ラヴァ/Lava
Lava
ラヴァ、或いはラバ、ラーバ、ラーヴァ。お好みに。管理人は表記はラヴァ、発音はラバだったり<好い加減さここに極まれり
Snake Alive!のJoe Pierce氏により、三番目に固定されたHypomelanistic/ハイポメラニスティック。作出と検証の経緯を、同氏自身が語った2003当時のLogは現在でもネット上で参照可能で、本頁はそれを参考にしています(まんま英訳しただけとも云う<ぇぇぇ。いや、っていうか、このサイト自体が、殆どそんな感じんじゃないかな(苦笑))
Transparent Hypo Okeetee Corn/トランスペアレント・ハイポ・オケーティと当初呼ばれたこの変異は、名が示す通り、同氏が飼育していたOkeetee Corn由来のコロニーから発見され、固定されたもの。同氏がこのコロニーを入手したのは1992年の事だが、もともとは1980年代後半に捕獲されたものであったとのことである。戻し交配などを経てこの変異を複数個体で固定することに成功し、その特徴から、Transparent Hypo Okeetee Cornと名付けた。更に、それを他品種との交配に用い、Iceを含めた幾つかの多重劣性遺伝表現形が作出されている。Okeetee由来というところがSunkissedと同じであったこともあって、一時期は本当に新しい遺伝子であるのかどうか物議を醸し、幾人かのブリーダーの手で検証が為されることになった。
検証手順は、後述の通り。2002年にメスのTransparent Hypoと、オスのHypomelanistic-A(同氏の言葉を借りるならば"Regular" Hypo)にてブリーディングを試み、得られた卵、十数個全てから、通常色のものが生まれたという。そこで、同氏はSunkissed(=Hypomelanistic-B)の作出者であるKathy Love女史に連絡をとり、イヤリングのメスを二個体入手し、2003年にこれらのメスとTransparent Hypoのオスとの間で交配を試み、片方のメスから卵13個を得、そこから孵化した個体すべてが通常色になったことから、Transparent Hypoは、Hypomelanistic-A("Regular" Hypo)とも、Sunkissed(=Hypomelanistic-B)とも異なる、新しいHypomelanisticであると結論付けたという。
更に、2004年度には他のブリーダーの手により、それぞれのHypomelanistic、及び、Ultra ( Ultra Hypo)、検証中のHypomelanistic等との交配検証が為され、それらの子すべてがノーマル形質を示した。これにより、他のHypomelanisticとは異なるHypomelanisticとして広く認知されるに至った。
独特の美しさを持つ品種で、長年虚弱さが抜けなかったが(2005年ぐらいの時点では、飼えないという事はないが、実際のところ弱かった)、2010年現在出回っているものは、十二分飼育できるようになってきているようだ。もっとも、消化能力が高いとまでは言えないので、小さい餌を与えるスタイルが基本となるところは変わらないが。
過去のラヴァは、もう飼えないこと甚だしくて話にならないというレベルだったとか、成体になるまで他品種より余分に一年を要するとか、色々あったが、そういった事例は、もう懐かしむ話なのかもしれない。
Lava | ||||
baby | baby |
Transparent Hypo? Blue Ice?
(LastUpdate:(2010/12/05))