玉蜀黍畑の唄/CornSnakeSongs

iconシンダー/Cinder

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 FloridaKeys諸島及び半島南部(Lower Florida)に棲息するKeys Cornsnakeは、遺伝子解析の結果、大陸の個体群との間に断絶がないとして亜種ではなくなったが、外見的に特徴的であることもあって、飼育シーンでは依然として分けて考える人も少なくない。
 また、分ける分けないは別として、オケーティやマイアミのように、この地域のものを、嘗ての名称、ロージィラット(rosaseaという亜種名だった)や、"rosasea"という個体群、品種として捉え、コーンスネークの一品種として品種改良の中に組み込もうという取り組みも為されている。

 それらKeys Cornsnakeの中から見つけ出されたとされる変異遺伝子が、灰(石炭の燃えかす)を意味するCinder
 Ashyとも言われ、オリジナルを固定したRich Zuchowski氏はAnerythristic-Cと区分した(ただし、これはAnerythristicではないのでは、とも云われている。Lavenderが、Anerythristicとはされないように。正確なところはよくわからんです)

 Keys Cornsnakeの系譜だけあって、一般的なコーンとは印象がかなり異なる。ハッチリング直後には赤は皆無だが、成長するに従い、本来赤が入るブロッチの部分に滲み出るように赤が入るようになる。腹部は破線のストライプが二本走る独特なもの(但し、ストライプ以外にも点が散る)。 

(LastUpdate:(2009/11/22))