玉蜀黍畑の唄/CornSnakeSongs

iconオパール/Opal

iconOpalLavender+Amelanistic


Opal

 蛋白石と名付けられた品種。蛋白石(オパール)には大別して、オパール最大の特徴であり魅力である遊色効果(プレイ・オブ・カラー)を持つPrecious Opal/プレシャス・オパールと、不透明で遊色効果のないCommon Opal/コモン・オパールの二種類がある。本種のオパールが、どちらのものを聯想して名付けられたのかは分からない。

 遺伝子としては、Lavender/ラベンダーとAmelanistic/アメラニスティックのコンビネーションだが、透明な乳白色の肌表面より僅かに下に、淡く橙色から桜色が浮かぶものから、真っ白なものまで様々な種類がある。この辺りは、おそらくハイポラベンダーがそうであるように、コットンキャンディ調になるものであれば赤味が出て、そうでないクラシックな雰囲気のものがベースであれば白くなるのだと予想するのだが、正確なところは分からない。

 ハイポラベンダーがそうであるように、オパールも、橙色が良いという意見もあれば、いや白いのが良いじゃないかという意見もあるようで、このあたりは好みだと思うが、ブリーディングするにあたっては意識しておかないと、好みのものが産まれてこないので、注意する必要はあるかもしれない。

 余談だが、色が出るものも、出ないものも、産まれた直後はそんなに差はない気がする。ずっと白いものについては分からないが、橙色が出るものでも、生後直後はあまり色がないものと、生後から色が薄っすらとあるものと二通りいる。後者のほうが色がより鮮やかに入るかというと、雌雄差による偏りもあるようで、一概にはそうと言えないのではないかという気がするが、まぁつまるところ詳細はよく分からないのでありました。

 何となくだが、多くのラベンダー品種がそうであるように、幼蛇時から最終的な状態を見極めることは難しいように感じる(というか、管理人は見分けが得意な品種などありません)。

Oparl
(LastUpdate:(2009/05/02))