ホワイトアウト／White-Out
＝Amelanistic+Anerythristic-B+Bloodred ( Diffused +Select )
Blood RedにAmelanisticとAnerythristic-Bを導入したもの。ホワイトアウトとは、山で、吹雪や霧により視界が閉ざされてしまった状態を指す用語。自分の位置も分からなければ、周囲に何があるのかも分からなくなってしまう。濃霧でもホワイトアウトと言うが、この場合は吹雪（ブリザード）の発展系という意味での”ホワイトアウト”、なのだろう。
この品種の先がまだあるのか、それとも、意味のない品種だったな………止まりなのかはまだ何とも言えないが、取り敢えず外見はブリザードとさして変わらないので、ブリザードが好きならブリザードを飼育しておけば良いのではないか、という意見もある。ただ、どうやら殆どの個体で模様が完全に消失した純白の個体に仕上がると考えて良いようで、そういう意味では品質にばらつきが生じてしまったブリザードよりも確実に白くなるという点にメリットがあると言えるかもしれない。ただ、作られてからまだ年数は浅く個体数も少ないので、単純にまだ模様や黄色味が残ってしまう個体が見出されていないだけという可能性は残っているが。
作出の方法によるものか、それともこの品種がデフォルトでこうなのかは判然としないものの、管理人が入手したものに就いて言えば、飼い心地はちょっとシビア。コーンスネークの中ではやや難易度高めレベル。ブリザードの中の弱い個体と同じぐらいか、それより弱い場合もあるかもしれない。
ただ、昨今はそこまで難しくもないらしい。管理人が入手した個体は五年育成しても成体にならなかったが、成長は遅い傾向があるものの、それはブリザードと同じ程度のレベルであって、此処まで遅いのは普通ではないそうだ。真っ白な品種が好みで、飼育技術にそこそこ自信があるならば、選択してみるのも一興かもしれない。
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