっては海岸で拾えたりすることもあるとか……（北欧とか）。余談だが、コペンハーゲンには宝石店の二階に作られた琥珀博物館というところがあり、虫入り琥珀とかが展示されていて、小規模ながら面白いので、行く機会があったら訪れてみるのがオススメです。
さて、その名を冠するHypomelanisticとCaramelの二重劣性遺伝表現形であるこの品種は、やや名前負けしている感もあるが、基色は黄色系の品種で、斑紋内部は飴色、黒色色素が全体に薄く乗ることから、Butterよりも黄色の自己主張が薄くなり、全体的に淡い色調になる美しい品種である。
作出経緯にもよるのだろうが、管理人が今までに入手したものは、どれも、やや消化能力が弱い印象があったので、初期の餌遣りは小さいサイズから無理をせずに与えて行くのがよいだろう。薬指程度のサイズになれば弱さは無くなるので、以後はさほど気にしなくてもよい。Amelanisticは一種類しかないが、Hypomelanisticには幾つかの種類がある為、昨今積極的に、Caramelとの組み合わせが作出されている。
最初に作出されたのは1995年、Caramelの最初の作出者でもあるRich Zuchowski氏の手によるものとされる。経緯はCaramelの項目参照のこと。
関連品種
Caramel／キャラメル
Butter／バター
Amber／アンバー
Gold Dust／ゴールドダスト／
Hypomelanistic／ハイポ